2016年11月03日
在宅ワーク〜woman&crowdがサービス終了します
突然の終了通知
以前ご紹介したクラウドソーシング。
別居して再就職できないうちは、在宅ワークが毎月の収入源としてかなり助かっていました。
先月最後の取引先であるライターの仕事を辞めたので、今は登録のみですが・・・
その仲介で登録していたサービス・・・
そのひとつが「woman&crowd」でした。
その「woman&crowd」が突然、サービス終了を発表。
全ての業務を終了するのが、2017年1月17日ということです。
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ネット上での仕事の危うさ
一時期は3社のサービスを通して仕事をしていた時期もありました。
登録としては5社です。
それぞれ仕事の内容に特徴があります。
資格や高度な技術をもっている人向けの仕事が多いところもあれば、入力程度ができれば大丈夫という敷居の低い仕事が多いところも。
woman&crowdは、完全素人向けの敷居の低い仕事が多く、はじめて在宅ワークをする私にはちょうどいいところでした。
ちなみに、定期的に大量の仕事を発注してもらえる依頼先を他のサービスでみつけたので、メインの仕事はそちらでしていました。
ライターの仕事を始めてからはwoman&crowdでの仕事がメインになりました。
報酬は全額受け取ることはできないようです
在宅ワークを始めて、はじめてわかった在宅ワークの本当のシステム。
どうやってもワーカーが不利な条件と、将来性を見いだせないモヤモヤした気持ちで続けていた私でした。
その不安の一つが、こうやって突然業務を停止されること。
今は、woman&crowdでの仕事は一切やっていませんでしたが、続けていたら面倒なことになっていたはずです。
突然、派遣会社が潰れるようなもの。
ライターとして仕事をしていた会社とは、どのように取引を続けて行けるのか、今後は個人的にやり取りをしなきゃいけないのか・・・やめてしまっている今は、その対応の仕方はわかりません。
もう一つの問題は、報酬が全額受け取れないということ。
現在woman&crowdの私の口座には160円の残高があります。
なぜ、これが受け取れないままになってしまうかというと、振込手数料に300円かかるからです。
振込手数料はワーカーの負担で、三井住友銀行へは100円、その他の銀行(ゆうちょ銀行含む)へは300円。
当然、地方の田舎の住民は三井住友銀行の口座など作る機会もないので、ゆうちょ銀行を使用。
よって、300円以上の金額が口座になければ振り込んでももらえないということです。
160円は流れてしまう報酬ということです。
たかが160円と思うかもしれません。
でも、在宅ワークというのは、その少額を積み重ねていかなければならないんです。
例えば、1000円の仕事をしたとします。
報酬1000円もらえる仕事の内容は、皆さんはどんな仕事を想像するでしょうか?
たぶん、在宅ワークの世界での1000円の仕事は、皆さんが考えるようなものとは違うはずです。
一か月毎日やらなければならない。
文字を80000字リストの中から選び入力しなければならないなど、かなりの作業時間がかかるものばかり。
時給1000円というような感覚とはかけ離れています。
単純に時給にしたら200円以下・・・
そこからシステム手数料が15%引かれますから、もっと下がります。時給170円以下。
しかも、振込手数料の負担まで考えると、そう簡単に報酬を現金化できないことになります。
実際、あまり仕事ができなかった月は振込手数料の負担を考えて受け取りを数か月まとめてするということもありました。
隙間時間にできますというのが、在宅ワークのいいところ。
私も夜中、早朝、パジャマ姿のままでも仕事ができ、その利点は大いに感じることが出来ました。
でもね、全然隙間時間じゃなく、がっつり拘束されます。
それで、やっぱり安すぎるんです。
受け取る時に悲しい気持ちになるし、この仕事は振込手数料分だなぁなんて思うと、何のためにやっているのかわからなくなります。
だから、160円も・・・たかが160円されど160円なんですね。
本当に暇を持て余している人、もしくは、外に仕事に行けない事情のある人のみしかできませんね。
アンケートサイトに登録する感覚で「いつの間にか溜まっていてうれしい!」って程度でいい人も続けられると思います。
そんな文句をいってみても、woman&crowdには愛着がありました。
離婚をする決意をして子供のすべてを一人で引き受けることに決めた時。
とりあえず、収入源として見い出したところが在宅ワークでした。
最初に登録し最初から最後まで仕事をしていたのがここです。
だから、ここでのアンケート程度の軽いものは続けるつもりでしたので残念な気持ちもあります。
でも厳しいことを言うと、その人が得た報酬は全額その人に渡して業務を停止すべきだと思います。
それができませんからご了承くださいねなんて、普通の会社ではありえませんね。
突然の業務停止メールの内容にも誠意が伝わりません。
手数料など取るものはしっかり取るけど、安価な仕事ばかりでワーカー側は儲かった気がしないという・・・
両者が喜べるシステムを作れなかったのが、業務終了の原因なのかもしれません。
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