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2016年08月20日
キャットアイ ベロ9(CC-VL820)の感想
春先に長年愛用していたキャットアイの入門用サイクルコンピューターを交換した。完全に壊れたわけではないが接触の関係なのかたまに反応しないことがあり通年で8年ぐらいは使ったのでそろそろかなと思っていた。
といっても上位機種にしたのではなく最新の入門機(有線タイプ)へ。入門用ロード(ジャイアントのPACE)を譲り受けて、サイコンも手持ちの余り(VELO5 CC-VL110)を付けていたのだがふとネットで調べると最新のキャットアイの入門機、「ベロ9(CC-VL820)」の評価がかなりいいことに気付いた。そこでものは試しということで購入したのだ。
ちなみに昔にベロ5を買った時はホームセンターで1980円で購入。今回はネットショップの安いとこ(ヨドバシ.com)で送料込みの1500円という安さ。定価は以前のものとほぼ変わってないが実売価格に差がありかなりお手頃価格ではないだろうか。
というわけで両者を並べて比較。左が手持ちのベロ5。右がベロ9。パット見でわかることは液晶画面が大きくなったこと。最新版では2段表示となり常にスピードを表示しつつ他の情報も表示できる。かつては上位機種のみに2段表示を採用してたがここ数年で低価格の入門モデルにも2段液晶が採用されるようになったようだ。
ベロ5では常にいずれか1つの情報のみだったが、ベロ9ではこのように上にスピード。下に現在時制、
乗り出しからのトータル時間(TM)、
目的地までの移動距離(DST)、
平均スピード(AV)、
最高スピード(MAX)、
消費カロリー、
総走行距離を表示可能だ。上記のトータル時間、移動距離、平均スピード、最高スピード、消費カロリーは以前モデルと同じく任意のところでボタンによるリセットが可能で、乗り出し前にボタンを押して計測を行うことができる。良く自転車乗りのブログに「本日の走行距離」としてTM、DST、AV、MAXなんかが列挙されていることがあるが、このことだったとこれを買って知った。ちなみに総走行距離のみは本体裏のリセットボタンを押すか電池交換時に強制的に0となる。タイヤ交換やパーツの消耗度合いをはかる目安として嬉しい機能である。
なお、液晶画面の大型化にともない裏のデザインも変更され、当然ながら自転車本体に固定するブラケットも新デザインとなった。
このようにハンドルのほかステムにも取り付けられるようになった。なお、キャットアイのアフターパーツにはハンドルから延長して取り付けられる「アウトフロントブラケット」もリリースされておりハンドルスペースに余裕がない場合でも安心だ。
センサー部分は従来のベロ5と同じで磁石の回転により回転数を計測する。有線タイプなので線の取り回しは以前とまったく同じだ。また、無線タイプより本体の電池の持ちが良い。
使ってみての感想はというと...やはりスピードの表示部分が大きくなったことにより格段に見やすくなった。それと同時に2段目の液晶も便利で特に時間表示がありがたい。管理人は休日のサイクリングの他通勤でもたまに使うので、走行時の速度を確認しつつ時計も見たい(すなわちペースを保ちつつ会社までの時間も気にしたい)という通勤ユーザーのニーズにマッチする仕様なのだ。以前のベロ5では切り替えてスピードか時間かのいずれかのみだったのでその利便性はあきらかに向上した。ネット上でもこのあたりが概ね好評で実売価格1500円でこんなに高機能とあってレビュー時の評価が高い傾向にある。特にベロ5よりも実売価格が安く機能が増えているのだから昔のモデルを知っている人からしたらビックリだと思う。
ベロ9は入門機という位置づけで有線タイプという欠点もあるが、それゆえに低価格で機能は十分あると思う。レース目的のガチユーザーでは物足りないモデルだがサイクリングや通勤といったライトユーザーであれば十分な機能を有しており間違いなく入門用としてオススメできるモデルだと思う。もし有線がいやであれば4000円ぐらいから無線タイプも選べるので選択肢の幅は大手キャットアイだけあって広く用意されている。
といっても上位機種にしたのではなく最新の入門機(有線タイプ)へ。入門用ロード(ジャイアントのPACE)を譲り受けて、サイコンも手持ちの余り(VELO5 CC-VL110)を付けていたのだがふとネットで調べると最新のキャットアイの入門機、「ベロ9(CC-VL820)」の評価がかなりいいことに気付いた。そこでものは試しということで購入したのだ。
ちなみに昔にベロ5を買った時はホームセンターで1980円で購入。今回はネットショップの安いとこ(ヨドバシ.com)で送料込みの1500円という安さ。定価は以前のものとほぼ変わってないが実売価格に差がありかなりお手頃価格ではないだろうか。
というわけで両者を並べて比較。左が手持ちのベロ5。右がベロ9。パット見でわかることは液晶画面が大きくなったこと。最新版では2段表示となり常にスピードを表示しつつ他の情報も表示できる。かつては上位機種のみに2段表示を採用してたがここ数年で低価格の入門モデルにも2段液晶が採用されるようになったようだ。
ベロ5では常にいずれか1つの情報のみだったが、ベロ9ではこのように上にスピード。下に現在時制、
乗り出しからのトータル時間(TM)、
目的地までの移動距離(DST)、
平均スピード(AV)、
最高スピード(MAX)、
消費カロリー、
総走行距離を表示可能だ。上記のトータル時間、移動距離、平均スピード、最高スピード、消費カロリーは以前モデルと同じく任意のところでボタンによるリセットが可能で、乗り出し前にボタンを押して計測を行うことができる。良く自転車乗りのブログに「本日の走行距離」としてTM、DST、AV、MAXなんかが列挙されていることがあるが、このことだったとこれを買って知った。ちなみに総走行距離のみは本体裏のリセットボタンを押すか電池交換時に強制的に0となる。タイヤ交換やパーツの消耗度合いをはかる目安として嬉しい機能である。
なお、液晶画面の大型化にともない裏のデザインも変更され、当然ながら自転車本体に固定するブラケットも新デザインとなった。
このようにハンドルのほかステムにも取り付けられるようになった。なお、キャットアイのアフターパーツにはハンドルから延長して取り付けられる「アウトフロントブラケット」もリリースされておりハンドルスペースに余裕がない場合でも安心だ。
センサー部分は従来のベロ5と同じで磁石の回転により回転数を計測する。有線タイプなので線の取り回しは以前とまったく同じだ。また、無線タイプより本体の電池の持ちが良い。
使ってみての感想はというと...やはりスピードの表示部分が大きくなったことにより格段に見やすくなった。それと同時に2段目の液晶も便利で特に時間表示がありがたい。管理人は休日のサイクリングの他通勤でもたまに使うので、走行時の速度を確認しつつ時計も見たい(すなわちペースを保ちつつ会社までの時間も気にしたい)という通勤ユーザーのニーズにマッチする仕様なのだ。以前のベロ5では切り替えてスピードか時間かのいずれかのみだったのでその利便性はあきらかに向上した。ネット上でもこのあたりが概ね好評で実売価格1500円でこんなに高機能とあってレビュー時の評価が高い傾向にある。特にベロ5よりも実売価格が安く機能が増えているのだから昔のモデルを知っている人からしたらビックリだと思う。
