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2016年06月15日
深川サイクリングロード(深川砂川自転車道)に行ってみた
いつもはダイエットメインで河川敷を走っているが、今回は気分転換にとなり町の河川敷へ行ってみた。
河川を持つ街では河川敷が整備され"通称:サイクリングロード"となっていることが多い。北海道でも札幌市、旭川市など大きな川を持つところは大規模に整備され、サイクリングや散策が可能な道が作られている。ちょっと例外なのは観光で有名な函館。函館は海沿いに面し街が扇状に発展した都市なため内陸の川とは異なりよくある河川敷の走行空間は整備されていない。
話を戻して今回訪れたのは旭川の隣町である「深川市」。深川市にも旭川と同じ石狩川が流れ川沿いは整備されている。名前は「深川砂川自転車道」というもので、実は数年前に訪れた滝川市にもあるサイクリングロードの一部にあたる。今回は始点の砂川からスタートしてみた。
北海道建設部土木局道路課よりサイクリングロードの図面を拝借。スタート地点は右上の「深川橋」付近。
体力のあるサイクリストなら深川まで自走するだろうが管理人は自身がないので途中まで車による輪行を行なった。駐車場は深川市総合体育館がある深川総合運動公園。駐車料金もかからないので手軽だ。ここから自転車を組み立ててサイクリングロードへと向かう。この写真はちょうど「深川橋」から見たものでGoogleマップだとこのあたり
向かって左手の車両通行止めを通り下の道路へとわたる。
河川敷によるある下りをとおる。
先ほどの深川橋が真上に見える。管理人はこういう風景は好きだ。
途中には野球場があったりと河川敷空間を有効利用している。
これを過ぎると中央線入のサイクリングロードが永遠に続く。
途中には車止めが何箇所もある一方で車側は未整備と未完成?な部分が感じられた。自歩道によくある看板は古かったが、ランニング用の案内札は新しくこっちがメインなのだろうか。
しばらく進むと上に登るS字道が。
上に出ると道幅が倍以上広くなった。ここからしばらく走ると下に降りる道が出現してもとの道幅に。これを2回ほどくりかした。
ランニング用の案内札は10km地点まででここから折り返し点となっていた。
10km札からもう少し走ると「妹背牛橋」付近に到着。事前でも調べていたがこのサイクリングロードは未完成でここから迂回路となるようだ。
迂回路の案内札によれば妹背牛橋の向こうに続きがあるらしい。狭い橋を渡り案内の通り向こう側のサイクリングロードを見つけだが、木の枝だらけでパンクのリスクを感じたためここで引き返すこととした。ここまでで11kmぐらい。
というわけで全行程20kmほどのライトサイクリングだったが、サイクリングしているひとがほとんど居なく、ウォーキングが2人、サイクリストも2人程度しかすれ違わなく(土曜の昼間という点もあるが)閑散とした様子だった。街によっては河川敷の走行空間が皆無なところもあるので、勿体無いなぁというのが正直な感想だ。さらに迂回路は国道12号の妹背牛橋を渡らないといけないので初心者にはちょっと怖いかも。この不便で危険な迂回路がこのサイクリングロードの魅力を下げている要因かもしれない。それと比べると札幌や旭川の河川敷&サイクリングロードはとても走りやすいと感じだ。
河川を持つ街では河川敷が整備され"通称:サイクリングロード"となっていることが多い。北海道でも札幌市、旭川市など大きな川を持つところは大規模に整備され、サイクリングや散策が可能な道が作られている。ちょっと例外なのは観光で有名な函館。函館は海沿いに面し街が扇状に発展した都市なため内陸の川とは異なりよくある河川敷の走行空間は整備されていない。
話を戻して今回訪れたのは旭川の隣町である「深川市」。深川市にも旭川と同じ石狩川が流れ川沿いは整備されている。名前は「深川砂川自転車道」というもので、実は数年前に訪れた滝川市にもあるサイクリングロードの一部にあたる。今回は始点の砂川からスタートしてみた。
北海道建設部土木局道路課よりサイクリングロードの図面を拝借。スタート地点は右上の「深川橋」付近。
体力のあるサイクリストなら深川まで自走するだろうが管理人は自身がないので途中まで車による輪行を行なった。駐車場は深川市総合体育館がある深川総合運動公園。駐車料金もかからないので手軽だ。ここから自転車を組み立ててサイクリングロードへと向かう。この写真はちょうど「深川橋」から見たものでGoogleマップだとこのあたり
向かって左手の車両通行止めを通り下の道路へとわたる。
河川敷によるある下りをとおる。
先ほどの深川橋が真上に見える。管理人はこういう風景は好きだ。
途中には野球場があったりと河川敷空間を有効利用している。
これを過ぎると中央線入のサイクリングロードが永遠に続く。
途中には車止めが何箇所もある一方で車側は未整備と未完成?な部分が感じられた。自歩道によくある看板は古かったが、ランニング用の案内札は新しくこっちがメインなのだろうか。
しばらく進むと上に登るS字道が。
上に出ると道幅が倍以上広くなった。ここからしばらく走ると下に降りる道が出現してもとの道幅に。これを2回ほどくりかした。
ランニング用の案内札は10km地点まででここから折り返し点となっていた。
10km札からもう少し走ると「妹背牛橋」付近に到着。事前でも調べていたがこのサイクリングロードは未完成でここから迂回路となるようだ。
迂回路の案内札によれば妹背牛橋の向こうに続きがあるらしい。狭い橋を渡り案内の通り向こう側のサイクリングロードを見つけだが、木の枝だらけでパンクのリスクを感じたためここで引き返すこととした。ここまでで11kmぐらい。
というわけで全行程20kmほどのライトサイクリングだったが、サイクリングしているひとがほとんど居なく、ウォーキングが2人、サイクリストも2人程度しかすれ違わなく(土曜の昼間という点もあるが)閑散とした様子だった。街によっては河川敷の走行空間が皆無なところもあるので、勿体無いなぁというのが正直な感想だ。さらに迂回路は国道12号の妹背牛橋を渡らないといけないので初心者にはちょっと怖いかも。この不便で危険な迂回路がこのサイクリングロードの魅力を下げている要因かもしれない。それと比べると札幌や旭川の河川敷&サイクリングロードはとても走りやすいと感じだ。
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2016年06月04日
自転車の改正道交法から1年が経過…
2015年6月に自転車の14項目の危険行為を盛り込んだ改正道交法が施行され1年が経過した。
管理人も街中を自転車で乗っていると以前よりはルール通りに走る自転車を見かけるようになった気がするものの、依然として違反者はみかけるのが現状である。1年足らずで劇的に改善するとは考えづらいので仕方ない部分だろうか...
