<顰像>しかみぞう
家康が逃げ延びた先は浜松城ですが、こちらの画像は家康生誕の地である岡崎城(岡崎公園)にて撮影したものです。有名な肖像画『徳川家康三方ヶ原戦役画像』をモチーフに造られた家康像が展示されています。
惨敗した直後の姿です。この時31歳。家康は無謀な戦い方をして大敗した自分の姿を描かせ、その後の教訓としたとされています。家臣の犠牲を代償に生き延びた敗軍の将です。この失敗を生涯忘れず、のちに天下人と成るわけですね
『三方ヶ原の戦い』は、三河一向一揆・伊賀越えと並んで徳川家康の三大危機とされています。『麒麟がくる』の主役はあくまで明智光秀ですが、これまで脇役としての家康も要所要所で上手く描かれてきました。新たに登場した武田信玄の迫力も良かったので、ちょっとだけ、ホントにちょっとで良いので、その武田に挑み、負けるとはいえ奮闘する家康及び家臣団の姿が見たかったですね。
ということで
期待して『麒麟がくる』を観ていたが、家康の出番はなかったというお話でした。こんな思いつきの投稿にお付き合い頂き、ありがとうございます。
岡崎公園には立派な家康像もあります
■画像撮影:
岡崎公園(岡崎城跡)
[愛知県岡崎市康生町]
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