ベロ9は入門機という位置づけで有線タイプという欠点もあるが、それゆえに低価格で機能は十分あると思う。レース目的のガチユーザーでは物足りないモデルだがサイクリングや通勤といったライトユーザーであれば十分な機能を有しており間違いなく入門用としてオススメできるモデルだと思う。もし有線がいやであれば4000円ぐらいから無線タイプも選べるので選択肢の幅は大手キャットアイだけあって広く用意されている。
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2016年08月13日
第2回「北海道スイーツライドin北&中そらち」が受付中
北海道の北空知地方をメインステージとした食べる系ロングライドの「北海道スイーツライドin北&中そらち」が今年も開催決定し、受付が始まっている。
このイベントは北空知の広大なコースを巡りつつエイドステーションでご当地の甘いもの(スイーツ)を食べて北空知の魅力を感じてもらうロングライドイベント(タイムを競わない長距離サイクリング)で、第1回目は去年(2015年に)初開催された。北海道はスイーツの原材料となる食材が入手しやすい環境から札幌(石屋製菓、きのとや)、帯広(六花亭、柳月)、旭川(壺屋)、函館などに有名菓子店とローカル菓子店が存在するが、北空知にもこれに負けないぐらいローカルな菓子店が存在しこれのPRを兼ねてのライドイベントとなっている。
空知地方を舞台とした食べる系ロングライドにはもうひとつ、「北海道そらちグルメフォンド」があるがこちらはスイーツを含めた食べ物全般に対し、「北海道スイーツライドin北&中そらち」はスイーツに限定したライドイベントで、実は多いかもしれないスイーツ大好き自転車乗りには夢の様なイベントだ。
なお、参加者や公式ページの情報によると昨年開催時はエイドステーションで提供されるスイーツはかなりボリュームがあり、その多さからスタート前の「第0エイド」の提供もあったぐらいで概ね好評のようだった。人によっては多すぎて食べきれず持ち帰りの必要性も出てくるケースがあるため、バックパック(リュックサック)があったほうがいいらしい。それぐらい充実したエイド内容だ。
受付はスポーツエントリーにて申し込み受付中。昨年はショート(約40km)とロング(約100km)の2コースだったが今年はミドルコースが増えて全3種類。定員もミドルコース増設により100名増えて最大250人とグレードアップしている。ただし、ショートコースは約40kmから61kmに延長されたためある程度の体力は必要と思われる。以下に大会要領を貼り付け。
申込先:スポーツエントリー
--------------------------------------------------------------------------
申込期間 2016年08月05日 〜 2016年09月11日
郵便番号 073-0022
事務局 北海道滝川市大町1丁目8番1号 産経会館内
北・中空知ツーリズム推進協議会事務局
担当:嶋田・野口(たきかわ観光協会内)
電話番号 0125-23-0030
PR 石狩川を中心に広がる大地「北&中そらち地域」の秋のステージを舞台に、地域のスイーツを楽しみながら田園の恵みとの出会に感謝し、「豊かな自然と人々の笑顔の会話」を楽しむ「自転車ピクニック」を実施します。
大会会場 滝川ふれあいの里温泉スタート&ゴール
住所:滝川市西滝川76番地1 電話:0125-26-2000
大会日程 AM 7:00〜 受付
AM 7:40〜 ブリーフィング
AM 8:00〜 スタート
AM 9:20 ショートコース スタート
AM 9:10 ミドルコース スタート 10組(1組10人)
AM 9:00 ロングコース スタート 10組(1組10人)
〜PM 1:30 ショートコース ゴール
〜PM 3:30 ミドルコース ゴール
〜PM 4:30 ロングコース ゴール
※各コースゴール後、随時解散
コース ■ショートコース ≪中コース:昼食会場〜滝川市≫ 仮称:ファミリーコース
距離:約61km 参加費用:5,000円 定員:50名
コース:滝川⇒砂川⇒奈井江⇒浦臼⇒新十津川⇒滝川
■ミドルコース≪中コース:昼食会場〜芦別市≫ 仮称:北海道遺産コース
距離:約77km 参加費用:6,000円 定員:100名
コース:滝川⇒砂川⇒上砂川⇒歌志内⇒赤平⇒滝川⇒妹背牛⇒滝川
■ロングコース≪北中コース:昼食会場〜深川市≫ 仮称:田園景観コース
距離:約100km 参加費用:7,000円 定員:100名
コース:滝川⇒新十津川⇒雨竜⇒妹背牛⇒北竜⇒沼田⇒深川市⇒滝川
--------------------------------------------------------------------------
この手のイベントではショートコースから順次定員になりやすいため参加しようと思っている人ははやめの申込をお勧めする。参加費用もこの手のイベントとしては良心的で、運営費用に加えて大量のスイーツが付いていると考えるとショートコースの5000円はお手頃かも。
普通のロングライドやタイムを競うレースでは参加者が限られ、趣味性が色濃くなってしまうが食べ物などと組み合わせると地方のPRにもつながり活性化につなげられるイベントに変化する。サイクリストの中には道外から輪行でやってくる人も居てこういったイベントは広くアピールできる可能性を秘めている。
※写真は去年の様子 公式Facebookページより
このイベントは北空知の広大なコースを巡りつつエイドステーションでご当地の甘いもの(スイーツ)を食べて北空知の魅力を感じてもらうロングライドイベント(タイムを競わない長距離サイクリング)で、第1回目は去年(2015年に)初開催された。北海道はスイーツの原材料となる食材が入手しやすい環境から札幌(石屋製菓、きのとや)、帯広(六花亭、柳月)、旭川(壺屋)、函館などに有名菓子店とローカル菓子店が存在するが、北空知にもこれに負けないぐらいローカルな菓子店が存在しこれのPRを兼ねてのライドイベントとなっている。
空知地方を舞台とした食べる系ロングライドにはもうひとつ、「北海道そらちグルメフォンド」があるがこちらはスイーツを含めた食べ物全般に対し、「北海道スイーツライドin北&中そらち」はスイーツに限定したライドイベントで、実は多いかもしれないスイーツ大好き自転車乗りには夢の様なイベントだ。
なお、参加者や公式ページの情報によると昨年開催時はエイドステーションで提供されるスイーツはかなりボリュームがあり、その多さからスタート前の「第0エイド」の提供もあったぐらいで概ね好評のようだった。人によっては多すぎて食べきれず持ち帰りの必要性も出てくるケースがあるため、バックパック(リュックサック)があったほうがいいらしい。それぐらい充実したエイド内容だ。
