つわものどもが夢の跡
豊島一族の滝野川氏の城跡を訪問しました。
<滝野川城跡>
滝野川城跡である金剛寺です。王寺駅から石神井川沿いに歩けば到着しますが、結構遠いですね。大人の男の足でも20分以上はかかりますかね。私の場合は歩くことも目的なので、あまり苦にはなりませんでした。
<川沿いの散歩道>
石神井川沿いのこういう景色も好きですし・・・
<カモメ>
さて、到着すると沢山のカモメが出迎えてくれました。カモメというと海のイメージなので、やや戸惑いました。いるんですね、こんなところにも。
<舌状台地の城跡>
滝野川城は石神井川が堀の役割を果たす舌状台地の上にありました。現在の川の姿は、流路が強制された結果ですが、昔はもっとダイナミックに蛇行していたようです。滝野川城は、川に向かって突き出た崖のような場所にあったということですね。三方を石神井川に守られていた。「地の利」はそんな感じでしょうか。
あとは高さですが、見上げるとこんな感じになります。遺構はないと聞いていたので、この高低差と地形を見に来たようなものです。石神井川は今でこそコンクリで固められていますが、渓谷のような状態だったのでしょう。上から見るとそうでもないですが、川面と同じ位置に立つと、コンクリの壁の高さに圧倒されます。
<現地案内板>
滝野川氏は本家である豊島氏とともに太田道灌と戦いますが、敗れて滅亡となります。
(金剛寺前の案内板には源頼朝に関すね記載のみ。ふむふむ…滝野川氏については言及されていません)
ということで、大筋は事前に調べた通りでした。ただ「実感した」ことに意味があったと思います。実感したこと、それはこの城跡の「地の利」にほかなりません。
都内に残る豊島一族が夢の跡
次は赤塚城跡へつづきます
■訪問:滝野川城
( 金剛寺 )
[東京都北区滝野川]
三丁目です。とにかく川沿いを歩くことですね。
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2017年03月04日
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