2015年03月27日
大阪府警察の自転車一斉取り締まり (その2)
2週間ほど前に、大阪府警の「自転車に対する飲酒運転取り締まり」を記事したが、今度は(抜き打ちの)緊急取り締まりを行ったようだ。
参照元:MBSニュース
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自転車による信号無視で死亡した人の数が急増している大阪府で、警察が取り締まりを強化しています。
大阪府内では25日、信号無視や携帯電話を操作しながら自転車に乗る人に対して一斉の取り締まりが行われました。
大阪市西区の交差点でも、2時間で2人が信号無視で違反切符を切られ、7人が警告を受けました。
「これ指導カードということで。気をつけて運転してください」(警察官)
大阪府警によりますと、去年1年間に自転車事故で亡くなった人は34人で、このうち信号無視が原因で死亡した人は5人と、全国ワーストでした。
さらに今年は、信号無視による死者数がすでに6人と、去年の数字を上回ったため、大阪府警は「自転車対策室」を全国で初めて設けるなど、取り締まりを強化しています。
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このような取り締まりの背景は、飲酒運転取り締まり時の記事も書いたとおり、「大阪の自転車事故死全国ワースト1」を受けてのこと。その対策として大阪府警察は専門部署として「自転車対策室」を設けて積極的に自転車に対しる取り締まりを強化している。
普段ならイエローカード(地域によってはレッドカードとも)という自転車違反警告書を渡して注意を促す程度が多いのだが、記事中によれば
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大阪市西区の交差点でも、2時間で2人が信号無視で違反切符を切られ、7人が警告を受けました。
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とあるのでかなり悪質だったのか、それとも警察官に反抗するなど反省が見られず赤切符となった可能性が高い。どちらにせよ赤切符を切る前提で取り締まりを強化していることが伺える。
ちなみにこの赤切符だが、サイクルロードさんのとある記事に寄せられたコメント(交通課の警察官&実際に取り締まられた知人の話)によれば、赤切符を交付されてもすぐには起訴に居たらず、初犯で悪質でない限り簡易裁判所から出頭命令を受けてキツイお叱りや始末書をかされるとのこと。そしてこれらの話から推測すると今後は赤切符の交付は増えるが実際には起訴にはいらなないケースが増えるのではとのこと。赤切符により悪質自転車講習の対象を把握し、受講させるのが狙いではないかとあった。自転車には自動車のような青切符制度が無いので、実質このように扱うことで青切符的な効用を狙うのではないだろうか。
改正道路交通法が施行される6月まであと少しとなった。春になって自転車に乗ろうと思っている人は取り締まりがあるからではなく、安全のために今一度ルールについてよく確認してほしい。
参照元:MBSニュース
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自転車による信号無視で死亡した人の数が急増している大阪府で、警察が取り締まりを強化しています。
大阪府内では25日、信号無視や携帯電話を操作しながら自転車に乗る人に対して一斉の取り締まりが行われました。
大阪市西区の交差点でも、2時間で2人が信号無視で違反切符を切られ、7人が警告を受けました。
「これ指導カードということで。気をつけて運転してください」(警察官)
大阪府警によりますと、去年1年間に自転車事故で亡くなった人は34人で、このうち信号無視が原因で死亡した人は5人と、全国ワーストでした。
さらに今年は、信号無視による死者数がすでに6人と、去年の数字を上回ったため、大阪府警は「自転車対策室」を全国で初めて設けるなど、取り締まりを強化しています。
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このような取り締まりの背景は、飲酒運転取り締まり時の記事も書いたとおり、「大阪の自転車事故死全国ワースト1」を受けてのこと。その対策として大阪府警察は専門部署として「自転車対策室」を設けて積極的に自転車に対しる取り締まりを強化している。
普段ならイエローカード(地域によってはレッドカードとも)という自転車違反警告書を渡して注意を促す程度が多いのだが、記事中によれば
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大阪市西区の交差点でも、2時間で2人が信号無視で違反切符を切られ、7人が警告を受けました。
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とあるのでかなり悪質だったのか、それとも警察官に反抗するなど反省が見られず赤切符となった可能性が高い。どちらにせよ赤切符を切る前提で取り締まりを強化していることが伺える。
ちなみにこの赤切符だが、サイクルロードさんのとある記事に寄せられたコメント(交通課の警察官&実際に取り締まられた知人の話)によれば、赤切符を交付されてもすぐには起訴に居たらず、初犯で悪質でない限り簡易裁判所から出頭命令を受けてキツイお叱りや始末書をかされるとのこと。そしてこれらの話から推測すると今後は赤切符の交付は増えるが実際には起訴にはいらなないケースが増えるのではとのこと。赤切符により悪質自転車講習の対象を把握し、受講させるのが狙いではないかとあった。自転車には自動車のような青切符制度が無いので、実質このように扱うことで青切符的な効用を狙うのではないだろうか。
改正道路交通法が施行される6月まであと少しとなった。春になって自転車に乗ろうと思っている人は取り締まりがあるからではなく、安全のために今一度ルールについてよく確認してほしい。
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