受付はスポーツエントリーにて申し込み受付中。昨年はショート(約40km)とロング(約100km)の2コースだったが今年はミドルコースが増えて全3種類。定員もミドルコース増設により100名増えて最大250人とグレードアップしている。ただし、ショートコースは約40kmから61kmに延長されたためある程度の体力は必要と思われる。以下に大会要領を貼り付け。
申込先:スポーツエントリー
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申込期間 2016年08月05日 〜 2016年09月11日
郵便番号 073-0022
事務局 北海道滝川市大町1丁目8番1号 産経会館内
北・中空知ツーリズム推進協議会事務局
担当:嶋田・野口(たきかわ観光協会内)
電話番号 0125-23-0030
PR 石狩川を中心に広がる大地「北&中そらち地域」の秋のステージを舞台に、地域のスイーツを楽しみながら田園の恵みとの出会に感謝し、「豊かな自然と人々の笑顔の会話」を楽しむ「自転車ピクニック」を実施します。
大会会場 滝川ふれあいの里温泉スタート&ゴール
住所:滝川市西滝川76番地1 電話:0125-26-2000
大会日程 AM 7:00〜 受付
AM 7:40〜 ブリーフィング
AM 8:00〜 スタート
AM 9:20 ショートコース スタート
AM 9:10 ミドルコース スタート 10組(1組10人)
AM 9:00 ロングコース スタート 10組(1組10人)
〜PM 1:30 ショートコース ゴール
〜PM 3:30 ミドルコース ゴール
〜PM 4:30 ロングコース ゴール
※各コースゴール後、随時解散
コース ■ショートコース ≪中コース:昼食会場〜滝川市≫ 仮称:ファミリーコース
距離:約61km 参加費用:5,000円 定員:50名
コース:滝川⇒砂川⇒奈井江⇒浦臼⇒新十津川⇒滝川
■ミドルコース≪中コース:昼食会場〜芦別市≫ 仮称:北海道遺産コース
距離:約77km 参加費用:6,000円 定員:100名
コース:滝川⇒砂川⇒上砂川⇒歌志内⇒赤平⇒滝川⇒妹背牛⇒滝川
■ロングコース≪北中コース:昼食会場〜深川市≫ 仮称:田園景観コース
距離:約100km 参加費用:7,000円 定員:100名
コース:滝川⇒新十津川⇒雨竜⇒妹背牛⇒北竜⇒沼田⇒深川市⇒滝川
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この手のイベントではショートコースから順次定員になりやすいため参加しようと思っている人ははやめの申込をお勧めする。参加費用もこの手のイベントとしては良心的で、運営費用に加えて大量のスイーツが付いていると考えるとショートコースの5000円はお手頃かも。
普通のロングライドやタイムを競うレースでは参加者が限られ、趣味性が色濃くなってしまうが食べ物などと組み合わせると地方のPRにもつながり活性化につなげられるイベントに変化する。サイクリストの中には道外から輪行でやってくる人も居てこういったイベントは広くアピールできる可能性を秘めている。
2016年07月31日
「ならがポケモンGo」の自転車事故が急増中
任天堂のスマートフォン向けゲーム「ポケモンGo」に絡む自転車事故が全国で急増している。
日本配信前では海外での交通事故が報じられていたが、ちょうど日本は小中高生の夏休み時期ともあってとりわけ「自転車&ポケモンGo」の事故が多いような気がする。そこでちょっとこの話題を調べてみた。
管理人は残念ながら手持ちのスマートフォン(Andorid)のバージョンが低いためポケモンGoのインストールが出来なかった。よって情報はネットやTVの報道による。
まずポケモンGoは基本プレイ無料でゲーム内のアイテムに対してお金を払う「アイテム課金制」のゲーム。スマートフォンやPCのオンラインゲームが出る前は、プレステやDS等家庭用ゲーム機などの売り切りタイプのゲームソフトしかなかったが、スマートフォンやPCゲームのオンラインゲームではこれが主流だ。そしてアイテム課金制の中でもポケモンGoは時間をお金で買うタイプで、お金をかければ簡単にゲームをすすめられ逆に無料で進めようとすると時間がかかるタイプのようだ。
さて、ポケモンGoにおけるゲームの目的は携帯ゲーム機のポケモンと同じくモンスターを集めて「ポケモン図鑑」を完成させることなのだが、モンスターを集めるには専用アイテムが必要となる。
それがポケモンの世界で最もポピュラーで重要な基本アイテム「モンスターボール」。登場するポケットモンスター(ポケモン)を捕まえるためのアイテムなのだが、ポケモンGoでこれを入手するには
--------------------------------------------------------
@ショップで購入(実際のお金をポケコインに換金して購入)
Aプレイヤーのレベルアップ時に入手
Bポケストップで入手
--------------------------------------------------------
の3パターンとなっている。ここで「ポケストップ」とはポケモンGo内で使うアイテム(モンスターボールやその他)を無料で配布してくれるスポットのことで、実際の街中、特に神社や公園などを中心に多く配置されている。
プレイヤーはゲームを進める(モンスターを集める)ために必須のモンスターボールを入手するため@〜Bのいずれかを選択するのだが、レベルアップは毎回できないため必然的に@かBとなる。ポケットマネーに制限のある小中高生、特に小学生になるにつれてポケモンGoに課金することは難しくなるから街をあるきまわってポケストップを見つけ、モンスターボール等を集めることになる。
そこで登場するのが自転車だ。自転車は小中高生の代表的な移動手段で、徒歩よりもはやく便利。ポケモンGoでは一箇所のポケストップでは少しのアイテムしかゲットできず複数のポケストップをまわる必要がある。さらにポケストップに近づいただけではアイテムをゲットできず、画面上でワンアクション必要となるためモンスターボール等をゲットするため全国で自転車に乗りながらポケモンGoをする小中高生が増えているのだ。これ以外に徒歩よりもはやく移動してポケモンそのものを見つけるという目的もあるだろう。
当然ながら自転車に乗りながらポケモンGoをする小中高生は万が一事故った時のことも考えてないだろうから片手運転は当然で、目線も下向き。前方から来る相手(歩行者、自転車、自動車等)を発見するのが大幅に遅れ、気づいてブレーキをかけようとしてもハンドルは片手しか握られていないため接触事故となりやすい。特に今の時期は夏休みで小中高生が自由に外で遊べるため全体的に事故が増えているようだ。なお、ポケモンGoのモンスターは夜間に出現率が高くなるらしく、夜間の場合は無灯火自転車の増加にも加担しているらしい。
ポケモンGo自体が絶対悪とまでは言い切れないが、これに小中高生が無料でゲームをすすめるための行為として自転車が多く利用され、結果的に事故につながっているように感じた。ポケモンGo以前に自転車のルールをよく知らず小中高生の自転車事故率自体も高い点も相乗効果で事故を増やしている。大事故になる前に大幅な取り締まりを行うかそれともブームが去って自然消滅するのがはやいか。いったいどちらになるのだろうか...
