陣場か…
この付近は徳川家康が陣を張ったと伝わる場所です。家康の小田原出陣といえば、これはもう豊臣秀吉に従って小田原城を攻めた時の話ですね。家康の本陣はもう少し北側(北西)のようですが、徳川軍は約3万もの大軍でしたので、この付近全体に布陣していたのでしょう。
それがそのまま呼び名となっているわけか
陣場とか陣屋といった地名は日本各地にみられます。ただ、まさに徳川家康の陣場跡へ向かって歩いている最中だったので、陣場と記されたバス停を目にしたときは嬉しかったですね。
徳川軍は100日以上この地に留まったと伝わります。主戦場にはなりませんでしたが、それ相応の環境を整えた上で滞在していたのでしょう。バス停のおかげで、そのなごりが漂っているとことを感じることができました。
徳川家康陣場跡として石碑が建てられているのは、お隣のバス停(今井)のすぐ近くです。現在は寿町ですが、むかしは今井という地名だったようです。
陣場跡は今井陣場ともよばれているとのこと。これについては、次の投稿とさせて頂きますので、良かったら覗いてみて下さい。
■訪問:バス停 陣場
(箱根登山バス)
[神奈川県小田原市寿町]5丁目
お城巡りランキング
タグ:神奈川