2015年03月14日
大阪府警が自転車の飲酒検問 その背景は・・・
自動車の飲酒検問は一般的だが、自転車を対象とした飲酒検問は珍しい。そんな対自転車の飲酒検問が大阪府警で行われた。
参照元:産経WEST
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飲酒運転、自転車もダメ! 大阪で初の検問、酒気帯びの男性「まあ、いいかと軽い気持ちで…」
自転車による交通事故が全国的に問題化する中、死亡事故の約1割を占める飲酒運転を減らそうと、大阪府警は11日夜、府内65カ所で自転車の飲酒検問を実施した。府警としては初めての取り組みで、全国でも珍しいという。
検問は同日午後8〜10時、キタやミナミといった繁華街など自転車の通行量の多い地点で実施。飲酒運転をしていた60人が口頭での指導、警告を受けた。大阪市中央区の堺筋では、酒気帯び運転として注意された男性が「酒を飲んだが、まぁいいかと軽い気持ちで乗ってしまった。これからはしません」と反省した様子だった。
府警によると、自転車は、乗用車やバイクと同様に道交法で飲酒運転が禁じられている。「酒気帯び運転」なら口頭での注意指導、「酒酔い運転」であれば刑事処分の対象となりうる「赤切符」が交付される。車の免許所有者が摘発されてもただちに影響はないが、常習性があって車の運転も危険などと判断されれば、免許停止になることもあるという。
府警によると、昨年全国で発生した自転車関連の死亡事故は542件。うち57件(10・5%)が飲酒運転で、全体に占める割合は増加傾向にあるという。
こうした状況を受け、警察は、悪質な自転車運転者の取り締まりを強化。今年6月からは、酒酔い運転や信号無視などで3年以内に2回以上摘発された運転者に安全講習を義務づけるなど厳罰化を図った改正道交法が施行される。
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実は大阪は全国でも屈指の自転車事故が多い地域で、昨年は全国ワースト1位の自転車事故死亡率を記録した不名誉な地域である。そのような事態を受けて大阪府警では専門の対策部署として「自転車対策室」を設置。この自転車に対する飲酒検問はその強化した自転車取り締まりの一環であると思われる。
自転車でも飲酒運転になることは結構知れ渡っているが、実際のところは「自転車の場合は検挙されないから大丈夫」と軽い気持ちで自転車の飲酒運転をやってしまうひとが結構いる。検問では2時間の間に60人も警告や指導を受けていることから、事実、数字から見ても飲酒運転の多さが目立つ結果が出ている。
たかが自転車の飲酒運転といえど、その酔いの度合いにもよるがまっすぐ走れなかったり一番問題なのは危険なときに危険と判断して、ブレーキを握れない(急ブレーキをかけれない)あるいは障害物等を回避できない可能性がある点だ。自分自身だけで事故るならまだしも、罪のない歩行者を跳ねたり、車の事故を誘発する事態もありえるので自転車でも飲酒運転はやってはならないのである。
今回のニュースでは大阪府警の話だったが、6月の改正道路交通法を受けて他の地域でも自転車を対象とした飲酒検問が行われる可能性がある。少し前なら自転車に対する法律はあってないようなものだったが、ここ最近では事故増加を受けて全体的に取り締まりが強化される傾向にある。
参照元:産経WEST
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飲酒運転、自転車もダメ! 大阪で初の検問、酒気帯びの男性「まあ、いいかと軽い気持ちで…」
自転車による交通事故が全国的に問題化する中、死亡事故の約1割を占める飲酒運転を減らそうと、大阪府警は11日夜、府内65カ所で自転車の飲酒検問を実施した。府警としては初めての取り組みで、全国でも珍しいという。
検問は同日午後8〜10時、キタやミナミといった繁華街など自転車の通行量の多い地点で実施。飲酒運転をしていた60人が口頭での指導、警告を受けた。大阪市中央区の堺筋では、酒気帯び運転として注意された男性が「酒を飲んだが、まぁいいかと軽い気持ちで乗ってしまった。これからはしません」と反省した様子だった。
府警によると、自転車は、乗用車やバイクと同様に道交法で飲酒運転が禁じられている。「酒気帯び運転」なら口頭での注意指導、「酒酔い運転」であれば刑事処分の対象となりうる「赤切符」が交付される。車の免許所有者が摘発されてもただちに影響はないが、常習性があって車の運転も危険などと判断されれば、免許停止になることもあるという。
府警によると、昨年全国で発生した自転車関連の死亡事故は542件。うち57件(10・5%)が飲酒運転で、全体に占める割合は増加傾向にあるという。
こうした状況を受け、警察は、悪質な自転車運転者の取り締まりを強化。今年6月からは、酒酔い運転や信号無視などで3年以内に2回以上摘発された運転者に安全講習を義務づけるなど厳罰化を図った改正道交法が施行される。
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実は大阪は全国でも屈指の自転車事故が多い地域で、昨年は全国ワースト1位の自転車事故死亡率を記録した不名誉な地域である。そのような事態を受けて大阪府警では専門の対策部署として「自転車対策室」を設置。この自転車に対する飲酒検問はその強化した自転車取り締まりの一環であると思われる。
自転車でも飲酒運転になることは結構知れ渡っているが、実際のところは「自転車の場合は検挙されないから大丈夫」と軽い気持ちで自転車の飲酒運転をやってしまうひとが結構いる。検問では2時間の間に60人も警告や指導を受けていることから、事実、数字から見ても飲酒運転の多さが目立つ結果が出ている。
たかが自転車の飲酒運転といえど、その酔いの度合いにもよるがまっすぐ走れなかったり一番問題なのは危険なときに危険と判断して、ブレーキを握れない(急ブレーキをかけれない)あるいは障害物等を回避できない可能性がある点だ。自分自身だけで事故るならまだしも、罪のない歩行者を跳ねたり、車の事故を誘発する事態もありえるので自転車でも飲酒運転はやってはならないのである。
今回のニュースでは大阪府警の話だったが、6月の改正道路交通法を受けて他の地域でも自転車を対象とした飲酒検問が行われる可能性がある。少し前なら自転車に対する法律はあってないようなものだったが、ここ最近では事故増加を受けて全体的に取り締まりが強化される傾向にある。
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