日本配信前では海外での交通事故が報じられていたが、ちょうど日本は小中高生の夏休み時期ともあってとりわけ「自転車&ポケモンGo」の事故が多いような気がする。そこでちょっとこの話題を調べてみた。
管理人は残念ながら手持ちのスマートフォン(Andorid)のバージョンが低いためポケモンGoのインストールが出来なかった。よって情報はネットやTVの報道による。
まずポケモンGoは基本プレイ無料でゲーム内のアイテムに対してお金を払う「アイテム課金制」のゲーム。スマートフォンやPCのオンラインゲームが出る前は、プレステやDS等家庭用ゲーム機などの売り切りタイプのゲームソフトしかなかったが、スマートフォンやPCゲームのオンラインゲームではこれが主流だ。そしてアイテム課金制の中でもポケモンGoは時間をお金で買うタイプで、お金をかければ簡単にゲームをすすめられ逆に無料で進めようとすると時間がかかるタイプのようだ。
さて、ポケモンGoにおけるゲームの目的は携帯ゲーム機のポケモンと同じくモンスターを集めて「ポケモン図鑑」を完成させることなのだが、モンスターを集めるには専用アイテムが必要となる。
それがポケモンの世界で最もポピュラーで重要な基本アイテム「モンスターボール」。登場するポケットモンスター(ポケモン)を捕まえるためのアイテムなのだが、ポケモンGoでこれを入手するには
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@ショップで購入(実際のお金をポケコインに換金して購入)
Aプレイヤーのレベルアップ時に入手
Bポケストップで入手
--------------------------------------------------------
の3パターンとなっている。ここで「ポケストップ」とはポケモンGo内で使うアイテム(モンスターボールやその他)を無料で配布してくれるスポットのことで、実際の街中、特に神社や公園などを中心に多く配置されている。
プレイヤーはゲームを進める(モンスターを集める)ために必須のモンスターボールを入手するため@〜Bのいずれかを選択するのだが、レベルアップは毎回できないため必然的に@かBとなる。ポケットマネーに制限のある小中高生、特に小学生になるにつれてポケモンGoに課金することは難しくなるから街をあるきまわってポケストップを見つけ、モンスターボール等を集めることになる。
※画像はFNNニュースより
そこで登場するのが自転車だ。自転車は小中高生の代表的な移動手段で、徒歩よりもはやく便利。ポケモンGoでは一箇所のポケストップでは少しのアイテムしかゲットできず複数のポケストップをまわる必要がある。さらにポケストップに近づいただけではアイテムをゲットできず、画面上でワンアクション必要となるためモンスターボール等をゲットするため全国で自転車に乗りながらポケモンGoをする小中高生が増えているのだ。これ以外に徒歩よりもはやく移動してポケモンそのものを見つけるという目的もあるだろう。
※画像はFNNニュースより
当然ながら自転車に乗りながらポケモンGoをする小中高生は万が一事故った時のことも考えてないだろうから片手運転は当然で、目線も下向き。前方から来る相手(歩行者、自転車、自動車等)を発見するのが大幅に遅れ、気づいてブレーキをかけようとしてもハンドルは片手しか握られていないため接触事故となりやすい。特に今の時期は夏休みで小中高生が自由に外で遊べるため全体的に事故が増えているようだ。なお、ポケモンGoのモンスターは夜間に出現率が高くなるらしく、夜間の場合は無灯火自転車の増加にも加担しているらしい。
ポケモンGo自体が絶対悪とまでは言い切れないが、これに小中高生が無料でゲームをすすめるための行為として自転車が多く利用され、結果的に事故につながっているように感じた。ポケモンGo以前に自転車のルールをよく知らず小中高生の自転車事故率自体も高い点も相乗効果で事故を増やしている。大事故になる前に大幅な取り締まりを行うかそれともブームが去って自然消滅するのがはやいか。いったいどちらになるのだろうか...
