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2020年12月13日

岡崎公園(岡崎城跡)の徳川家康しかみ像

本日放送のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』(第36回「訣別」)では、上洛途上にある甲斐の武田信玄が、浜松の徳川家康に攻めかかっている様子が充分すぎるほど伝わってきました。が、家康は登場せず!戦況の報告のみ!残念です!この時の武田信玄対徳川家康の戦い(三方ヶ原の戦い)は、武田軍が約2万7千に対し徳川軍は約7千。織田信長からの援軍3千を含めても徳川方は約1万でした。数で勝る武田軍ですが、家康の居城・浜松城への城攻めは行わず、三方原の台地へおびき出してから野戦で完膚なきまでに徳川・織田の連合軍をたたきました。家康は多くの優秀な家臣を失うこととなり、本人も命からがら浜松へ逃げ帰りました。

<顰像>しかみぞう
shirononagori501 (2).jpg
家康が逃げ延びた先は浜松城ですが、こちらの画像は家康生誕の地である岡崎城(岡崎公園)にて撮影したものです。有名な肖像画『徳川家康三方ヶ原戦役画像』をモチーフに造られた家康像が展示されています。

shirononagori501 (1).jpg
惨敗した直後の姿です。この時31歳。家康は無謀な戦い方をして大敗した自分の姿を描かせ、その後の教訓としたとされています。家臣の犠牲を代償に生き延びた敗軍の将です。この失敗を生涯忘れず、のちに天下人と成るわけですね

『三方ヶ原の戦い』は、三河一向一揆伊賀越えと並んで徳川家康の三大危機とされています。『麒麟がくる』の主役はあくまで明智光秀ですが、これまで脇役としての家康も要所要所で上手く描かれてきました。新たに登場した武田信玄の迫力も良かったので、ちょっとだけ、ホントにちょっとで良いので、その武田に挑み、負けるとはいえ奮闘する家康及び家臣団の姿が見たかったですね。

ということで
期待して『麒麟がくる』を観ていたが、家康の出番はなかったというお話でした。こんな思いつきの投稿にお付き合い頂き、ありがとうございます。

shirononagori501 (3).jpg
岡崎公園には立派な家康像もあります

■画像撮影:
岡崎公園(岡崎城跡)
[愛知県岡崎市康生町]


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タグ:愛知
posted by Isuke at 21:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 城跡[中部]
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