2022年06月19日

東京ガス本社の石垣

今回は東京ガス本社の敷地に佇む石垣の話です。

Rock-Wall-Tokyo-Gas.JPG
立派です!


Tokyo-Gas- Building.JPG
場所は港区海岸。浜松町駅から徒歩で5分程度と言った方が伝わり安いでしょうか。道路から既に石垣が見えています。

Tokyo-Gas-Garden-Entrance.JPG
あくまで会社の敷地ですので、正面入り口は「関係者以外立ち入り禁止」となっています。ただ石垣がある辺りはこんな感じになっていて、来る者を拒んでいる雰囲気はありません。東京ガスさんのご厚意と思われますので、訪問する方はぜひ節度を守って頂きたいと思います。

さてさて

Relocated-Wall.JPG
むかしの石垣の石材が積んであると聞いて訪問しましたが、正直に言うと、もう少しラフな状態で積んであるのかと思っていました。専門家ではありませんが、石垣について多少の知識はあるので、モンクの言いようがない積み方に驚かされました。

Wall-Stone-Base.JPG
根石からしっかりと

Stone-Wall-Sumi-Ishi.JPG
隅石はもちろん、隅脇石もしっかりと

なんだか最初からここにあったかのような堂々とした佇まいです。


Tokyo-Gas-Ishigaki.JPG
石垣の前に説明板が設置されています。少ない情報のまま来てしまったので大変助かりました。

Stone-Wall-Information.JPG
管理者は東京ガスさんですが、港区教育委員会さんにより解説がなされています。単なる展示物ではなく史跡ですね。せっかくですので、文をそのままご紹介させて頂きます。
『ここに復原されている石垣は海岸1丁目特定街区建設工事の際に発堀された石垣を保存のために移築したものです。石垣が発堀されたこの地は、旧芝離宮恩賜庭園に南接し、江戸時代前半(17世紀の後半)に埋立てられた築地で、永井佐渡守や丹波左京太夫の屋敷あるいは松平越前守陣屋として用いられたものです。保存された築地石は、築地の北側と東側の護岸用に使われていました。』

江戸時代に屋敷などが建ち並んでいた埋め立て地の「護岸用の石垣」だったわけですね。そして発掘された石材を保存のためにここに移築した。丁寧な説明に納得して現地を去りました。

Hydrangea-and-Stonewall.JPG
ちょうど紫陽花も見ごろでした

■訪問:江戸時代の石垣
(東京ガス本社の石垣)
[東京都港区海岸]1-5-20

■参考及び出典
現地説明板(設置:東京ガス)
・東京都港区教育委員会

posted by Isuke at 22:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 城跡[都内]
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