2016年07月30日
美瑛川地区かわまちづくりWGの社会実験
前回記事した「美瑛川サイクリングロード(仮)」計画。これにからんだ社会実験が7月15日から8月21日まで美瑛町で行われる。
主催は美瑛町と国土交通省北海道開発局旭川開発建設部。内容はというと、
------------------------------------------
サイクリング利用者によるサイクリングコースや周辺施設等の利用促進を図るため、サイクリングの利便性向上につながるサイクリングスタンドや空気入れ、工具のサポート設備を周辺施設等に設置し、その有効性、必要性を検証するための社会実験を実施します。
------------------------------------------
とのこと。店舗は実験の協力店舗なのですべてではないが、ロードバイクなどの利用者にとってはサイクルトラックがあると立ち寄りやすい。特に美瑛町は本州から飛行機(旭川空港着)やJRでの輪行サイクリストも訪れることから実験的にも有意義となりそうだ。
協力店舗ではアンケート用紙を設置し、感想や意見を募集するとのこと。これら意見は美瑛川サイクリングロード計画へと反映される予定だ。
主催は美瑛町と国土交通省北海道開発局旭川開発建設部。内容はというと、
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サイクリング利用者によるサイクリングコースや周辺施設等の利用促進を図るため、サイクリングの利便性向上につながるサイクリングスタンドや空気入れ、工具のサポート設備を周辺施設等に設置し、その有効性、必要性を検証するための社会実験を実施します。
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とのこと。店舗は実験の協力店舗なのですべてではないが、ロードバイクなどの利用者にとってはサイクルトラックがあると立ち寄りやすい。特に美瑛町は本州から飛行機(旭川空港着)やJRでの輪行サイクリストも訪れることから実験的にも有意義となりそうだ。
協力店舗ではアンケート用紙を設置し、感想や意見を募集するとのこと。これら意見は美瑛川サイクリングロード計画へと反映される予定だ。
2016年07月23日
美瑛町 美瑛川サイクリングロード計画
美瑛町は旭川市のすぐ下。「北の国から」で有名な富良野市の近隣に位置する上川総合振興局の市町村である。北海道の中央部に位置し大雪山と十勝岳連峰麓の丘陵地にあるため美しい丘を持つ。町としても「丘のまちびえい」を観光資源として農業の次にならぶ基盤産業となっている。美瑛町といえば近年では「青い池」が有名で昭和の頃はケンメリスカイラインの撮影にも使われた「ケンとメリーの木」が有名であった。
そんな丘のまち美瑛は2010年からセンチュリーライドを行なっている。連続する波状丘陵とヨーロッパに匹敵する田園風景が美瑛ならではの魅力となっており年々参加者が増加。2016年も9月に第7回大会が予定されいる。
イベントとは別に美瑛町ではレンタルサイクルによるライトなサイクリングも可能で、特に激坂にも安心な電動アシスト自転車のレンタルも市内で利用可能と本格的なサイクリストでなくとも楽しめる手頃なサイクリングも用意されている。その一方で美瑛町の観光は市街地付近と白金温泉の離れた地域に集中。
この間を移動するためにサイクリストが利用する道道966号線および白樺街道は車での観光客も多く通る道で決して安全とは言いがたい部分があった。そこで既存の美瑛川の河川空間をサイクリングロードとして再整備し、車道と自転車を分離することで安全性を向上。さらにサイクリングロードで市街地から白金温泉までを結びその間に点在する施設(レストラン、ショップ、カフェ、山岳景観、丘、農作物、青い池、白金温泉等)を結ぶことでより魅力的な観光資源&地域活性化しようという計画が現在進行中だ(※詳細な資料はこちら)。
工事は平成27年度からスタートで完成予定は平成31年度予定。管理人がたまたま美瑛町に行ってきたときは丸山公園付近の河川敷道路で何らかの工事らしきものが確認できた。どうやら実際に進行中のようである。
美瑛町は旭川空港から車で12分、バスでは16分ほどの距離に位置し、旭川駅からはJRで30分程度。バスでは35分程度とアクセスが良い。近隣市町村以外にも空港を利用した道外からの観光客。直結便による台湾や中国人観光客が見込め人気の美瑛と相まってかなり有望な計画に感じた。
そんな丘のまち美瑛は2010年からセンチュリーライドを行なっている。連続する波状丘陵とヨーロッパに匹敵する田園風景が美瑛ならではの魅力となっており年々参加者が増加。2016年も9月に第7回大会が予定されいる。
イベントとは別に美瑛町ではレンタルサイクルによるライトなサイクリングも可能で、特に激坂にも安心な電動アシスト自転車のレンタルも市内で利用可能と本格的なサイクリストでなくとも楽しめる手頃なサイクリングも用意されている。その一方で美瑛町の観光は市街地付近と白金温泉の離れた地域に集中。
この間を移動するためにサイクリストが利用する道道966号線および白樺街道は車での観光客も多く通る道で決して安全とは言いがたい部分があった。そこで既存の美瑛川の河川空間をサイクリングロードとして再整備し、車道と自転車を分離することで安全性を向上。さらにサイクリングロードで市街地から白金温泉までを結びその間に点在する施設(レストラン、ショップ、カフェ、山岳景観、丘、農作物、青い池、白金温泉等)を結ぶことでより魅力的な観光資源&地域活性化しようという計画が現在進行中だ(※詳細な資料はこちら)。
工事は平成27年度からスタートで完成予定は平成31年度予定。管理人がたまたま美瑛町に行ってきたときは丸山公園付近の河川敷道路で何らかの工事らしきものが確認できた。どうやら実際に進行中のようである。
美瑛町は旭川空港から車で12分、バスでは16分ほどの距離に位置し、旭川駅からはJRで30分程度。バスでは35分程度とアクセスが良い。近隣市町村以外にも空港を利用した道外からの観光客。直結便による台湾や中国人観光客が見込め人気の美瑛と相まってかなり有望な計画に感じた。
2016年07月18日
弱虫ペダルと学ぶ自転車交通安全〜千葉県
千葉県と弱虫ペダルがコラボした自転車交通安全サイトが公開された。作品中に登場する「総北高校」は千葉県にあるという設定から今回のコラボレーションが実現したようで、県のマスコットキャラクター「チーバくん」も登場するようだ。
で、実際にサイトを覗いてみた。サイト内では自転車の交通ルールをアニメを通して簡単に学べるようになっており(Youtubeのリンクが貼られている)、
その下には文字でより詳しい内容が書かれていた。
アニメを使っているからといって手抜きとか省略したような感じはなく、基本的なルールが書かれていた。ただ現状では本当に基本的なことしか無いのでルールを学ぶ導入的なサイトとして有用かなと感じた。これをきっかけにより詳しい内容を自分で調べれるように(調べたいと思えるように)なるとベストだろう。自転車の交通ルールを学べるサイトは堅苦しいイメージがあるかもしれないのでそういった点では良いサイトかも。また、動画自体はネットで誰でも見れるのでローカルな交通安全教室などでも他の動画を交えて使えそうな感じもした。
なお、動画は全6話構成で約半月毎に更新予定となっている。7月1日に第1話が公開され最終話の第6話は9月9日公開予定とかなりゆっくりペース。大事なないようなので個人的にはすぐにでも全部公開してもいいような気がした。
で、実際にサイトを覗いてみた。サイト内では自転車の交通ルールをアニメを通して簡単に学べるようになっており(Youtubeのリンクが貼られている)、
その下には文字でより詳しい内容が書かれていた。
アニメを使っているからといって手抜きとか省略したような感じはなく、基本的なルールが書かれていた。ただ現状では本当に基本的なことしか無いのでルールを学ぶ導入的なサイトとして有用かなと感じた。これをきっかけにより詳しい内容を自分で調べれるように(調べたいと思えるように)なるとベストだろう。自転車の交通ルールを学べるサイトは堅苦しいイメージがあるかもしれないのでそういった点では良いサイトかも。また、動画自体はネットで誰でも見れるのでローカルな交通安全教室などでも他の動画を交えて使えそうな感じもした。
なお、動画は全6話構成で約半月毎に更新予定となっている。7月1日に第1話が公開され最終話の第6話は9月9日公開予定とかなりゆっくりペース。大事なないようなので個人的にはすぐにでも全部公開してもいいような気がした。
2016年07月13日
平成28年度 夏の交通安全運動 重点は飲酒運転の根絶
夏の交通安全運動が7月11日からスタートした。
今回の重点項目は...
