久留里城跡の雨城八幡神社です。雨城(うじょう)とは久留里城の別名です。
<薬師曲輪跡>
雨城八幡神社はほぼ山頂に位置する薬師曲輪跡に鎮座しています。
城跡の神社というと、城の鬼門に祀られたことに始まるとか、城主の氏神とかを想像してしまいますよね。しかし、残念ながら現地に御由緒や説明板は見当たらず、創建時期や歴史等は分かりません。御祭神が八幡神であることは間違いありませんね。
<久留里城本丸跡>
久留里城を居城とした里見氏は、清和天皇から始まる源氏の新田氏一族の分家です。その里見氏が、源氏の氏神八幡神を祀ったのが雨城八幡神社のはじまり?とはどこにも記されていませんが、素人会社員の城巡りですので、そうだったら良いなぁと勝手な想像を膨らませて楽しんでまいりました。
<八幡宮>
根拠を示せず恐縮ですが、現地で似たようなことを思う方がいてくれたら嬉しいです。
最後にまともな話を
久留里城がなぜ雨城と呼ばれているかだけご紹介しておきます。
<雨城の説明板>
こちらは山を登る途中で撮影した説明板です。以下に転記させて頂きます。
『久留里城のことを、雨城とも言います。「築城後、三日に一度の割合で、雨が降ったので、雨城と言うようになった」と、古書「久留里記」に記されています。』
とのことです。
■訪問:雨城八幡神社
(久留里城薬師曲輪跡)
[千葉県君津市久留里]字内山
■参考及び出典
雨城に関する説明板
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