新型コロナウイルスの新規感染者数が激減した2021年11月初旬、毎年恒例にしている米沢へ行ってきました。といっても日帰りです。
<米沢駅構内>
あら、牛さんの場所が違うな
いも米沢駅のホームで出迎えてくれる米沢牛が、改札付近に引っ越していました。しかもマスクをしています。
<2020年11月撮影>
もともとはこの場所でした。『つばさ』を下車して米沢で最初に会うのがこの牛さん。いつもそのパターンでした。
あまり意識していませんでしたが、今回ブログにまとめるにあたって改めてよく見ると、米沢牛の幟には『米沢牛銘柄推進協議会』と記されています。漠然と観光協会のような団体が設置していると思っていましたが、ちょっと違うようです。米沢周辺の牛が全て米沢牛を名乗れるわけではなく、飼育に一定の要件を満たした上で、この協議会が認定した黒毛和牛だけが米沢牛とされています。味そのものだけでなく、こういった厳密さの裏付けがあるからこそ、三大和牛の一つに数えられるのですね。
<米沢牛>
後ろ姿も立派
ちなみに
三大和牛というのは定義がやや曖昧で、米沢牛と神戸牛(兵庫県)・松阪牛(三重県)・近江牛(滋賀県)の4銘柄が、各々で三大和牛を名乗っているとのこと。どれも名の知れた銘柄ですし、四大和牛とした方がすっきりしますね(事情も察しないで適当に言っています)。
さてさて
それではいつもの場所へ
<米沢城本丸跡>
毎年来ているので、活動的に観て回るというわけでもなく、休養のつもりで訪問しました。
コロナの影響で何かと行動が制約され、気分や体調が優れないという方、結構多いのではないでしょうか。災難が直接降りかからなかった人でも、漠然とした不安にいつも晒されていたら、知らず知らずのうちに本来の調子が出なくなっていることもありますよね。
そんな自分をちょっとリセットしたい。読書でも映画鑑賞でもなんでも良いのですが、外出自粛がある程度は許されるようになったいま、日常とは異なる場所へ移動してしまうという方法もあるような気がします(もちろん人によります)。温泉旅行やグルメ旅行、あるいは久しぶりに故郷を訪ねるとか、リセットできる環境は人により異なりますね。私の場合、それがここ米沢というだけです。
<謙信公御堂跡>
米沢城下を見下ろせる場所。かつて上杉謙信の遺骸を納めた御堂があった場所です。
<語り継がれる人たち>
厳しい環境下で必死に生き抜いた偉人たちゆかりの地。人が長く語り継ぐには訳があり、それを感じるためだけに今年も足を運びました。
今年は昨年以上にコロナウイルスに起因するストレスが蓄積される一年だったのではないでしょうか。夏頃の爆発的な感染拡大と比較すると、もう第6波は来ないで、このまま収束するのではないかという期待も膨らみます。しかし、なぜ新型コロナの新規感染者数が激減したのかさえ明確になっていません。引き続き一定の緊張を保ち、その時を待ちたいと思います。
<米沢駅>
また来ますよ
<米沢牛>
次回はマスクが外されてますように!
令和3年(丑年)11月
お城巡りランキング
2021年11月23日
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