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・飲酒運転や居眠り などの観光・レジャー型の交通事故防止
・子供と高齢者の交通事故防止
・自転車・二輪車の交通事故防止
・全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用
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となっている。
最近の交通安全運動では必ず「自転車の交通事故防止」等が盛り込まれているが今夏の交通安全運動では「飲酒運転の根絶」も重点として盛り込まれている。夏季では長距離ドライブなどのレジャー型交通事故や(北海道では)本州からの自動二輪車(ライダー)のツーリングに関連する事故もこの時期増えるため重点項目に盛り込まれている。特に2年前の小樽市では「おたるドリームビーチで「飲酒ひき逃事件」が発生し海水浴帰りの若い女性を次々とはね女性3人が死亡、女性1人が重傷を負う事故が発生(最終判決は危険運転致死罪適用で22年の懲役刑)。翌2015年11月には砂川市で北海道で飲酒運転の車に追突され一家5人死傷する重大事故も発生し、北海道では「飲酒運転根絶」が最重点項目といえる。
夏の交通安全運動の期間は7月11日〜7月20日まで。期間中は朝や夕方時に街頭に立って交通安全運動が行われるほか、住宅街や覆面パトカー等でのスピード違反取締り(通称ネズミ捕り)も予想される。自転車の違反に関しても(警察官のやる気次第だが)普段よりは取り締まりの機会が増えそうだ。
今回の重点項目は...
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・飲酒運転や居眠り などの観光・レジャー型の交通事故防止
・子供と高齢者の交通事故防止
・自転車・二輪車の交通事故防止
・全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用
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となっている。
最近の交通安全運動では必ず「自転車の交通事故防止」等が盛り込まれているが今夏の交通安全運動では「飲酒運転の根絶」も重点として盛り込まれている。夏季では長距離ドライブなどのレジャー型交通事故や(北海道では)本州からの自動二輪車(ライダー)のツーリングに関連する事故もこの時期増えるため重点項目に盛り込まれている。特に2年前の小樽市では「おたるドリームビーチで「飲酒ひき逃事件」が発生し海水浴帰りの若い女性を次々とはね女性3人が死亡、女性1人が重傷を負う事故が発生(最終判決は危険運転致死罪適用で22年の懲役刑)。翌2015年11月には砂川市で北海道で飲酒運転の車に追突され一家5人死傷する重大事故も発生し、北海道では「飲酒運転根絶」が最重点項目といえる。
夏の交通安全運動の期間は7月11日〜7月20日まで。期間中は朝や夕方時に街頭に立って交通安全運動が行われるほか、住宅街や覆面パトカー等でのスピード違反取締り(通称ネズミ捕り)も予想される。自転車の違反に関しても(警察官のやる気次第だが)普段よりは取り締まりの機会が増えそうだ。
2016年07月03日
JAF危険予知トレーニング 市街地編 その2
前回に引き続きJAFの危険予知トレーニングから参考になりそうな動画を紹介。
市街地編 その1では狭い市街地道路での自転車のヒヤリハットだったが、その2でも自転車に関係する動画となっている。その1同様、自動車目線で作成されているが、車道を自転車で走行中に似たようなシチュエーションを管理人は経験したことがあるので車道を走る自転車用としても十分使えそうだ。
前置きが長くなったが本題へ。画像のように片側1車線で道路幅がやや狭い道路を進行中、交差点に差し掛かる。左側の歩道には緑が植えられ歩道の様子が若干わかりづらい。この時何に注意するかという動画だ。
正解はなんと左側歩道を走っていた自転車が急に車道に飛び出してきた。これは歩道を歩行者感覚で走る利用者に多い傾向で、前の歩道が歩行者でふさがっているため走りやすい車道に出たというシチュエーションだ。自動車の運転免許があるなら車線変更や右左折時に後方を確認すると習い、後ろからくる車両や自転車、歩行者等に注意しなけらばならないことを教わるが、免許を持たない自転車利用者はこのように飛び出す傾向にある。広い道路ならまだしもこのように狭いところでは接触の危険性が高く危ない行為だ。管理人の経験では朝の通勤中の学生にこの傾向が見られ、十分注意したいところ。また、自転車で車道を走行中にもこのように突然前に出られると急ブレーキをかけるか右に回避するかをせまられる。特に右に避けるときは後方から自動車が来ているかもしれないので正しく車道を走っていた自転車が危険な目に遭う。歩道を走る自転車で車道に出る場合はかならず後方確認をしてから急に飛び出さないよう指導が必要と思われる。
市街地編 その1では狭い市街地道路での自転車のヒヤリハットだったが、その2でも自転車に関係する動画となっている。その1同様、自動車目線で作成されているが、車道を自転車で走行中に似たようなシチュエーションを管理人は経験したことがあるので車道を走る自転車用としても十分使えそうだ。
前置きが長くなったが本題へ。画像のように片側1車線で道路幅がやや狭い道路を進行中、交差点に差し掛かる。左側の歩道には緑が植えられ歩道の様子が若干わかりづらい。この時何に注意するかという動画だ。
正解はなんと左側歩道を走っていた自転車が急に車道に飛び出してきた。これは歩道を歩行者感覚で走る利用者に多い傾向で、前の歩道が歩行者でふさがっているため走りやすい車道に出たというシチュエーションだ。自動車の運転免許があるなら車線変更や右左折時に後方を確認すると習い、後ろからくる車両や自転車、歩行者等に注意しなけらばならないことを教わるが、免許を持たない自転車利用者はこのように飛び出す傾向にある。広い道路ならまだしもこのように狭いところでは接触の危険性が高く危ない行為だ。管理人の経験では朝の通勤中の学生にこの傾向が見られ、十分注意したいところ。また、自転車で車道を走行中にもこのように突然前に出られると急ブレーキをかけるか右に回避するかをせまられる。特に右に避けるときは後方から自動車が来ているかもしれないので正しく車道を走っていた自転車が危険な目に遭う。歩道を走る自転車で車道に出る場合はかならず後方確認をしてから急に飛び出さないよう指導が必要と思われる。
