Elwood覚書（ブログ版）

　興味がなかったんでまったく見ていませんでしたが、世界陸上って今日で終わったみたいですねぇ。独占中継の権利を手に入れたんで当たり前なんでしょうが、ＴＢＳはずっと世界陸上をやってたおかげで、レギュラーで見ていた番組がお休みになってて残念でしたが…

　今日のサブタイトルは「ゴリ押し＆嫌なら見るな」です。

　私が記憶する一番古いテレビ局のゴリ押しといえば、やはりフジテレビですが「優駿」って映画の宣伝が酷かったですねぇ。1988年に公開された映画ですが、フジテレビの開局30周年記念で作られた映画だったこともありますが、当時人気だった「オレたちひょうきん族」でもこの映画をモチーフにしたコントをやっていました。

　記憶に頼っているのでそれ以前にも同様の事例があったかもしれませんし、アニメやドラマの映画化となると、当然放送局は力を入れて宣伝するのも当たり前。それはとやかく言えないでしょう。

　さらに言えばドラマの宣伝などで、ドラマとは直接関係無いはずのワイドショーで撮影裏話やバラエティ番組で宣伝以外に興味のないゲストの出演なんかはチャンネルを変えてしまいますが、これらは正に「嫌なら見なきゃ良い」って対応です。

　しかしこれらの映画やドラマのゴリ押しも数週間から長くても2ヶ月程度ガマンすればＯＫですが、今回の韓流についてはスパンが長すぎる。

　そう、「ゴリ押し」の不快感は、その競技に興味のない人にとっての世界陸上や世界水泳、プロ野球中継やゴルフ中継などを例にすれば分かると思いますが、これらも当然、好きな人がいるんで大人なら飲み込むもの。ゆえに飲み込める程度のものなら「ゴリ押し」とは言わないか（笑）。

　さて、「嫌なら見なきゃ良い」って発言、ある程度は理解できますが、度を過ぎればオール・オア・ナッシングの偏った考え方。8割方許せるけど、2割に不満がある場合、その不満を口にした時に「不満があれば…」って言われてもねぇ。（彼氏に対する不満を口にした友だちに「分かれちゃえ！」ってすぐ言い出す女友達みたいなヤツ）

　そこで「ゴリ押し」「見なきゃ良い」の最たる例が引退した島田紳助さんの番組。何度も取り上げていますが、「新撰組-リアン」は酷かった。そして彼らの特集みたいなコーナーになったらチャンネルを変える。と、裏で面白そうな番組をやってて…次からそっちを見るようになる（笑）。

　まぁ、本当に人気があるのなら、そうやって私が抜けた視聴者枠に、ごり押し対象のファンが入るんで、プラスマイナスでプラスになるはず。コレを韓流に置き換えると、韓流が嫌で離れた視聴者数よりも、韓流支持で増えた視聴者数が多ければ問題ないはず。デモなんて、相手にされなかった男が狙った女に対してストーキング行為に似た感じはありますが…

　やっぱ結論として、どこまで行っても「嫌韓」要素を排除してこの問題は語れない。それはフジテレビが「韓流推し」に加えて「反日」と言われても仕方ない放送をしていた様ですし、この事実に目をつぶっては正確な分析は不可能ですねぇ。

　先日書いた「女子フィギアでの表彰式のカット」について調べたら、キム・ヨナ選手が優勝した際は表彰式の入場から韓国の国歌までノーカット＆ウィニングランまで放送したのに、浅田・安藤両選手の優勝の時にはカット。更には「とくダネ！」で浅田選手の優勝にケチつけてるし…これ、韓国が不快に思うことをカットし、喜ぶ事を放送したと嫌韓厨に言われても、私には諭す言葉がありません（笑）。

　単に韓国を持ち上げるだけの報道姿勢なら、ここまで騒動は大きくならなかったはず。

　で、このシリーズもいい加減、長くなりすぎました。書いてる最中にイロイロと状況も動いてきていますし、あと１回ぐらいで自分の考えをまとめたいと思っています。

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