そして新聞やテレビ、WEBニュースでもまる1年が経過したことに対する報道があった。2つほどピックアップしてみよう。まずは静岡新聞。
------------------------------------------------------
自転車違反登録499人 制度開始1年で静岡県内
(2016/6/1 11:30)
自転車で危険な法令違反をした人を登録し、違反登録が2回になった場合に講習を課す「自転車運転者講習制度」のスタートから1日で1年。静岡県警の31日のまとめによると、県内で1回目の違反登録をされた人は30日現在、499人(速報値)だった。このうち10代が237人で約半数を占め、高校生が178人と目立った。
2回以上違反を繰り返し、講習の対象になった人はいなかった。
県警によると、499人のうち大半が事故を起こすなどして警察の調べを受けた際に違反登録された。事故形態は、交差点で車両や歩行者と出合い頭に衝突するケースが8割近くを占めた。
違反登録された人を世代別にみると、65歳以上の高齢者が96人、20代が57人、30代が40人。違反の行為別では、一時不停止が247人で最多。前方不注意などの安全運転義務違反101人、信号無視81人と続いた。
一方、この期間の県内の自転車事故は4145件(前年同期比381件減)で、死者は21人(同4人減)だった。
県交通安全対策協議会は同制度や自転車ルール・マナーを伝える副読本6万7千部を作成し、県内全ての中学、高校の1年生に配布する。県警の担当者は「自転車は手軽で便利な乗り物だが、一歩間違えば悲惨な事故につながると知ってほしい」と話した。
------------------------------------------------------
要点を抜き出すと静岡県内で1回目の違反登録(すなわち赤切符交付)をされたのは499人。このうち約半分が10代。違反項目別に見ると一時不停止が最多の247人となっている。管理人も交差点で一時停止しない自転車をよくみかけるが、これはそれが原因で事故となった結果を示している。特に住宅街では建物や塀、木々なんかで左右の見通しが悪い交差点が多い。広い道路ではなくこういった住宅街の小さな交差点での事故ではないかと思われる。
もうひとつは読売新聞。
---------------------------------------------------------
自転車の危険運転、全国ワースト1は… 法改正1年
信号無視や一時不停止など、自転車の「危険行為」を繰り返した人に自転車運転者講習(有料講習)を義務づける改正道路交通法の施行から、6月で1年になる。4月末までに各都道府県警で1万件超の危険行為を確認したが、3分の1を占めてワースト1になったのは、大阪だった。取り締まる府警も頭を抱える。
警察庁によると、昨年6月から今年4月末に講習の対象になった危険行為は全国で1万3455件。大阪は4594件(34・1%)で、東京(3184件)、兵庫(1745件)が続いた。違反別では最多の信号無視が全国で5765件で、大阪はそのうち3074件と半数以上を占めた。
危険行為はどのようにカウントされるのか。まずは、その行為を目撃した警察官が「指導警告」をする。従わなければ、刑事処分の対象となる交通切符(赤切符)を切る。これで一つの危険行為となる。
一定期間に危険行為を繰り返すと、有料で講習を受けなければならない。4月末までに全国で21人が講習の対象になったが、このうち大阪が11人だった。府警によると、今後さらに3人の受講が予定されている。
大阪では男女6人がピスト(競技用自転車)などブレーキのない自転車を繰り返し運転して講習を受けた。府警の調べに「ブレーキを外している方がかっこいいから」などと話したという。府警自転車対策室の居島伸一室長は「急に止まれず、事故のもとになる」と悪質性を指摘する。
一方、昨年8月と今年1月に2度の信号無視を摘発されて講習を受けた70代女性は「左右から車が来なかった。急いでいた」などと理由を説明したという。
---------------------------------------------------------
このブログでも数回とりあげた大阪の自転車に関するものだ。要点は昨年6月〜今年4月までの間に全国で講習対象となった違反行為は1万3455件。このうち大阪は34.1%の4594件と全国最多となっている。また、赤切符2回以上で発動する違反者講習は全国で21件のうち大阪は約半分の11人とこちらもワースト1。自転車にからむワースト1を過去に紹介しているが、今年もその地位はゆるぎなさそうだ。
ということで1年が経過しての実態をニュースから読み取ることができた。14項目の危険行為で摘発された件数は今年4月までに全国で1万5000件ほどあり、34%は大阪。実際は各都道府県の警察署の取り締まり計画、警察官自体のやる気によって差があったり自転車利用者に対して警察官の数も少ないためこれ以上の違反件数はあるとみていいだろう。
1年足らずではすぐに改善しない部分は仕方ないとして、これら原因は幼少からの自転車教育にあると思うので、少なくとも中高では徹底した自転車教育。早い場合は自転車に乗り出す小学校から継続的に自転車教育が必要だと考える。と同時に自転車が走りやすい走行環境(自転車レーン)の整備も必要だ。特に今回の事例でわかった危険行為からの事故を実際の安全教室などでフィードバックできるとより実体的な安全教室につながるだろう。そしてただ上から教えるのではない受けてが自ら考え、「自転車=車両」と認識できるような自転車教育が望ましい部分である。そういった趣旨を反映できる「通学許可としての(独自)自転車免許」は一定効果の事故減少につながり、少しづづだが全国的に増えてきている。少なくとも昔ながらのふんわりとした自転車教育、もしくは何も教わらなかった事が現状のルール違反を招いている部分は間違いないはず。
管理人も街中を自転車で乗っていると以前よりはルール通りに走る自転車を見かけるようになった気がするものの、依然として違反者はみかけるのが現状である。1年足らずで劇的に改善するとは考えづらいので仕方ない部分だろうか...
そして新聞やテレビ、WEBニュースでもまる1年が経過したことに対する報道があった。2つほどピックアップしてみよう。まずは静岡新聞。
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自転車違反登録499人 制度開始1年で静岡県内
(2016/6/1 11:30)
自転車で危険な法令違反をした人を登録し、違反登録が2回になった場合に講習を課す「自転車運転者講習制度」のスタートから1日で1年。静岡県警の31日のまとめによると、県内で1回目の違反登録をされた人は30日現在、499人(速報値)だった。このうち10代が237人で約半数を占め、高校生が178人と目立った。
2回以上違反を繰り返し、講習の対象になった人はいなかった。
県警によると、499人のうち大半が事故を起こすなどして警察の調べを受けた際に違反登録された。事故形態は、交差点で車両や歩行者と出合い頭に衝突するケースが8割近くを占めた。
違反登録された人を世代別にみると、65歳以上の高齢者が96人、20代が57人、30代が40人。違反の行為別では、一時不停止が247人で最多。前方不注意などの安全運転義務違反101人、信号無視81人と続いた。
一方、この期間の県内の自転車事故は4145件(前年同期比381件減)で、死者は21人(同4人減)だった。
県交通安全対策協議会は同制度や自転車ルール・マナーを伝える副読本6万7千部を作成し、県内全ての中学、高校の1年生に配布する。県警の担当者は「自転車は手軽で便利な乗り物だが、一歩間違えば悲惨な事故につながると知ってほしい」と話した。
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要点を抜き出すと静岡県内で1回目の違反登録(すなわち赤切符交付)をされたのは499人。このうち約半分が10代。違反項目別に見ると一時不停止が最多の247人となっている。管理人も交差点で一時停止しない自転車をよくみかけるが、これはそれが原因で事故となった結果を示している。特に住宅街では建物や塀、木々なんかで左右の見通しが悪い交差点が多い。広い道路ではなくこういった住宅街の小さな交差点での事故ではないかと思われる。
もうひとつは読売新聞。
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自転車の危険運転、全国ワースト1は… 法改正1年
信号無視や一時不停止など、自転車の「危険行為」を繰り返した人に自転車運転者講習(有料講習)を義務づける改正道路交通法の施行から、6月で1年になる。4月末までに各都道府県警で1万件超の危険行為を確認したが、3分の1を占めてワースト1になったのは、大阪だった。取り締まる府警も頭を抱える。
警察庁によると、昨年6月から今年4月末に講習の対象になった危険行為は全国で1万3455件。大阪は4594件(34・1%)で、東京(3184件)、兵庫(1745件)が続いた。違反別では最多の信号無視が全国で5765件で、大阪はそのうち3074件と半数以上を占めた。