2016年07月02日
JAF危険予知トレーニング 市街地編 その1
JAF動画で危険予知トレーニング動画が更新されたのでご紹介。
今回の動画は自動車のドライバーが市街地で気をつけるべきシチュエーションとなっている。自転車とは関係ないようにも見えるが自転車で車道を走行、特に狭い道では似たような状況が起こりえるので参考として取り上げることとした。
動画自体は狭い市街地を走行中、前方に自転車と歩行者が見える。道路は左カーブで左手前が見通せず、そのちょっと前にはT字路も見える...という場面で動画が行ったん止まる。この後何が起こるか予測する内容だ。
この後何が起きたかというと...前方を走っていた自転車が急に右に曲がり衝突しそうになった。これは歩行者感覚で乗る自転車利用者に多いシチュエーションで、右に曲がる時後ろを気にせず急に右折するパターンだ。さらにこのパターンでは自転車利用者はイヤホンもしており後ろに気づいていない可能性が高い状況だった。
動画では自動車の視点だったが、自転車の場合でも同様で、先を急ごうとこの自転車を右から追い越す際に似たような状況となる。なので前方に自転車が居て交差点や曲がり角付近では無理に追い越さず、安全な直線まで待って対応することが求められるだろう。これ以外に狭い道路では自転車の飛び出しも考えられるため基本はゆっくりが望ましい。
今回の動画は自動車のドライバーが市街地で気をつけるべきシチュエーションとなっている。自転車とは関係ないようにも見えるが自転車で車道を走行、特に狭い道では似たような状況が起こりえるので参考として取り上げることとした。
動画自体は狭い市街地を走行中、前方に自転車と歩行者が見える。道路は左カーブで左手前が見通せず、そのちょっと前にはT字路も見える...という場面で動画が行ったん止まる。この後何が起こるか予測する内容だ。
この後何が起きたかというと...前方を走っていた自転車が急に右に曲がり衝突しそうになった。これは歩行者感覚で乗る自転車利用者に多いシチュエーションで、右に曲がる時後ろを気にせず急に右折するパターンだ。さらにこのパターンでは自転車利用者はイヤホンもしており後ろに気づいていない可能性が高い状況だった。
動画では自動車の視点だったが、自転車の場合でも同様で、先を急ごうとこの自転車を右から追い越す際に似たような状況となる。なので前方に自転車が居て交差点や曲がり角付近では無理に追い越さず、安全な直線まで待って対応することが求められるだろう。これ以外に狭い道路では自転車の飛び出しも考えられるため基本はゆっくりが望ましい。
2016年06月26日
2016年の「旭川市民サイクリングの日」に行ってみた
前々回の記事で紹介した「旭川市民サイクリング」に参加してきた。
その前にだが、管理人のスマフォトラブルにより撮影したはずの写真が保存されておらず、当日の写真が1枚も無い事態に... ほぼ文章のみであまり伝わらないかもしれないがご勘弁を。
当日の天気は週末の全国的な雨の影響を受け旭川でも小雨となった。そこまでひどい降り方ではなかったので「小雨決行」に。集合場所は去年と同じ市民活動交流センター「CoCoDe」。ある情報によれば中級者コースが約40人。初心者コースも20人が参加。申し込み時点では中級者コースは定員一杯の50名だったので雨にもかかわらず中級者コースでは8割以上が参加したことに。サイクリング好きの人たちが集まった。
開会式は雨のためCoCoDeの倉庫内で。旭川市企画なので市役所の人の挨拶があったり、実施協力の旭川サイクリング協会さんの挨拶があった。10分程度挨拶とサイクリングの注意点やコース説明を受けていざスタート。
中級者コースは参加人数が40名ほどだったため10人ほどの少分隊でスタート。前後にサイクリング協会の方が先導&後方をサポートするかたちで出発した。なお、参加者の年齢層だが、中級コースは結構年配の方が多めで逆に若い人は少なかった。一方の初心者コースは中学生前後の親子連れや弱虫ペダルの影響と思われる若い女子も若干居て華やかさは初心者コースが上のようだった。
コースは一番上の画像のようにCoCoDeをスタートしてすぐ河川敷へ。そのまま忠別川サイクリングロードを進んで途中東神楽町役場近くの「東神楽福祉会館」第1休憩所に到着した。時速は23km前後とゆっくりめ。
第1休憩所ではスポーツドリンク(紙コップ)が用意され快適だったがあいにくの天気のためスポーツドリンクよりも暖かいお茶かコーヒーが欲しい感じもした。
10分程度休憩後、再び忠別川サイクリングロードに戻り川沿いに進む。
しばらく走ると水門が見え道道294号線にぶつかる。ここの大きな橋でサイクリングロードから離れ橋を下って大きな道路(道道1160号線)を右に曲がると第2休憩所の「東川道の駅」に到着。
ここではスポーツドリンクではなく「大雪旭岳源水」というミネラルウォーターが配られた。
ただしここでもあいにくの天気のため寒く、手にしている人は少なかった。10分程度休憩し再スタート。ここまでで走行距離は全工程の半分となる約25km。ここからは再び道道1160号を引き返し道道294号に戻って今度は行きとは反対側の河川敷に入る。
ここを川沿いに道なりにすすむ。ここから少しスピードアップして時速は27km前後に。ただし30km以上は出ていないのでハードではない。反対側の河川敷は草が生い茂り道幅が狭いところがあった。雨の日で歩行者等がほとんど居なかったが晴れなら要注意ということで改善ポイントだろうか。ここからは河川敷と一般道が交差するところが出てきたが運営側で準備した交通整理の人が立っていた。危険な場所によっては「旭川交通安全協会」が交差点で誘導(車を止めて自転車を通)してくれたのでかなり走りやすかった。
道なりに走ると交通量の少ない一般道とぶつかるところで右折。ここからひたすら北上し牛朱別川の河川敷を目指す。このあたりで走行距離は35kmだ。
牛朱別川河川敷に入るとあとは再び似たような風景が広がる。永山の水田地帯、永山の工業団地、永山ウェスタンを抜け日本製紙旭川工場を河川沿いに進む。と、ここでアクシデントが。なんと前輪から勢い良く「プシュー」と音が出てパンクしてしまった。若干すり減り気味のタイヤに雨のせいで耐久性が落ち異物で負けてしまったのだろうか。
集団から抜けて持参していた替えチューブで応急修理を行う。10分ほどで修理は完了し再スタートしようとすると後方から参加者の若干年配の女性が。どうやら集団が彼女には速すぎてついてけずひとりぼっちになってしまったようだ。聞けばルートも良くわからず不安そうだったのでゴールまで一緒に行くことにした。
