2021年05月04日
【霧島神宮】 鹿児島県霧島市の神社
霧島神宮(きりしまじんぐう)は
鹿児島県霧島市霧島田口にある神社。
延喜式内社の論社であり、旧社格は官幣大社
由緒
天照大神の御神勅を戴いて、
三種の神器と稲穂を捧持して高千穂峰に天降りまして
天壤無窮の皇基を建てられた日本の肇国の祖神
瓊瓊杵尊を主祭神として奉斎しています。
旧記によると欽明天皇の御宇(540年)、
はじめ高千穂峰と火常峰(御鉢)との中間、
脊門丘に奉斎されていましたが、御山の噴火のために悉く 炎上し、
村上天皇の天暦年間(950年)天台宗の僧である性空上人が
高千穂河原に再興奉還しました。
また、文暦元年(1234年) の大噴火により、社殿、僧坊寺が災禍に遭い、
田口の待世の行宮に250年間奉斎されました。
その後、真言宗の僧 兼慶上人が藩主 島津忠昌公の命をうけて
土御門天皇の文明16年(1484年)に社殿等を再興しています。
そののち、別当寺 華林寺からの失火により全焼の厄に遭われたのを、
第21代藩主島津吉貴公の寄進により正徳5年(1715年)に重建されたのが
現在の御社殿です。
御祭神
主祭神
天饒石国饒石天津日高彦火瓊瓊杵尊
(あめにぎしくににぎしあまつひこひこほのににぎのみこと)
相殿神
木花開耶姫尊(このはなさくやひめのみこと)(お后)
彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)(御子神)
豊玉姫尊(とよたまひめのみこと)(御子神のお后)
鸕鶿草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)(御孫神)
玉依姫尊(たまよりひめのみこと)(御孫神のお后)
神日本磐余彦尊(かむやまといわれひこのみこと)(御曽孫神)
御利益
商売繁盛、厄払い、家庭円満などの様々なご利益があるとされていて、
夫婦神とその御子神、御孫神夫婦が祀られていることから、
縁結びや子宝、他に珍しいものとして、
姑嫁問題のご利益があるそうです。
鎮座地
鹿児島県霧島市霧島田口2608-5
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