危険行為はどのようにカウントされるのか。まずは、その行為を目撃した警察官が「指導警告」をする。従わなければ、刑事処分の対象となる交通切符(赤切符)を切る。これで一つの危険行為となる。
一定期間に危険行為を繰り返すと、有料で講習を受けなければならない。4月末までに全国で21人が講習の対象になったが、このうち大阪が11人だった。府警によると、今後さらに3人の受講が予定されている。
大阪では男女6人がピスト(競技用自転車)などブレーキのない自転車を繰り返し運転して講習を受けた。府警の調べに「ブレーキを外している方がかっこいいから」などと話したという。府警自転車対策室の居島伸一室長は「急に止まれず、事故のもとになる」と悪質性を指摘する。
一方、昨年8月と今年1月に2度の信号無視を摘発されて講習を受けた70代女性は「左右から車が来なかった。急いでいた」などと理由を説明したという。
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このブログでも数回とりあげた大阪の自転車に関するものだ。要点は昨年6月〜今年4月までの間に全国で講習対象となった違反行為は1万3455件。このうち大阪は34.1%の4594件と全国最多となっている。また、赤切符2回以上で発動する違反者講習は全国で21件のうち大阪は約半分の11人とこちらもワースト1。自転車にからむワースト1を過去に紹介しているが、今年もその地位はゆるぎなさそうだ。
ということで1年が経過しての実態をニュースから読み取ることができた。14項目の危険行為で摘発された件数は今年4月までに全国で1万5000件ほどあり、34%は大阪。実際は各都道府県の警察署の取り締まり計画、警察官自体のやる気によって差があったり自転車利用者に対して警察官の数も少ないためこれ以上の違反件数はあるとみていいだろう。
1年足らずではすぐに改善しない部分は仕方ないとして、これら原因は幼少からの自転車教育にあると思うので、少なくとも中高では徹底した自転車教育。早い場合は自転車に乗り出す小学校から継続的に自転車教育が必要だと考える。と同時に自転車が走りやすい走行環境(自転車レーン)の整備も必要だ。特に今回の事例でわかった危険行為からの事故を実際の安全教室などでフィードバックできるとより実体的な安全教室につながるだろう。そしてただ上から教えるのではない受けてが自ら考え、「自転車=車両」と認識できるような自転車教育が望ましい部分である。そういった趣旨を反映できる「通学許可としての(独自)自転車免許」は一定効果の事故減少につながり、少しづづだが全国的に増えてきている。少なくとも昔ながらのふんわりとした自転車教育、もしくは何も教わらなかった事が現状のルール違反を招いている部分は間違いないはず。
2016年05月29日
平成28(2016)年の旭川市民サイクリングが6月26日開催
管理人が去年参加した市(スポーツ課)企画のサイクリングが今年も行われる。
この市民サイクリングは、旭川市が市民体育の日の一環として去年行なったものでほかにノルディックウォーキングやキッズバイク体験会なども同時開催だった。今年は中身がグレードアップしノルディックウォーキングとは分離され別開催となっている(ノルディックウォーキングは6月19日、サイクリングは6月26日)。そしてメニューはというと...
-----------------------------------------------------------------
@サイクリング体験会 初級コース25km、中級者コース50km。(各50名)
Aポタリング体験会 散策しながら10km。(100名)
Bキッズバイク(ペダル無し自転車)体験会
-----------------------------------------------------------------
となっている。参加費はサイクリングが500円、キッズバイクは参加費の記述がなかったので無料だと思われる。去年は@の初級コースの設定しかなかったが、それ以上の50kmコースも設定され、自転車の種類やや体力に応じて選べそうな感じだ。去年の場合、ママチャリでも25kmコースは巡航速度も遅く坂もあまり無いのでまぁ大丈夫だったが、申込書を見る限り車種選択欄にママチャリやシティサイクルの記述が無いのでコース的にはママチャリは想定していないのだろうか?あるいはサイクリングということでみんなスポーツタイプを前提としてのかもしれない。
申し込み期日は6月10日。場所は旭川市役所第3庁舎1Fのスポーツ課まで。去年は旭川市総合体育館の体育協会でも可能だったが、今年はスポーツ課のみのようだ。
※2016年6月9日追記
市のホームページでもスポーツ課の告知用ページが作成された。以下に内容を転記する。
----------------------------------------------------------------------------------
旭川市民サイクリングの日
体への負担が少なく、気軽に取り組めるサイクリングを行います。
平成28年度 事業日程
平成28年6月26日(日曜日)小雨決行
サイクリング体験会
サイクリングロード・公道等を走行し、本格的なサイクリングを体験する。
初級者コース(対象車両:ロードバイク・クロスバイク・シクロバイク・マウンテンバイク)
開催期日 平成28年6月26日(日曜日)
会場 忠別川河川敷サイクリングロード、牛朱別川河川敷及び公道
参加対象 小学生以上(小・中学生は保護者同伴)
参加定員 50名
日程 8時30分 初級者コース 受付
9時45分 初級者コース 開会式・注意事項の説明
10時00分 初級者コース スタート
12時30分頃 ゴール
服装 動きやすい服装、ヘルメット、グローブ(手袋)
持ち物 タオル、飲み物、着替え等必要と思われるもの
注意 参加者はヘルメット及びグローブを装着すること。
こまめに水分補給をすること。
中級者コース(対象車両:ロードバイク・クロスバイク・シクロバイク)
開催期日 平成28年6月26日(日曜日)
会場 忠別川河川敷サイクリングロード、牛朱別川河川敷及び公道
参加対象 中学生以上(中学生は保護者同伴)
参加定員 50名
日程 8時00分 中級者コース 受付
9時15分 中級者コース 開会式・注意事項の説明
9時30分 中級者コース スタート
12時30分頃 ゴール
服装 動きやすい服装、ヘルメット、グローブ(手袋)
持ち物 タオル、飲み物、着替え等必要と思われるもの
注意 参加者はヘルメット及びグローブを装着すること。
こまめに水分補給をすること。
ポタリング体験会
自転車に乗ってサイクリングロードをゆっくりと散策しながらチェックポイントを巡る。
開催期日 平成28年6月26日(日)
会場 忠別川河川敷サイクリングロード、美瑛川河川敷
内容 自転車に乗ってサイクリングロードをゆっくり散策しながらチェックポイントをまわろう
参加対象 親子、友達など1チーム4人以内
参加定員 計100名
日程 9時15分 ポタリング体験会 受付
10時15分 ポタリング体験会 開会式・注意事項の説明
10時30分 ポタリング体験会 スタート
12時00分頃 ゴール
服装 動きやすい服装
持ち物 タオル、飲み物、着替え等必要と思われるもの
キッズバイク体験会
ストライダー(ペダル無し自転車)の試乗体験会を行います。
開催期日 平成28年6月26日(日)
会場 市民活動交流センターCoCoDe前敷地及び旭川合同庁舎敷地特設コース
内容 ストライダー(ペダル無し自転車)の試乗体験会を行う。
参加対象 就学前の児童
日程 9時00分 キッズバイク体験 受付(随時)試乗スタート
14時00分 終了
注意 試乗台数及びヘルメット・プロテクターの数に限りがございます。
ストライダー台数に限りがありますので、混雑時は交代での試乗となります。
交代の際はアナウンスをかけますので、速やかに受付前までお越しください。
試乗の際は、必ずヘルメットとプロテクター(両肘・両膝)を装着してください。
----------------------------------------------------------------------------------
となっている。去年の1種類にくらべるとかなりプログラムが充実し、特にポタリングや初級コースなど初心者向けの内容が充実した印象を受ける。旭川市に住んでいて河川敷の走行空間が充実しているのにサイクリングをしないのは勿体無い。特にスポーツタイプを持っている人は気軽に参加してみて欲しい。参加者は基本みんな自転車好きのはず。
※画像は去年の開会式の様子
この市民サイクリングは、旭川市が市民体育の日の一環として去年行なったものでほかにノルディックウォーキングやキッズバイク体験会なども同時開催だった。今年は中身がグレードアップしノルディックウォーキングとは分離され別開催となっている(ノルディックウォーキングは6月19日、サイクリングは6月26日)。そしてメニューはというと...
