<牛込見附跡>うしごめみつけ
牛込見附はいわゆる「江戸城三十六見附」のひとつ。江戸城から神楽坂などを経由して板橋方面に向かう道筋に目を光らせる役割を担いました。
<石垣>
石垣はそのなごりということですね
<説明板>
親切な説明がなされています。石垣に関するところを抜粋させて頂くと『江戸城外郭門のひとつである牛込見附の一部です。 江戸城の外郭門は、敵の進入を発見し、防ぐために「見附」と呼ばれ、足元の図のように二つの門を直角に配置した「枡形門」という形式をとっています。』と記されています。
<桜と石垣>
私の訪問は3月中旬の日曜日です。東京の桜のピークはまだ先ですが、ここだけ桜が見頃となっていることを知り、外出ついでに立ち寄りました。予想以上に人が多く、人の姿を避けて撮るのに苦労しました。先ほどの説明板によれば、むかしは周辺に楓が植えられ、秋になると紅葉が見事だったようです。
<牛込橋>
見附前の橋は見附とセットと言って過言ではありません。かつての牛込橋はその役割を担っていました。
<神楽坂>
牛込橋を渡って坂を下れば神楽坂です。人気の街ですので、人通りも多い訳ですね
江戸城牛込見附は、徳島藩主であった蜂須賀忠英によって建設されました(1636年)。蜂須賀?そう、ひいじいさんは秀吉に仕えたあの蜂須賀小六です。元服に際し、忠英は松平の称号を受けています。見附解体の際、石垣の角石に蜂須賀忠英を示す松平阿波守の文字が見つかったとのこと。石垣そのものが何よりの証拠となったわけですね。
<駅前>
牛込見附跡は飯田橋駅から徒歩0分
<ホーム>
ホームからも石垣が見えています
■訪問:牛込見附跡
[東京都千代田区富士見]2丁目
■参考及び抜粋
・現地説明板(千代田区)
・Wikipedia:2023/3/29
お城巡りランキング
2023年03月29日
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