前回同様、最初は待合室に通され、そこで検温、連絡先の記入、オーダーを取られ、席へ。今回は2人掛けテーブルへ。テーブルセッティングしてあり、着席すると、それほど待たずにスープが出されます。コンソメスープ。澄んだお味で美味しい。すーっと浸みていく感じ。
続いてオードブル。ロースハムとスモークベーコン。ハム、柔らかい、とろける感じ。ベーコンはスモーク臭は弱いけど、独特の味わいで美味しい。いずれも自家製との事。
続いてサラダ。サラダは、まぁサラダでした(笑
お待ちかねのステーキ。ハンバーグ同様に付け合わせはポテトとニンニクのみ。ステーキソースをかけないタイプ。鉄板は熱々。凄い肉厚。柔らかい。ヒレ肉なので脂は多くないはずなんだけど、それでも凄いジューシー。美味い、本当に美味いしか言えない。
鉄板に残った脂で、ハンバーグの時と同様に炒めご飯を作ってくれます。大盛りも追加料金で可ですが、普通盛りでお願いしました。この焼き飯がまた美味い。熱々をフォークですくっていただきます。味付けも脂の量もドンピシャ。具材は卵と刻みタマネギかな、これだけで言う事なし。付け合わせのキュウリのピクルスは甘めの味付けで、箸休めになります。
最後にデザートとコーヒーが出てきて終了。デザートは今回は抹茶アイスの黒蜜かけ。飲み物はコーヒーか紅茶で、ホットかアイスを選べますが、私はホットコーヒー。アイスも自家製で、けっこうあっさりした味わい。肉料理の後ですから、こってりしたデザートはしつこいから、丁度良い。コーヒーは、まぁコーヒーでした。こちらも渋めの淹れ方ではなく、あまり自己主張してこない印象なのは、肉の余韻を残すためにあえてそうしているのかな?
今回も満腹、大満足でした。
一皿ずつ出てきますが、皿を空ける度に間髪入れずに皿を下げ、すぐに次の料理が運ばれてくるので間延びすることがありません。ここらへんは店員さんの目配り気配りの賜物。
加齢によって食べる量が減っているので、無駄にデカい肉よりも、少量でいいので本当に美味しい肉を食べたい、という私のニーズにまさにピッタリでした。少量と言ってももちろん、そこそこのボリュームはありますが。なんと言っても、肉が厚い。もうこれだけで夢心地です(笑
だいたい時間のかかる食事の時は、気が散ってあれこれ関係のない事を考えたりしながら食事をするものですが、この店は本当に食事に集中できます。それくらい美味しい。もう一口毎、一噛み毎に「美味い、美味い」しか出てきません(笑
AセットとBセットの違いをうかがったところ、肉の量は同じですが、部位が違うとのこと。Bセットの部位は、もっと中心の柔らかいところだそうな。本日のAセットは日高見牛のヒレと教えていただきました。日高見牛は以前、他のお店でもいただきましたが、美味しさが全然違います。こっちのが100倍美味い。
昼食に3,630円なんて贅沢極まりないですが、むしろ3,630円でこんな満足感の高い食事ができるなんて安いものだと思いました。そう思っちゃうと、金銭感覚が狂うきっかけかもしれないけど(笑
満足度というなら、顧客満足度も高い。充実した至福の一時を過ごさせていただきました。接客も申し分なく、あっと言う間の1時間でした。そう、なんだかんだで食事に1時間かかるんだよな、時間に余裕がないと楽しめない店です。あと懐具合にも余裕がないと(笑
そのぶん、満たされた気持ちにさせられます。
Aセットで放心状態になるくらい満足しているのに、これでランクがあがったらどうなるんだろう?あぁ禁断の誘惑がぁ(笑
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