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@サイクリング体験会 初級コース25km、中級者コース50km。(各50名)
Aポタリング体験会 散策しながら10km。(100名)
Bキッズバイク(ペダル無し自転車)体験会
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となっている。参加費はサイクリングが500円、キッズバイクは参加費の記述がなかったので無料だと思われる。去年は@の初級コースの設定しかなかったが、それ以上の50kmコースも設定され、自転車の種類やや体力に応じて選べそうな感じだ。去年の場合、ママチャリでも25kmコースは巡航速度も遅く坂もあまり無いのでまぁ大丈夫だったが、申込書を見る限り車種選択欄にママチャリやシティサイクルの記述が無いのでコース的にはママチャリは想定していないのだろうか?あるいはサイクリングということでみんなスポーツタイプを前提としてのかもしれない。
※去年の折り返し地点の様子
申し込み期日は6月10日。場所は旭川市役所第3庁舎1Fのスポーツ課まで。去年は旭川市総合体育館の体育協会でも可能だったが、今年はスポーツ課のみのようだ。
※2016年6月9日追記
市のホームページでもスポーツ課の告知用ページが作成された。以下に内容を転記する。
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旭川市民サイクリングの日
体への負担が少なく、気軽に取り組めるサイクリングを行います。
平成28年度 事業日程
平成28年6月26日(日曜日)小雨決行
サイクリング体験会
サイクリングロード・公道等を走行し、本格的なサイクリングを体験する。
初級者コース(対象車両:ロードバイク・クロスバイク・シクロバイク・マウンテンバイク)
開催期日 平成28年6月26日(日曜日)
会場 忠別川河川敷サイクリングロード、牛朱別川河川敷及び公道
参加対象 小学生以上(小・中学生は保護者同伴)
参加定員 50名
日程 8時30分 初級者コース 受付
9時45分 初級者コース 開会式・注意事項の説明
10時00分 初級者コース スタート
12時30分頃 ゴール
服装 動きやすい服装、ヘルメット、グローブ(手袋)
持ち物 タオル、飲み物、着替え等必要と思われるもの
注意 参加者はヘルメット及びグローブを装着すること。
こまめに水分補給をすること。
中級者コース(対象車両:ロードバイク・クロスバイク・シクロバイク)
開催期日 平成28年6月26日(日曜日)
会場 忠別川河川敷サイクリングロード、牛朱別川河川敷及び公道
参加対象 中学生以上(中学生は保護者同伴)
参加定員 50名
日程 8時00分 中級者コース 受付
9時15分 中級者コース 開会式・注意事項の説明
9時30分 中級者コース スタート
12時30分頃 ゴール
服装 動きやすい服装、ヘルメット、グローブ(手袋)
持ち物 タオル、飲み物、着替え等必要と思われるもの
注意 参加者はヘルメット及びグローブを装着すること。
こまめに水分補給をすること。
ポタリング体験会
自転車に乗ってサイクリングロードをゆっくりと散策しながらチェックポイントを巡る。
開催期日 平成28年6月26日(日)
会場 忠別川河川敷サイクリングロード、美瑛川河川敷
内容 自転車に乗ってサイクリングロードをゆっくり散策しながらチェックポイントをまわろう
参加対象 親子、友達など1チーム4人以内
参加定員 計100名
日程 9時15分 ポタリング体験会 受付
10時15分 ポタリング体験会 開会式・注意事項の説明
10時30分 ポタリング体験会 スタート
12時00分頃 ゴール
服装 動きやすい服装
持ち物 タオル、飲み物、着替え等必要と思われるもの
キッズバイク体験会
ストライダー(ペダル無し自転車)の試乗体験会を行います。
開催期日 平成28年6月26日(日)
会場 市民活動交流センターCoCoDe前敷地及び旭川合同庁舎敷地特設コース
内容 ストライダー(ペダル無し自転車)の試乗体験会を行う。
参加対象 就学前の児童
日程 9時00分 キッズバイク体験 受付(随時)試乗スタート
14時00分 終了
注意 試乗台数及びヘルメット・プロテクターの数に限りがございます。
ストライダー台数に限りがありますので、混雑時は交代での試乗となります。
交代の際はアナウンスをかけますので、速やかに受付前までお越しください。
試乗の際は、必ずヘルメットとプロテクター(両肘・両膝)を装着してください。
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となっている。去年の1種類にくらべるとかなりプログラムが充実し、特にポタリングや初級コースなど初心者向けの内容が充実した印象を受ける。旭川市に住んでいて河川敷の走行空間が充実しているのにサイクリングをしないのは勿体無い。特にスポーツタイプを持っている人は気軽に参加してみて欲しい。参加者は基本みんな自転車好きのはず。
2016年05月21日
北海道増毛でブルペ走行中の自転車をひき逃げ&自転車持ち去りの犯人が自首
5月のゴールデンウィーク中、北海道の増毛町のトンネルを走行中の自転車がはねられ犯人はひき逃げ。さらにそのはねた自転車を持ち去り証拠隠滅を図ろうとした事故&事件が起きた。
この自転車はブルベとよばれる長距離ライドイベントに東京都出身の男性が北海道まで来て参加していたもので、ちょうど増毛町の大別苅トンネルを走行中に後ろから車にはねられ、ひき逃げされたものだ。わざわざ北海道まできてかつイベント参加中とあって非常に残念な事故である(被害者は骨を折るなどの重症)。もっと残念というか卑劣なのは事故を起こした犯人は救助することなくあろうことか事故を起こした自転車をクルマに積み込み、逃走したとされている点。気が動転しとっさの行動で証拠となる自転車が無くなることで罪が重くなるのを回避しようとしたのだろうか...
