2021年03月12日
【大村神社】 長崎県大村市
大村藩の居城であった玖島城の本丸跡に鎮座する。
旧社格は県社。
江戸時代後期から明治時代初期に流行した藩祖を祀った神社のひとつ。
藤原鎌足・藤原純友・大村歴代の領主・藩主を祭り、
大村公園内に鎮座する神社です。
もともと、文化2年(1805)、藩主大村純昌(すみよし)が、
大村氏の祖と崇める藤原純友とその親族を祭る御霊宮を、
池田山に建立したのが始まりといわれます。
その後、明治3年に大村家歴代の12柱を合祀して、
常盤神社と改称しました。
翌年、廃藩置県によって大村藩がなくなると、
旧大村城下の士族達が発起人となり、
旧領内に呼びかけて常盤神社を旧大村領民全体で祭ることにしました。
しかし、池田山では参拝に不便なため、明治17年解体され、
荒地となっていた大村城本丸跡に移されました。
このときに社名も「大村神社」と改められました。
また、この移転にあたり、
勤皇の功績が大きかった7名の領主は本殿へ、
それ以外の歴代の領主や藩主は本殿脇の別社に祭られました。
大正4年には歴代全領主や藩主が本殿へ祭られることになり、
別社は取り壊されました。
主祭神
大村直澄公、大村親澄公、大村澄宗公、
大村澄遠公、大村純興公、大村純弘公、大村純熈公
配祀神
大村家の祖とされる藤原鎌足公、藤原純友公を始め
その他の領主、藩主36柱
●玖島稲荷神社
伏見稲荷大社より第16代大村藩主純伊(すみこれ)公が
1480年に大村領の守護神として分霊を受けたことに始まります。
元三城城址に「稲荷神社」と称して鎮座していたが、
明治41年(1908年)に遷座された。
御利益
商売繁盛、五穀豊穣、家内安全、諸願成就など
鎮座地
長崎県大村市玖島1丁目34−1
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