2022年10月12日

清正石(名古屋城)加藤清正が運んだとされる巨石

今回は名古屋城に石垣に用いられている巨石の話です。その名も清正石。呼び名の通りで、加藤清正が運んだ石とされています。

<清正石と説明板>きよまさいし
Kiyomasa-stone.JPG
表面積は畳で十畳ほどとのこと。説明文をそのまま転記すると『名古屋城で最大の石垣石材。ここ本丸搦手枡形の石垣は黒田長政の担当であったが、巨石であるがゆえ普請の名手加藤清正が積み上げたと伝えられ、清正石と呼ばれてきた。』とのこと。搦手(からめて)ですから、正門以外の出入り口といった感じでしょう。付近の工事そのものは黒田長政が担当したようですね。この石だけは清正が積み上げた?

よくわかりませんが、後世の作り話というお話もあります。では清正は何もしていないのか?といえばそうではなく、天守台の石垣を担当していました。ちゃんと持ち場が決められていたわけですね。メンバー全てをご紹介はしませんが、元豊臣家臣団、つまり築城を命じた徳川家康にとっての外様大名たちだったようです。

<加藤清正像>
Kiyomasanoishibiki-nagoyajo.JPG
こちらは清正石の近くに設置されている清正公石曳きの像。清正が巨石の上にのって、石を運ぶ人たちを鼓舞している姿です。清正石そのものは、どうも黒田長政の手によるものと考えた方が良さそうですが、言い換えられてしまうあたりが、加藤清正の人気ぶりを表しているような気がします。

Kato-Kiyomasa-Nagoyajo.JPG
清正は戦場での武功だけでなく、新田開発や治水工事でも実績を上げた武将。そして城づくりの名手と言われ、あの熊本城の改修者にも名を連ねます。名古屋城の築城の際も、現場で重要な役割を担っていたわけですね。

ということで
名古屋城の清正石のご紹介でした。

honmaru-higashininomon.JPG
清正石は本丸東二之門付近です

■訪問:清正石
[愛知県名古屋市中区本丸]

■参考及び抜粋
現地説明板



お城巡りランキング
posted by Isuke at 22:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 城跡[中部]
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/11631477
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
検索
記事ランキング
[アクセスランキング]
  1. 1. 上杉謙信の軍旗 毘沙門天と懸かり乱れ龍
  2. 2. 関東の連れ小便・政宗白装束の舞台 (石垣山城)
  3. 3. 伊達家上屋敷跡 政宗終焉の地
  4. 4. 火の玉不動 大宮宿の水路と刑場のなごり
  5. 5. 岡崎城のなごり
  6. 6. 浜松城の野面積み
  7. 7. 若き家康が生涯の教えを得た大樹寺(岡崎市)松平家菩提寺
  8. 8. 北条早雲騎馬像(小田原駅西口)早雲の「火牛の計」
  9. 9. 内匠頭御預かりの田村家のルーツ(田村右京太夫屋敷跡)
  10. 10. 犬山城のなごり
写真ギャラリー
カテゴリーアーカイブ
最新記事
プロフィール
Isukeさんの画像
Isuke
もともとは無趣味の仕事人間。土日は家でゴロゴロ。本ブログは、そんな男が急に城跡巡りに目覚め、てくてくと歩き始めた記録です。
プロフィール

お城巡りランキングに参加中 [参加させて頂いた雑誌]

クルマで行く山城さんぽ100 絶対インスタにアップしたい「絶対見たい名城」30選 (CARTOP MOOK ACTIVE LIFE 009)

[当サイトお勧め本]

小説上杉鷹山 (集英社文庫) [ 童門冬二 ]