事故を起こした車は増毛町内の山中で事故から4日後の5月10日に発見。それからおよそ1週間後に知人に連れ添われる形で犯人は出頭。逮捕となった。
トンネルを自転車で走る行為は他の自転車乗りの多くが指摘するように非常に危険を伴う。それが北海道の郊外となればより危険性は高まる。北海道の郊外を走る車は制限速度が60kmであってもそれを厳守するひとは少数派で、だいたい70km〜80kmは出ている。人によっては100km以上出すケースもあり今回の事故も郊外でかなり飛ばしていたような気がする。ブルベという長距離サイクリング参加者だから後ろに赤の点滅ライトを付けいていたと思うが、それを気づかないほど(自転車と認識できないほど)犯人は急いでいたということか?
現場の大別苅トンネルをGoogleマップよりキャプチャー。入り口手前はそこそこ路肩が広いがトンネル内はほぼ無いに等しく、かといって端の歩道は走行には危険な広さ。一番安全なのは歩道を押して歩くパターンだが、時間制限があるブルベでは難しい判断である。
今回の事故は非常に残念であるが、同時にトンネルを自転車で走行するのは改めて危険であるという点を再認識させてくれた。こういう点からも日本の車道は自転車走行に適さない作りがされている&され続けてきたという部分も指摘できるだろう。自転車専用トンネルや自転車専用の迂回路なんかがあれば良いのだが新規で工事が必要だったり地理的に無理な場合もあったりですぐには難しい問題である。
この自転車はブルベとよばれる長距離ライドイベントに東京都出身の男性が北海道まで来て参加していたもので、ちょうど増毛町の大別苅トンネルを走行中に後ろから車にはねられ、ひき逃げされたものだ。わざわざ北海道まできてかつイベント参加中とあって非常に残念な事故である(被害者は骨を折るなどの重症)。もっと残念というか卑劣なのは事故を起こした犯人は救助することなくあろうことか事故を起こした自転車をクルマに積み込み、逃走したとされている点。気が動転しとっさの行動で証拠となる自転車が無くなることで罪が重くなるのを回避しようとしたのだろうか...
事故を起こした車は増毛町内の山中で事故から4日後の5月10日に発見。それからおよそ1週間後に知人に連れ添われる形で犯人は出頭。逮捕となった。
トンネルを自転車で走る行為は他の自転車乗りの多くが指摘するように非常に危険を伴う。それが北海道の郊外となればより危険性は高まる。北海道の郊外を走る車は制限速度が60kmであってもそれを厳守するひとは少数派で、だいたい70km〜80kmは出ている。人によっては100km以上出すケースもあり今回の事故も郊外でかなり飛ばしていたような気がする。ブルベという長距離サイクリング参加者だから後ろに赤の点滅ライトを付けいていたと思うが、それを気づかないほど(自転車と認識できないほど)犯人は急いでいたということか?
現場の大別苅トンネルをGoogleマップよりキャプチャー。入り口手前はそこそこ路肩が広いがトンネル内はほぼ無いに等しく、かといって端の歩道は走行には危険な広さ。一番安全なのは歩道を押して歩くパターンだが、時間制限があるブルベでは難しい判断である。
今回の事故は非常に残念であるが、同時にトンネルを自転車で走行するのは改めて危険であるという点を再認識させてくれた。こういう点からも日本の車道は自転車走行に適さない作りがされている&され続けてきたという部分も指摘できるだろう。自転車専用トンネルや自転車専用の迂回路なんかがあれば良いのだが新規で工事が必要だったり地理的に無理な場合もあったりですぐには難しい問題である。
2016年05月14日
「ろんぐらいだぁす」がアニメ化。2016年秋放送予定。
自転車のアニメおよびマンガといえば「弱虫ペダル」が有名だ。ロードレース(自転車競技)の世界を高校の部活を通して描いた物語は昨今では少ないスポ根系に分類されるものの、主人公がアキバオタクをいう異色の人物設定で、そこからロードレースにのめり込んでいく様を描いた作品だ。ロードレースを通して繰り広げられる登場人物達のチームプレイやそこにからむ設定、さらにはイケメンキャラクターたちが女性にもウケ、弱虫ペダルに影響されて自転車を始めるいわゆる「弱ペダ女子」なる現象を生んだ。昨今の自転車系作品の中では最も影響力を与えたといっても過言ではない。
そんな社会現象を巻き起こした「弱虫ペダル」だが、2016年の秋にはこれとは全く違ったマンガがアニメ化される。作品名は「ろんぐらいだぁす」というもので、名前から連想できるようにロングライドを題材とした作品だ。
公式ページでは原作の1話を無料でお試し読みできる。これを見る限りではある日街で見かけた折りたたみ自転車に一目惚れした運動音痴な主人公が、折りたたみ自転車を衝動買い。その後友人とサイクリングの約束するまでが描かれていた。弱虫ペダルとは全く異なり、ロードレースではなくロングライドが題材ということでまた違った自転車の魅力をアニメを通して表現されることだろう。ただ、中身的には時たまエロ描写があったりで主に男性向けなのかも。
そんな社会現象を巻き起こした「弱虫ペダル」だが、2016年の秋にはこれとは全く違ったマンガがアニメ化される。作品名は「ろんぐらいだぁす」というもので、名前から連想できるようにロングライドを題材とした作品だ。
公式ページでは原作の1話を無料でお試し読みできる。これを見る限りではある日街で見かけた折りたたみ自転車に一目惚れした運動音痴な主人公が、折りたたみ自転車を衝動買い。その後友人とサイクリングの約束するまでが描かれていた。弱虫ペダルとは全く異なり、ロードレースではなくロングライドが題材ということでまた違った自転車の魅力をアニメを通して表現されることだろう。ただ、中身的には時たまエロ描写があったりで主に男性向けなのかも。
2016年05月07日
神奈川県のサイクリングイベントをGIS化してみた(2015年度分)
少し前に北海道の自転車イベントをGISに落として可視化してみたが、今回は神奈川で似たようなことをやってみた。イベントの情報元は「スポーツエントリー」の2015年度分を表示し、開催地(市町村)をイベント1回につき1件としてカウント。開催地がわからない時は出発地や事務局を開催地とした。これ以外にネットで調べたイベント加味し、多い町ほど濃い色(グラデーション)で塗りつぶしを行なった。
こうしてみると一番多い神奈川県の市町村は「藤沢市」で102件、次が大磯町(24件)と鎌倉市(21件)。あとは10件以下となり開成町が7件。逗子市が5件。川崎市が4件に横浜市と中井町が2件、横浜市が1件...(以下省略)となる。
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綾瀬市 1
伊豆市 1
横須賀市 1
横浜市 2
開成町 5
鎌倉市 21
茅ヶ崎市 1
座間市 1
小田原市 2
逗子市 5
川崎市 4
大磯町 26
中井町 2
藤沢市 102
平塚市 2
葉山町 1
-------------------------------
藤沢市がやたらと多く気になって調べてみるとどうやら「リンゲージサイクリング」という会社があり、ここが毎週のように自転車のイベントやスクール、サイクリングツアー等を企画しているためだった。次いで鎌倉市と大磯町が多いのもこのリンゲージサイクリングの開催地となっているため。他に大磯町では大磯ロングビーチにてクリテリウムが年に数回行われており、これもイベント件数を押し上げる要因となった。変わって5件の開成町では「サイクルスポーツフェスタ」やシクロクロスの大会などが開かれ、2016年には「サイクルDAYかながわ」が神奈川県で初開催されるなど自転車のイベントで盛り上がりつつある。他、競輪場を有する市町村では競輪場の市民向け開放イベントが年に1回行われており、平塚市は平塚競輪場で「湘南バイシクル・フェス」、小田原市は小田原競輪場で「小田原サイクルフェスティバル」が行われていた。
