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2021年03月17日

世界初の攻撃用ヘリコプターの改良機!AH-1S・コブラ/朝霞市

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こんにちは!

本日は朝霞市の陸上自衛隊広報センターに展示されている「AH-1S・コブラ」について詳しく紹介していきたいと思います!

「AH」とはAttack Helicopterの略、つまり「AH-1」は攻撃ヘリコプターの1型ということですね!

それに改良を加えたものが「AH-1S」なのであります!
AH-1S

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「AH-1S」の前衛となった「AH-1」はゲリラ戦が激しく膠着状態だったベトナム戦争の地上戦において大いに役立ちました!

上空から接近して火力弾圧できる攻撃ヘリコプターの必要性は高まり、1977年には性能を強化して対戦車能力を付与した「AH-1」の改良機「AH-1S」が誕生したのです!
機体構造

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乗員は2名、上昇限度は5000mで最高速度は256km、戦闘時の被弾を避けるために機体はシャープな造りとなっています!

操縦席は前席に射撃手、後席に操縦手が登場しますが、前席は副操縦手も兼ねており後席の操縦手が操縦できなくなっても対処できるようになっております!

12-army.JPG

機体の左右に配置されている短翼には70mmロケットポッドやTOW対戦車ミサイルランチャーが搭載されており、ロケット弾1発の威力は25mプールを面弾圧できるほどの火力を誇ります!

73号機以降の機体には前方監視赤外線装置が付いており、夜間の戦闘能力も確保されています!
実用化、老朽化、旧式化への懸念

7-army.JPG

戦闘ヘリの代名詞となったAH-1の改良機、AH-1Sは日本国内でライセンス生産されたこともあり、2000年までには軍用装備品として90機生産されました。

しかし戦闘ヘリによって脅威となる地対空ミサイルの急速な進化によってAH-1Sの生存性が危ぶまれるようになったのです!

適切な状況下で発射された場合、ほぼ命中する地対空ミサイルを持った軍隊を相手にAH-1Sを投入することはほぼ自殺行為、さらに老朽化が進んでいたこともあってAH-1Sの後継機にAH-64D「アパッチロングボウ」が選ばれました!

そのAH-64Dもボーイング社がブロックUの生産終了を発表したため部品供給を前提としたライセンス生産が不可能となり、13機で調達を打ち切ることに・・・退役の迫るAH-1Sは後継機が決まらないまま運用を続けることとなってしまったのです!
まとめ

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時代の変化に対応できないまま現在も数を減らし続けていくAH-1Sですが、優れたセンサーを持つため災害派遣時には偵察や監視作業に一役買っていたんですよ!

2019年3月の時点でAH-1Sの保有数は55機にまで減っています。

後継機が決定したらもっと減ることが予想されるので、上空を飛んでいるのを見かけたら目に焼き付けておいたほうがいいかもしれません!!




倉埼玉雄
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