<旧二之丸東二之門>
この門は復元ではなく、現存する名古屋城の城門です。もともとは二ノ丸に設置されていましたが、昭和47年に本丸跡に移築されました。重要文化財です。門の形式は高麗門。城好きが高麗門と聞けば、櫓門とセットの枡形虎口を想像するのではないでしょうか。その想像であっているようです。
<説明板>
説明板が設置されています。そのまま転記させて頂きます。
『本来は東鉄門(ひがしくろがねもん)という二之丸東の枡形外門で、現在の東門の東側にあった。昭和三十八年(一九六三)、二之丸に愛知県体育館が建設されるにあたり解体され、昭和四十七年に現在地(本丸東二之門跡)に移築された。平成二十二年から二十四年にかけ解体修理された。』
ちょっとややこしい話ですが、現在は本丸の東二之門の位置に移されたかつての二ノ丸の東二之門ということですね。櫓門は残っていませんが、二ノ丸に設けられた枡形のなごりです。
この門をくぐった先に見どころが多いことから、わりと素通りしてしまう人も多いのではないでしょうか。現存する貴重な城門です。当ブログがきっかけで、足を止めてくれる方がいれば幸いです。
■訪問:旧二之丸東二之門
(名古屋城本丸跡)
[愛知県名古屋市中区本丸]
■参考及び抜粋
Wikipedia:2022/10/15
現地説明板
お城巡りランキング
タグ:愛知