GISで可視化すると藤沢市が飛び抜けてイベントが多いのがわかった。藤沢市は先に述べたイベント会社があるほかにも境川サイクリングロードや湘南海岸サイクリングロード、辻堂海浜公園内の交通公園など初心者や子供でも自転車を楽しめるコースや施設がある。
※画像はクリックで拡大
こうしてみると一番多い神奈川県の市町村は「藤沢市」で102件、次が大磯町(24件)と鎌倉市(21件)。あとは10件以下となり開成町が7件。逗子市が5件。川崎市が4件に横浜市と中井町が2件、横浜市が1件...(以下省略)となる。
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綾瀬市 1
伊豆市 1
横須賀市 1
横浜市 2
開成町 5
鎌倉市 21
茅ヶ崎市 1
座間市 1
小田原市 2
逗子市 5
川崎市 4
大磯町 26
中井町 2
藤沢市 102
平塚市 2
葉山町 1
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藤沢市がやたらと多く気になって調べてみるとどうやら「リンゲージサイクリング」という会社があり、ここが毎週のように自転車のイベントやスクール、サイクリングツアー等を企画しているためだった。次いで鎌倉市と大磯町が多いのもこのリンゲージサイクリングの開催地となっているため。他に大磯町では大磯ロングビーチにてクリテリウムが年に数回行われており、これもイベント件数を押し上げる要因となった。変わって5件の開成町では「サイクルスポーツフェスタ」やシクロクロスの大会などが開かれ、2016年には「サイクルDAYかながわ」が神奈川県で初開催されるなど自転車のイベントで盛り上がりつつある。他、競輪場を有する市町村では競輪場の市民向け開放イベントが年に1回行われており、平塚市は平塚競輪場で「湘南バイシクル・フェス」、小田原市は小田原競輪場で「小田原サイクルフェスティバル」が行われていた。
GISで可視化すると藤沢市が飛び抜けてイベントが多いのがわかった。藤沢市は先に述べたイベント会社があるほかにも境川サイクリングロードや湘南海岸サイクリングロード、辻堂海浜公園内の交通公園など初心者や子供でも自転車を楽しめるコースや施設がある。
2016年05月05日
ホープ再生自転車販売店 札幌の障がい者就労支援
札幌のとある中古自転車屋が注目を浴びているという情報をみつけた。名前は「ホープ再生自転車販売店」。放置自転車や不要自転車を回収し、てサビ落としやブレーキ調整など行なって販売する店は一般的だがスタッフは精神や身体、知的に障害のある人が行う。いわゆる障害者支援の店舗となっている。
参照元:読売新聞
記事によれば他人の目を気にすること無く仕事に没頭できる点が障がい者に好評で、ボロボロでゴミのような自転車が再生し、売れるようになる点もやりがいにつながっているようだ。
放置自転車や不要自転車はホームセンター等で1万前後の安い中国製自転車が販売されるようになって以来増え続け、「修理するよりも買った方が安い」という環境からどんどん増える要因を作った。放置される自転車の中にはまだまだ乗れるものもあり、これを回収しいくらかの修理や調整、部品交換で乗れるようにすることはゴミを増やさないという点からも有用だ。また、「中古でも良い」という需要は少なからずありこれを就労支援の事業として行なっている点は素晴らしい。
札幌の場合平地が多く人口も190万人規模と自転車利用者がかなり多いことが推測でき、事業的にも成立しそうな感じがする。
※運営元の「生活相談サポートセンター」Facebookページより。シティサイクル、折りたたみ式のほか
スポーツタイプの中古もあり、入門モデルの掘り出し物があるかもしれない。
場所は札幌市西区山の手4条1丁目1−28。札幌市西区役所や琴似小学校の近くで、向いにはマックスバリューやツルハドラッグ、ダイソー等が店を構えるショッピングセンター「フレスポ琴似」がある。営業時間は10時〜18時までで、日曜と祝日はお休み。札幌市で中古自転車の購入を考えている人は覗いて見ても良いかも。
参照元:読売新聞
記事によれば他人の目を気にすること無く仕事に没頭できる点が障がい者に好評で、ボロボロでゴミのような自転車が再生し、売れるようになる点もやりがいにつながっているようだ。
放置自転車や不要自転車はホームセンター等で1万前後の安い中国製自転車が販売されるようになって以来増え続け、「修理するよりも買った方が安い」という環境からどんどん増える要因を作った。放置される自転車の中にはまだまだ乗れるものもあり、これを回収しいくらかの修理や調整、部品交換で乗れるようにすることはゴミを増やさないという点からも有用だ。また、「中古でも良い」という需要は少なからずありこれを就労支援の事業として行なっている点は素晴らしい。
札幌の場合平地が多く人口も190万人規模と自転車利用者がかなり多いことが推測でき、事業的にも成立しそうな感じがする。
※運営元の「生活相談サポートセンター」Facebookページより。シティサイクル、折りたたみ式のほか
スポーツタイプの中古もあり、入門モデルの掘り出し物があるかもしれない。
場所は札幌市西区山の手4条1丁目1−28。札幌市西区役所や琴似小学校の近くで、向いにはマックスバリューやツルハドラッグ、ダイソー等が店を構えるショッピングセンター「フレスポ琴似」がある。営業時間は10時〜18時までで、日曜と祝日はお休み。札幌市で中古自転車の購入を考えている人は覗いて見ても良いかも。
2016年04月28日
北海道の自転車危険行為 改正道交法から10ヶ月で摘発は57件
去年6月の改正道交法施行からかなり立ったが、北海道新聞(道新)の記事によると今年3月までの10ヶ月の間に摘発件数は57件だったようだ。以下に記事を転載。
参照元:北海道新聞
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自転車「危険行為」摘発57件 北海道内、若者へ周知急務
昨年6月施行の改正道交法で新設された自転車運転の「危険行為」に関する道内の摘発件数は、今年3月末までの10カ月間で、57件に上ることが道警のまとめでわかった。最多は歩行者妨害で15件、次いで遮断機が下りた踏切への立ち入りで12件など。道警は悪質な危険行為については取り締まりを強化する方針だが、自転車利用者からは「何が『危険行為』か分からない」などの声も漏れ、制度が周知されていない実態も浮かんでいる。
4月中旬の夕方、デパートが立ち並ぶ札幌市中央区の交差点。何台もの自転車が、買い物客の間を縫うように走っていた。イヤホンで音楽を聴きながら歩道を走り、信号待ちで止まった札幌市の女子大学生(20)は「自転車の細かいルールは知らない。イヤホンをして乗っていても危ないと感じたことはない」と話す。
改正道交法では安全運転義務違反のほか、信号無視や酒酔い運転、歩道での歩行者妨害など14項目を危険行為と規定し禁止。道内の摘発57件のうち、歩行者妨害が15件、遮断機が下りた踏切への立ち入りが12件、ハンドル操作の誤りなどで事故を起こした安全運転義務違反が12件、信号無視5件、酒酔い運転4件と続く。
14歳以上で3年以内に2回以上、危険行為で摘発されると、3時間の安全講習を受けなければならない。3カ月以内に講習を受けなければ、5万円以下の罰金となる。道内では、これまで2回摘発された人はいないという。
