門が閉ざされているのを初めて見ました。考えようによっては貴重な経験です。
2021年の年末には1日数百だった新型コロナウイルスの新規感染者数が、あっという間に10万人を突破しました。オミクロン株は、それ以前とは比較にならない感染力のようです。猛威を振るう第6波はいつまで続くのでしょうか。
<お知らせ>
浜離宮はコロナの感染拡大防止のため臨時休園。期間は1月11日から『当面の間』とのこと
当面の間…
はい
趣旨は理解できております。
<浜離宮恩賜庭園>
徳川将軍家の庭園だったことで有名な浜離宮。正面入り口は城門そのものです。実際に江戸城の出城的な性格も有していたと考えられています。
<大手門橋>
海に架かるこの大手門橋を渡ると、待ち構えているのは石垣に囲まれた方形の区画。かつての枡形門です。今は石垣だけですが、昔は櫓門が設けられていました。
<石垣>
立派な隅石です。これだけでも見る価値があります。さぞ立派な枡形門だったのでしょうね
<閉門>
まぁもともと来るものを拒むための施設です。その役割を存分に果たしているというわけですね。ただ、閉ざされる理由が理由だけに寂しい光景です。
ということで
防ぎ手の激しい抵抗にあうわけでもなく、見えない敵のせいで退散となりました。
<帰路>
江戸時代に海を埋め立てて造った人工の島です。護岸の石垣を横目に帰路につきました
<裏門>
当然ですが、こちらも閉ざされていました
<護岸工事中>
いま防潮堤を改良工事しているとのこと。海水がここで堰き止められていました。白鷺の姿が見えます。田舎で育ったので見慣れていますが、なんだか少し物悲しく映ります。
<海面を飛ぶ白鷺>
ちょっと近寄りすぎたのか、白鷺は去っていきました
白鷺が飛ぶ姿を見るのは
幸運の兆し
そんな話を思い出しました。
本当にそうなりますように。
2022年(令和4年)2月
■訪問:浜離宮恩賜庭園
[中央区浜離宮庭園]1-1
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--------追 記--------
浜離宮については別途投稿させて頂いております。古い記事ですがよかったら覗いてみて下さい。
【画像】
【投稿】2017年11月15日
【タイトル】
海の出城・親子二代の夢の跡
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