2024年01月15日
音なき世界
前回の記事を書いた時点で、
ちょっと気持ちを共有したくて
当の友人に連絡をしてみました。
(数年前になりますが、Facebookで
ウン十年ぶりに繋がることができたのです)
ご無沙汰していたのですが、
快く返事をくれて、『デフ・ヴォイス』が
ドラマ化されていることを教えてくれたり、
コーダを題材にした仏映画『エール!』と
そのリメイク米映画『コーダ あいのうた』の
2本を紹介してくれました。
過去にも手話ドラマはあったようなのですが、
自分が全然テレビを見ないので
まったく知らなくて…ゴメンナサイ。
彼いわく、かつては健常者の
俳優さんが振り付けとしての
少々不自然な手話だったものが、
近年は実際にろう者やコーダの
俳優さんが増えていて、
自然な手話になってきているそうです。
小学生時代の遊び回っている頃には
全然意識することはなかったけど、
彼もコーダであって、
苦労する部分もあったようです。
今にして思えば、彼は子供の頃から
大変表情豊かで魅力的な少年だったのですが、
今にして思えば、日本手話にある
表情表現が影響していたのでしょう。
超久々に会いたくなっちゃいました。
カフェのマスターもしているようなので、
今度名古屋に行くことがあったら、
足を伸ばしてみようかな。
前回記事ではあまり掘り下げませんでしたが、
手話には「日本手話」と「日本語対応手話」
という2種類がある、ということも
『デフ・ヴォイス』のお陰で
知ることができました。
「日本手話」はろう者間で発達してきた
独自の言語体系であり、
「日本語対応手話」は、ろう者と聴者が
会話するために、日本語を手話に
対応させた表現、なのだそうです。
どちらも使っている方がいるし、
さらには方言があったりもして、
一言で手話といっても
お互いが別の手話を使っていて
コミュニケーションがとれないような
ケースも発生するようです。
さらに、世界に目を向けると、
一応国際手話という世界共通言語としての
手話があるようですが、
やはり各国独自の手話がある模様。
国際手話の普及率がわかりませんが、
観光地で情報の取得はできても、
アウトプットに苦労しそう。
今でこそスマートフォンの
多言語翻訳機能などが使えますが、
ろう者の観光客の苦労は
想像がつかないほど大変そうです。
さらに能登のような被災地となると、
バッテリー容量の問題、
ろう者を含めた障がい者を
避難所など受け入れる側の
対応できる体制づくり、などなど
もっと大変になりそうです。
バリアフリーってよく聞きますけど、
建物の段差問題ばかりじゃなくて
こうした障壁がなくなることも
言葉の意味には含まれています。
心のケア問題を含め、
広い意味でのバリアフリーを実現した
日常が戻ることを期待したいですね。
ちょっと気持ちを共有したくて
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過去にも手話ドラマはあったようなのですが、
自分が全然テレビを見ないので
まったく知らなくて…ゴメンナサイ。
彼いわく、かつては健常者の
俳優さんが振り付けとしての
少々不自然な手話だったものが、
近年は実際にろう者やコーダの
俳優さんが増えていて、
自然な手話になってきているそうです。
小学生時代の遊び回っている頃には
全然意識することはなかったけど、
彼もコーダであって、
苦労する部分もあったようです。
今にして思えば、彼は子供の頃から
大変表情豊かで魅力的な少年だったのですが、
今にして思えば、日本手話にある
表情表現が影響していたのでしょう。
超久々に会いたくなっちゃいました。
カフェのマスターもしているようなので、
今度名古屋に行くことがあったら、
足を伸ばしてみようかな。
前回記事ではあまり掘り下げませんでしたが、
手話には「日本手話」と「日本語対応手話」
という2種類がある、ということも
『デフ・ヴォイス』のお陰で
知ることができました。
「日本手話」はろう者間で発達してきた
独自の言語体系であり、
「日本語対応手話」は、ろう者と聴者が
会話するために、日本語を手話に
対応させた表現、なのだそうです。
どちらも使っている方がいるし、
さらには方言があったりもして、
一言で手話といっても
お互いが別の手話を使っていて
コミュニケーションがとれないような
ケースも発生するようです。
さらに、世界に目を向けると、
一応国際手話という世界共通言語としての
手話があるようですが、
やはり各国独自の手話がある模様。
国際手話の普及率がわかりませんが、
観光地で情報の取得はできても、
アウトプットに苦労しそう。
今でこそスマートフォンの
多言語翻訳機能などが使えますが、
ろう者の観光客の苦労は
想像がつかないほど大変そうです。
さらに能登のような被災地となると、
バッテリー容量の問題、
ろう者を含めた障がい者を
避難所など受け入れる側の
対応できる体制づくり、などなど
もっと大変になりそうです。
バリアフリーってよく聞きますけど、
建物の段差問題ばかりじゃなくて
こうした障壁がなくなることも
言葉の意味には含まれています。
心のケア問題を含め、
広い意味でのバリアフリーを実現した
日常が戻ることを期待したいですね。
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