交通政策の専門家らでつくる「自転車の安全利用促進委員会」(東京)は「免許取得で交通知識を学ぶ大人に比べ、中高生などはルールを学ぶ機会が少ない。教育現場などと連携して交通安全指導を徹底すべきだ」と指摘する。
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記事によれば道内での摘発57件の内訳は
歩行者妨害:15件
遮断機が下りた踏切への立ち入り:12件
安全運転義務違反:12件
信号無視:5件
酒酔い運転:4件
となっている。「歩行者妨害」というのが違反としてわかりやすい信号無視や一時停止不停止よりも摘発件数が多いのはちょっとびっくりした。記事ではこれ以上違反の詳細については書かれていないのでわからないが、危険14行為のうち「歩行者用道路における車両の義務違反(徐行違反)」または「路側帯通行時の歩行者の通行妨害」のどちらかだと思われる。目に見えて違反な信号無視は守る人が多かったが、歩道上の違反に関しては知っている人が少ないということだろうか。記事中のインタービューでも「ルールをよく知らない」という答えが帰ってきており改正道交法が施行され取り締まり強化がなされている一方で未だによく知らないという人が居るのも浮き彫りとなっている。
違反行為に関してはバンバン取り締まって欲しいがルールそのものを依然として知らない場合も多いので、取り締まりと同じぐらい自転車教室などの周知もおこなって欲しいものである。
参照元:北海道新聞
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自転車「危険行為」摘発57件 北海道内、若者へ周知急務
昨年6月施行の改正道交法で新設された自転車運転の「危険行為」に関する道内の摘発件数は、今年3月末までの10カ月間で、57件に上ることが道警のまとめでわかった。最多は歩行者妨害で15件、次いで遮断機が下りた踏切への立ち入りで12件など。道警は悪質な危険行為については取り締まりを強化する方針だが、自転車利用者からは「何が『危険行為』か分からない」などの声も漏れ、制度が周知されていない実態も浮かんでいる。
4月中旬の夕方、デパートが立ち並ぶ札幌市中央区の交差点。何台もの自転車が、買い物客の間を縫うように走っていた。イヤホンで音楽を聴きながら歩道を走り、信号待ちで止まった札幌市の女子大学生(20)は「自転車の細かいルールは知らない。イヤホンをして乗っていても危ないと感じたことはない」と話す。
改正道交法では安全運転義務違反のほか、信号無視や酒酔い運転、歩道での歩行者妨害など14項目を危険行為と規定し禁止。道内の摘発57件のうち、歩行者妨害が15件、遮断機が下りた踏切への立ち入りが12件、ハンドル操作の誤りなどで事故を起こした安全運転義務違反が12件、信号無視5件、酒酔い運転4件と続く。
14歳以上で3年以内に2回以上、危険行為で摘発されると、3時間の安全講習を受けなければならない。3カ月以内に講習を受けなければ、5万円以下の罰金となる。道内では、これまで2回摘発された人はいないという。
交通政策の専門家らでつくる「自転車の安全利用促進委員会」(東京)は「免許取得で交通知識を学ぶ大人に比べ、中高生などはルールを学ぶ機会が少ない。教育現場などと連携して交通安全指導を徹底すべきだ」と指摘する。
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記事によれば道内での摘発57件の内訳は
歩行者妨害:15件
遮断機が下りた踏切への立ち入り:12件
安全運転義務違反:12件
信号無視:5件
酒酔い運転:4件
となっている。「歩行者妨害」というのが違反としてわかりやすい信号無視や一時停止不停止よりも摘発件数が多いのはちょっとびっくりした。記事ではこれ以上違反の詳細については書かれていないのでわからないが、危険14行為のうち「歩行者用道路における車両の義務違反(徐行違反)」または「路側帯通行時の歩行者の通行妨害」のどちらかだと思われる。目に見えて違反な信号無視は守る人が多かったが、歩道上の違反に関しては知っている人が少ないということだろうか。記事中のインタービューでも「ルールをよく知らない」という答えが帰ってきており改正道交法が施行され取り締まり強化がなされている一方で未だによく知らないという人が居るのも浮き彫りとなっている。
違反行為に関してはバンバン取り締まって欲しいがルールそのものを依然として知らない場合も多いので、取り締まりと同じぐらい自転車教室などの周知もおこなって欲しいものである。
2016年04月23日
札幌市のレンタルサイクル「ポロクル」 2016年の営業は4月25日スタート
札幌市のレンタルサイクル「ポロクル」の2016年(平成28年度)営業が4月25日(月)からスタートする。北海道のレンタルサイクルということで冬季は自転車に乗れないため休止。雪解けや道路状況から毎年若干前後するが今年は雪が少なかったのか少しだけはやいようだ。
2010年に札幌市におけるサイクルシェアリング実証実験としてはじまったポロクルは2011年にNPO法人による運営に移行。それ以来毎年レンタルサイクルを実施し今年ではや6年となる。北海道の自治体でもレンタルサイクルを行うことろこがあるが札幌市はロンドンなどでも採用されている「どこでも借りてどこでも返せる」というサイクルシェアリングのレンタルサイクル。カードキーを用いた管理システムで貸出と返却もスムーズだ。事前登録が必要となるものの手頃な市民の足として利用されている。
札幌という人口規模(約190万人)とレンタルサイクルを提供する中心部は平らな地形が多いためこのような大規模レンタルサイクルが通用するものと思われる。他の北海道の市町村では次点の旭川市でも35万人程度と極端に人口規模が違うため運営的に難しい。
ちなみにポロクルのような大規模レンタルサイクルではないものの、北海道の他の市町村でもレンタルサイクルは提供されている。次にリストとしてまとめてみた
------------------------------------------------------------------
旭川市:旭川観光レンタサイクル
旭川観光コンベンションセンターが運営するレンタルサイクル。ママチャリやシティサイクルのほか、GIANTのクロスバイクも取り揃え、ママチャリは一日500円。クロスバイクでも一日1000円とお手頃。
函館市:はこりん
函館新幹線の開業を見据えてオープンした電動アシスト付き自転車のレンタルサイクル。料金は朝割(12時までに返却)が500円。4時間までが1000円。1日一杯(営業時間内)が1600円(充電のため1泊2日レンタルは不可)となっている。旭川に比べると割高だが、観光スポットの西部地区は坂が多いため電動アシストがあると便利だ。なお、従来通りのママチャリ&シティサイクルタプもあり、こちらは1日一杯でも1000円
帯広市:りくるレンタサイクル
帯広市の一般財団法人・交通環境まちづくりセンターが運営するレンタルサイクル。バス移動でも利用可能な折りたたみ式自転車を提供し、料金は1時間100円。一日一杯でも1000円とこちらも良心的。
------------------------------------------------------------------
このように大きな市町村のレンタルサイクルをまとめてみたが、これ以外にでも観光地では民間の運営するレンタルサイクルがあり、主に観光客向けにサービスが提供されている。5月にかけてのゴールデンウィーク。北海道旅行を計画している人で(※札幌のポロクルは例外だが)市内をブラブラと散策してみたい人には嬉しいサービスである。
