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2011年09月25日
「メカニック」見てきました
 3連休映画三昧計画の第三弾。男気あふれる熱血漢から(以前の「ロシアン・ルーレット」では)小悪党までを演じるジェイソン・ステイサムが殺し屋役を演じるこの映画、否応なしに期待も高まります。



 あらすじは完璧な仕事をこなす殺し屋、アーサーが組織の裏切り者であると同時に恩人であり、30年来の友人でもあるハリーを暗殺するところからストーリーが始まります。ハリーの死後、資産などが処分される中、彼のドラ息子・スティーブはアーサーが父の敵である事を知らず、弟子入りを志願します。

 やがて力をつけてくるスティーブ。全てを知っているアーサーと組織の人間。2人の危うい関係はいつまで続くのか。

 既に恒例(と思う)の【感想:Start】〜【感想:End】の間にネタバレの可能性があります。

【感想:Start】

 この映画はほとんど予備知識がないまま、予告編すら見ずに映画館に行ったのは正解でした。

 今年に入って殺し屋、もしくは殺人者が主人公の映画を何本か見ましたが、殺しの方法がスマートできちんとしたポリシーのあるという点では1番の映画でした。

 主人公のアーサーはターゲットを如何に自然な死に見せかけて殺すか、如何に疑いがかからないように殺すかに重きを置き、完璧に仕事をこなします。

 そんな彼に技術を授け、多くの仕事を依頼してきた友人でもあるハリーの暗殺指示を受け、それを引き受けるアーサー。ハリーはアーサーを信用したがため、まんまと術中にはまり最期を迎えます。逆を言えば、前述の様な美学の持ち主であるアーサーには強烈な呵責が残ります。

 そこに現れたスティーブ。贖罪の意味もあってか、相棒を持たない主義でありながらも彼の弟子入りを認めますが、最初は到底殺し屋修行とは関係の無い指導をします。が・・・逆に殺し屋の非情さが後に分かります。これはちょっとやられました。

 そんでもって新米の殺し屋、スティーブ。どうしようもないダメっぷりが見事に描かれていますが、最後は一人前に成長していきます。物語のラスト近くになると、2人のコンビネーションが鮮やかになり、最後の殺しのシーンは・・・冒頭の美学なんかどこに行ったの?ってくらいにやりっぱなしの虐殺。まぁ、映画としてはこの様な展開もなきゃ盛り上がらないんでOKとしましょう(笑)。

 そしてクライマックス。殺した友人とその息子であり弟子への呵責と、プロとしてのポリシー・・・さすがにネタバレを警告していても、これはどちらに向かうかを書くのは無粋ですね。

【感想:End】

 最後に。映画の感想シリーズでネタは充実してますが、本日放送された「ガチ相撲トーナメント」の柳龍拳氏の相撲、十分楽しめました(笑)。まぁ、二度と登場しないでしょうが。



「メカニック」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

メカニック@ぴあ映画生活

{a8.net http://tenant.depart.livedoor.com/t/asahirecord/item5459655.html?lid=af0501}{a8.net http://tenant.depart.livedoor.com/t/asahirecord/item4047945.html?lid=af0501}{a8.net http://tenant.depart.livedoor.com/t/asahirecord/item5202525.html?lid=af0501}



2011年09月25日
「サンクタム」見てきました
 3連休映画三昧計画の第二弾。洞窟探索をテーマにしたこの映画、感想としては「よくぞ21世紀にこのテーマを蘇らせた!」と。まさに現代版の「ポセイドン・アドベンチャー」「タワーリング・インフェルノ」って言う感じ。

 同時にベタ過ぎる親子の確執と和解、そして息子の成長を描くシーンも、ストーリーの流れに上手く乗っているために鼻を突くこともありませんでしたが・・・いや、ホント前世紀の王道ストーリーに3Dが乗っかり、懐古的にはならずに安心感を持って見られました。




 巨大洞窟を探査中、地上を嵐が襲います。地中深くで活動中には影響がないと思いがちですが、降った雨水が洞窟に流れ込み、逃げ場のない水底となってしまいます。しかし、地上への行く手を巨大な落石が阻み、出口が保証されていない未調査のエリアからの脱出を試みる、と言うストーリー。

 それでは【感想:Start】〜【感想:End】の間にネタバレありなんでご注意を。

【感想:Start】

 まず、何度も書きますが持論として、映画を見るのにどこまで入り込めるか?と言う部分が重要と考えています。で、この映画もそもそもの事件の発端である降雨はある程度予想されたもの。腰をすえて調査をするつもりなら・・・と言うか、映画の舞台となった洞窟の奥に行くまでに同様の危険は回避する術はあったはず。なんで下手すりゃ全滅って状況になったんでしょう?ココがちょっと入り込めなかったけどなぁ。

 ただ、そう言う状況となってからのストーリーは納得の上で見ていくと、なかなかシリアス。生き残るための非情な決断など、なかなかえげつなく割り切れないと言う人もいるんでは無いかと言うシーンもありました。(実際、主人公も同じように非情な決断を下す父への反感を強めます)

 そして地下世界のスペシャリストである主人公の父の指示(アドバイス)を受け入れないメンバーが出てきたり、別行動を取ったり、そして一人ずつ脱落する者が出てくるなど、「ポセイドン・アドベンチャー」を髣髴とさせる流れがあります。


 まぁ、ちょっとした矛盾として、真っ暗なはずの洞窟で妙に明るかったり、終盤で空の見える場所でオイルが手に入ったんなら狼煙を上げるなどの方法はなかったのか?そもそも潜水病に罹るほどの深さに素人が初トライで潜れるの?などの疑問もありましたが、それは言わないルールかな。

 で、キャメロン監督の3Dって事で「アバター」と比較しそうになりましたが、ストーリーも王道っぽい感じで安心して見られ、映像の美しさなど3Dである必要は?って感じになりました(笑)。

【感想:End】

 最後に。物語の最後に誰が生き残るのか?何人生き残るのか?を想像しながら見るとして、CMのワンシーンなんかもネタバレの一種にならんのか?と言う思いになりました。


PS)明日は「メカニック」、明後日は「アジョシ」の予定!


「サンクタム 3D」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

サンクタム@ぴあ映画生活

{a8.net http://www.dmm.com/mono/dvd/-/detail/=/cid=n_619dvfs13}{a8.net http://redirect.shoppingfeed.jp/nikkai.xi/redirects/?pid=2300&icd=1125}






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