2011年09月01日
フジテレビ抗議デモ考察(その3)
今日のサブテーマは『天に向かって…』とでもしておきましょう。
懐疑論者と呼ばれる方(自称を含む)の集まる場所で議論されるかと思った今回のデモ。ロクな検証もせずに「嫌韓のバカどもでしょ?」で結論付け、「嫌なら見なきゃ良い」とした彼ら。問題のある番組を放送したのなら別だけど、そうじゃないんだから。「表現の自由」は守られるべきだし…云々。
ここで微妙な言い訳が入っています。「問題のある番組を放送したのなら別だけど」って、デモを起こした人々は問題に思ったから行動に移したわけで、問題意識があるのならそのデモを肯定してもいいはず。もちろん、肯定できないのであれば、その問題意識の誤りを指摘するべきでは?
そしてその指摘は、一昨日の文章の終わりに書いた「無菌室で出来上がった結論」ではダメ。ベストはデモを起こした人たちが「あっ、なるほど。自分らの考えが浅かった!」と“改心”出来るものでしょうが、少なくとも第三者から見ても納得できる(デモ参加者の主張よりも共感を得る)ものでなくてはなりません。
ただし、この指摘はこれから先、自分達に向けられるものにもなります。
つまり、「韓流ドラマ反対ってデモをやらかしたバカども」をピッチリと完封する指摘ではあるが、「超常現象や心霊を肯定的に扱う番組を批判するブログなどを書く賢者たち」には、その正当性を持って跳ね返すことの出来る指摘。
こんな指摘を出せない限り、少なくともこのデモを一笑に付す態度は考え直すべきでしょう。(私?そんな指摘は出来ない愚者ゆえ、賢者の意見を拝聴したかったのですが)
今回のデモについて、懐疑論者と呼ばれる人達はもの凄くいろんな事を考えるきっかけになるはず。そのような問題意識を普段から持っていると思ったんですけどねぇ。
ここで再び「水先案内人」の例えをすると、どうも彼らは「嫌韓水域」には近付く事もタブーにしている様子。まぁ、実際のところはその水域では水先案内人の言うことを聞かない船も多いから座礁する人も多いかと思いますが…
ただ、私の素直な感想です。仮に今回のデモの要因が嫌韓によるもので、自分の嫌っていると言う理由で韓流ドラマの放送を阻止しようと6,000人が集まったのなら、それはとんでもなく深刻な事態です。さすがの私も、全力でデモの批判をします。
この辺りも頭の良い懐疑論者とのズレがありますが(笑)。
さぁ、さすがに書きたいことがいっぱいある上、デイリーで書いている覚書。話が整理されてませんが、次回は私なりの「嫌フジ要素とそれに含まれる嫌韓要素」について。その逆ではありませんから、お間違いなく。
おまけ
フジつながりで(笑)。
夕刊フジが東スポ化? 実は幸福の科学のふんどし担ぎ
http://dailycult.blogspot.com/2011/08/blog-post_2500.html
これは問題のある記事でしょうか?記事を装ったゴリ押し?批判したとして表現の自由は守られるのか?楽しんでる人もいるとしたら?などなど・・・
(つづく)
{a8.net http://books.livedoor.com/item/414565}
懐疑論者と呼ばれる方(自称を含む)の集まる場所で議論されるかと思った今回のデモ。ロクな検証もせずに「嫌韓のバカどもでしょ?」で結論付け、「嫌なら見なきゃ良い」とした彼ら。問題のある番組を放送したのなら別だけど、そうじゃないんだから。「表現の自由」は守られるべきだし…云々。
ここで微妙な言い訳が入っています。「問題のある番組を放送したのなら別だけど」って、デモを起こした人々は問題に思ったから行動に移したわけで、問題意識があるのならそのデモを肯定してもいいはず。もちろん、肯定できないのであれば、その問題意識の誤りを指摘するべきでは?
そしてその指摘は、一昨日の文章の終わりに書いた「無菌室で出来上がった結論」ではダメ。ベストはデモを起こした人たちが「あっ、なるほど。自分らの考えが浅かった!」と“改心”出来るものでしょうが、少なくとも第三者から見ても納得できる(デモ参加者の主張よりも共感を得る)ものでなくてはなりません。
ただし、この指摘はこれから先、自分達に向けられるものにもなります。
つまり、「韓流ドラマ反対ってデモをやらかしたバカども」をピッチリと完封する指摘ではあるが、「超常現象や心霊を肯定的に扱う番組を批判するブログなどを書く賢者たち」には、その正当性を持って跳ね返すことの出来る指摘。
こんな指摘を出せない限り、少なくともこのデモを一笑に付す態度は考え直すべきでしょう。(私?そんな指摘は出来ない愚者ゆえ、賢者の意見を拝聴したかったのですが)
今回のデモについて、懐疑論者と呼ばれる人達はもの凄くいろんな事を考えるきっかけになるはず。そのような問題意識を普段から持っていると思ったんですけどねぇ。
ここで再び「水先案内人」の例えをすると、どうも彼らは「嫌韓水域」には近付く事もタブーにしている様子。まぁ、実際のところはその水域では水先案内人の言うことを聞かない船も多いから座礁する人も多いかと思いますが…
ただ、私の素直な感想です。仮に今回のデモの要因が嫌韓によるもので、自分の嫌っていると言う理由で韓流ドラマの放送を阻止しようと6,000人が集まったのなら、それはとんでもなく深刻な事態です。さすがの私も、全力でデモの批判をします。
この辺りも頭の良い懐疑論者とのズレがありますが(笑)。
さぁ、さすがに書きたいことがいっぱいある上、デイリーで書いている覚書。話が整理されてませんが、次回は私なりの「嫌フジ要素とそれに含まれる嫌韓要素」について。その逆ではありませんから、お間違いなく。
おまけ
フジつながりで(笑)。
夕刊フジが東スポ化? 実は幸福の科学のふんどし担ぎ
http://dailycult.blogspot.com/2011/08/blog-post_2500.html
これは問題のある記事でしょうか?記事を装ったゴリ押し?批判したとして表現の自由は守られるのか?楽しんでる人もいるとしたら?などなど・・・
(つづく)
{a8.net http://books.livedoor.com/item/414565}