<天地人主従像>
米沢藩の初代藩主・上杉景勝と重臣・直江兼続が並んで立つ銅像。NHK大河ドラマ「天地人」の放送後に、米沢城本丸跡に設置されました。
「天地人」が放送されたのは2009年。家臣として上杉家に仕え、上杉謙信の後継者である景勝を支え続けた直江兼続の物語でした。個人的にはまだ記憶に新しいですが、もうかなりの時間が経過したようです。
<直江兼続>なおえかねつぐ
兼続の左手には「愛」の前立ての兜。当時話題になりましたね。
いまさら言うまでもありませんが、天地人、つまり「天の時・地の利・人の和」は、孟子に記されもの。戦略が成功するための3つの条件を表したものですが、これは戦に限らず、さまざまなことに当てはまるのではないでしょうか。
3つとも重要ですが、孟子によれば「人の和」が最も大切ということになります。
天の時は地の利に如かず
地の利は人の和に如かず
上杉謙信がこれを引用した言葉を残したことから、謙信亡きあとの上杉家を描いた物語のタイトルに成りえたわけですね。
<上杉謙信像>
上杉家にとって絶対的存在です
あの大河ドラマから10年以上過ぎています。当時と比べて、世の中はどうなっているのでしょうか?身の回りのことはどんどん便利になっているのに、殺伐とした話や不穏な動きが多くなったと感じざるを得ません。
天の時 地の利 人の和
むかし覚えたこの言葉が、最近になって改めて大切なことのように思えてなりません
ということで
米沢城本丸跡の景勝・兼続主従像を見て、久しぶりに天地人について考えてみたという内容でした。会社員の拙ブログにお付き合い頂き、ありがとうございます。
令和4年8月
■訪問:天地人主従像
米沢城本丸跡(松が岬公園)
[山形県米沢市丸の内]
2022年08月31日
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