2010年に札幌市におけるサイクルシェアリング実証実験としてはじまったポロクルは2011年にNPO法人による運営に移行。それ以来毎年レンタルサイクルを実施し今年ではや6年となる。北海道の自治体でもレンタルサイクルを行うことろこがあるが札幌市はロンドンなどでも採用されている「どこでも借りてどこでも返せる」というサイクルシェアリングのレンタルサイクル。カードキーを用いた管理システムで貸出と返却もスムーズだ。事前登録が必要となるものの手頃な市民の足として利用されている。
札幌という人口規模(約190万人)とレンタルサイクルを提供する中心部は平らな地形が多いためこのような大規模レンタルサイクルが通用するものと思われる。他の北海道の市町村では次点の旭川市でも35万人程度と極端に人口規模が違うため運営的に難しい。
ちなみにポロクルのような大規模レンタルサイクルではないものの、北海道の他の市町村でもレンタルサイクルは提供されている。次にリストとしてまとめてみた
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旭川市:旭川観光レンタサイクル
旭川観光コンベンションセンターが運営するレンタルサイクル。ママチャリやシティサイクルのほか、GIANTのクロスバイクも取り揃え、ママチャリは一日500円。クロスバイクでも一日1000円とお手頃。
函館市:はこりん
函館新幹線の開業を見据えてオープンした電動アシスト付き自転車のレンタルサイクル。料金は朝割(12時までに返却)が500円。4時間までが1000円。1日一杯(営業時間内)が1600円(充電のため1泊2日レンタルは不可)となっている。旭川に比べると割高だが、観光スポットの西部地区は坂が多いため電動アシストがあると便利だ。なお、従来通りのママチャリ&シティサイクルタプもあり、こちらは1日一杯でも1000円
帯広市:りくるレンタサイクル
帯広市の一般財団法人・交通環境まちづくりセンターが運営するレンタルサイクル。バス移動でも利用可能な折りたたみ式自転車を提供し、料金は1時間100円。一日一杯でも1000円とこちらも良心的。
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このように大きな市町村のレンタルサイクルをまとめてみたが、これ以外にでも観光地では民間の運営するレンタルサイクルがあり、主に観光客向けにサービスが提供されている。5月にかけてのゴールデンウィーク。北海道旅行を計画している人で(※札幌のポロクルは例外だが)市内をブラブラと散策してみたい人には嬉しいサービスである。
2016年04月17日
北海道の自転車イベント(2015年度)をマップ化してみた。
今働いている職場でGISというものを扱っている。GISとは地理情報システムと日本語訳され、位置に関する情報を持ったデータ(空間データ)を総合的に管理・加工し、視覚的に表示し、高度な分析や迅速な判断を可能にする技術のこと(国土地理院より)。
GISは地図情報とこれにからみそうな膨大なデータを組み合わせ可視化することで、地図単体やデータ単体では見えずらかった情報の解析や分析、予想ができる。最近では何かと利用する人も多いであろう「Googleマップ」も広義の意味ではGISの一つで、例えば地図上のお店の位置に店名と住所、営業時間などを表示してみたり、A点からB点までの距離を計算したりするのは地図の位置情報と数値情報を組み合わせた解析の一つである。本格的なGISソフトではそれ以上に高度な解析&分析が可能で、例えば新規出店時の商圏分析(エリアマーケティング)なども可能だ。
少し前まではGISのソフトといと高価な物(数十万〜100万程度)しかなく個人で購入&利用するには到底無理だったらしいが最近ではオープンソースによる無料のものが登場してきている。その代表格的なのが「QGIS」というソフト。誰でも無料で使える上にバージョンアップも頻繁に行われ徐々に高機能化。個人的にGISを使う分には十分な機能を有している。そこでこのGISを使って去年の北海道における自転車イベントを可視化してみることにした。
イベント情報はこちらのページからデータ化。イベント1件につき1としてイベントが多いほど色を濃くしている(クリーム色=1件〜濃い赤〜5件)。
出力した画像はこのとおり。背景は国土地理院の「地理院地図」で、プラグインを使うとQIGS上で表示可能だ。これにWEB上にあった北海道の市町村領域を拾ってきて数値情報を付与している。
一番濃いところは函館市。他は札幌近郊や帯広周辺が目立ち、北端の利尻島や礼文島も1件ではあるがイベントが行われていることが読み取れる(※旭川市は1月の雪上バイクレース プレ大会とツールド北海道市民イベントがあったがプレ大会は自転車オンリーのイベントでないこと。ツールドも特殊なイベントなので除外した)。特に函館方面は北海道新幹線が開通し本州からの輪行客が増えそうなことからホットな地域である。
今回はイベント情報を元に可視化のみ行なったがこれだけでもどの自治体が自転車を活用したまちおこしに意欲的なのかがひと目でわかった。北海道ではこのように市町村が179もあり振興局によってまちまちだが本州でも似たようなマップを作るとどこが自転車にアツイ地域なのか人目で見えてくる。次回は本州版を作ってみることにしよう。
GISは地図情報とこれにからみそうな膨大なデータを組み合わせ可視化することで、地図単体やデータ単体では見えずらかった情報の解析や分析、予想ができる。最近では何かと利用する人も多いであろう「Googleマップ」も広義の意味ではGISの一つで、例えば地図上のお店の位置に店名と住所、営業時間などを表示してみたり、A点からB点までの距離を計算したりするのは地図の位置情報と数値情報を組み合わせた解析の一つである。本格的なGISソフトではそれ以上に高度な解析&分析が可能で、例えば新規出店時の商圏分析(エリアマーケティング)なども可能だ。
※画像は技研商事インターナショナルさんより
少し前まではGISのソフトといと高価な物(数十万〜100万程度)しかなく個人で購入&利用するには到底無理だったらしいが最近ではオープンソースによる無料のものが登場してきている。その代表格的なのが「QGIS」というソフト。誰でも無料で使える上にバージョンアップも頻繁に行われ徐々に高機能化。個人的にGISを使う分には十分な機能を有している。そこでこのGISを使って去年の北海道における自転車イベントを可視化してみることにした。
イベント情報はこちらのページからデータ化。イベント1件につき1としてイベントが多いほど色を濃くしている(クリーム色=1件〜濃い赤〜5件)。
出力した画像はこのとおり。背景は国土地理院の「地理院地図」で、プラグインを使うとQIGS上で表示可能だ。これにWEB上にあった北海道の市町村領域を拾ってきて数値情報を付与している。
一番濃いところは函館市。他は札幌近郊や帯広周辺が目立ち、北端の利尻島や礼文島も1件ではあるがイベントが行われていることが読み取れる(※旭川市は1月の雪上バイクレース プレ大会とツールド北海道市民イベントがあったがプレ大会は自転車オンリーのイベントでないこと。ツールドも特殊なイベントなので除外した)。特に函館方面は北海道新幹線が開通し本州からの輪行客が増えそうなことからホットな地域である。
(※地名がわかりずらひとのためにGoogleマップを貼り付け)
今回はイベント情報を元に可視化のみ行なったがこれだけでもどの自治体が自転車を活用したまちおこしに意欲的なのかがひと目でわかった。北海道ではこのように市町村が179もあり振興局によってまちまちだが本州でも似たようなマップを作るとどこが自転車にアツイ地域なのか人目で見えてくる。次回は本州版を作ってみることにしよう。