ここから残りは管理人がよく走るいわばホームコース。牛朱別川沿いに旭橋(常磐公園)方面を進む。そこから旭川商業、旭川駅、北彩都公園まで進みスタート地点のCoCoDeに到着し無事ゴール。パンクによるタイムロスとゆっくりな彼女と一緒に進んだため予定終了時間の12:30ギリギリの到着だった。
完走の参加賞として「完走証」、「反射ベルト」、「反射シール」、「ポカリスエットゼリー」、「アルミ製ボトル(500ml)ASAHIKAWA CYCLING DAYロゴ入り」をもらった。参加費がたった500円なのに保険料や休憩所の水に加え参加賞、特にアルミボトルまでもらえたのにはすこしびっくり。かなり大盤振る舞いな参加賞だった。
最後に感想はというと...去年に比べ規模が拡大し初心者コースと中級者コースを設定するなど確実にレベルアップしたサイクリングイベントだった。あいにくの天気で大変な部分もあったがこれが晴れていれば良いイベントになったと思う。一方で中級者コース参加者の中にはスピードが遅すぎて退屈だったり不満に感じる人も居たため、来年以降は「上級者コース」を設定し走行距離を伸ばしたり平均速度を上げるなどもうワンランク上の人のコースの設定があると良いと思った。ただ初心者には良いコースと調度良いスピードなのでこの部分は満足だと思う。走行距離や平均速度から初心者コースはママチャリやシティサイクルでも大丈夫だと思うので、今回のようにスポーツ車に限定せずより裾野を広げる意味でも初心者コースはママチャリ&シティサイクルも対象とするとより参加者が増えるかもしれない。
その前にだが、管理人のスマフォトラブルにより撮影したはずの写真が保存されておらず、当日の写真が1枚も無い事態に... ほぼ文章のみであまり伝わらないかもしれないがご勘弁を。
当日の天気は週末の全国的な雨の影響を受け旭川でも小雨となった。そこまでひどい降り方ではなかったので「小雨決行」に。集合場所は去年と同じ市民活動交流センター「CoCoDe」。ある情報によれば中級者コースが約40人。初心者コースも20人が参加。申し込み時点では中級者コースは定員一杯の50名だったので雨にもかかわらず中級者コースでは8割以上が参加したことに。サイクリング好きの人たちが集まった。
※写真が無いので去年の開会式(イメージ画像)。実際は雨なので屋内。
開会式は雨のためCoCoDeの倉庫内で。旭川市企画なので市役所の人の挨拶があったり、実施協力の旭川サイクリング協会さんの挨拶があった。10分程度挨拶とサイクリングの注意点やコース説明を受けていざスタート。
中級者コースは参加人数が40名ほどだったため10人ほどの少分隊でスタート。前後にサイクリング協会の方が先導&後方をサポートするかたちで出発した。なお、参加者の年齢層だが、中級コースは結構年配の方が多めで逆に若い人は少なかった。一方の初心者コースは中学生前後の親子連れや弱虫ペダルの影響と思われる若い女子も若干居て華やかさは初心者コースが上のようだった。
コースは一番上の画像のようにCoCoDeをスタートしてすぐ河川敷へ。そのまま忠別川サイクリングロードを進んで途中東神楽町役場近くの「東神楽福祉会館」第1休憩所に到着した。時速は23km前後とゆっくりめ。
※画像はストリートビューより(イメージ図)
第1休憩所ではスポーツドリンク(紙コップ)が用意され快適だったがあいにくの天気のためスポーツドリンクよりも暖かいお茶かコーヒーが欲しい感じもした。
10分程度休憩後、再び忠別川サイクリングロードに戻り川沿いに進む。
※ストリートビューより
しばらく走ると水門が見え道道294号線にぶつかる。ここの大きな橋でサイクリングロードから離れ橋を下って大きな道路(道道1160号線)を右に曲がると第2休憩所の「東川道の駅」に到着。
ここではスポーツドリンクではなく「大雪旭岳源水」というミネラルウォーターが配られた。
ただしここでもあいにくの天気のため寒く、手にしている人は少なかった。10分程度休憩し再スタート。ここまでで走行距離は全工程の半分となる約25km。ここからは再び道道1160号を引き返し道道294号に戻って今度は行きとは反対側の河川敷に入る。
※ストリートビューより
ここを川沿いに道なりにすすむ。ここから少しスピードアップして時速は27km前後に。ただし30km以上は出ていないのでハードではない。反対側の河川敷は草が生い茂り道幅が狭いところがあった。雨の日で歩行者等がほとんど居なかったが晴れなら要注意ということで改善ポイントだろうか。ここからは河川敷と一般道が交差するところが出てきたが運営側で準備した交通整理の人が立っていた。危険な場所によっては「旭川交通安全協会」が交差点で誘導(車を止めて自転車を通)してくれたのでかなり走りやすかった。
※ストリートビューより
道なりに走ると交通量の少ない一般道とぶつかるところで右折。ここからひたすら北上し牛朱別川の河川敷を目指す。このあたりで走行距離は35kmだ。
牛朱別川河川敷に入るとあとは再び似たような風景が広がる。永山の水田地帯、永山の工業団地、永山ウェスタンを抜け日本製紙旭川工場を河川沿いに進む。と、ここでアクシデントが。なんと前輪から勢い良く「プシュー」と音が出てパンクしてしまった。若干すり減り気味のタイヤに雨のせいで耐久性が落ち異物で負けてしまったのだろうか。
集団から抜けて持参していた替えチューブで応急修理を行う。10分ほどで修理は完了し再スタートしようとすると後方から参加者の若干年配の女性が。どうやら集団が彼女には速すぎてついてけずひとりぼっちになってしまったようだ。聞けばルートも良くわからず不安そうだったのでゴールまで一緒に行くことにした。
ここから残りは管理人がよく走るいわばホームコース。牛朱別川沿いに旭橋(常磐公園)方面を進む。そこから旭川商業、旭川駅、北彩都公園まで進みスタート地点のCoCoDeに到着し無事ゴール。パンクによるタイムロスとゆっくりな彼女と一緒に進んだため予定終了時間の12:30ギリギリの到着だった。
完走の参加賞として「完走証」、「反射ベルト」、「反射シール」、「ポカリスエットゼリー」、「アルミ製ボトル(500ml)ASAHIKAWA CYCLING DAYロゴ入り」をもらった。参加費がたった500円なのに保険料や休憩所の水に加え参加賞、特にアルミボトルまでもらえたのにはすこしびっくり。かなり大盤振る舞いな参加賞だった。
最後に感想はというと...去年に比べ規模が拡大し初心者コースと中級者コースを設定するなど確実にレベルアップしたサイクリングイベントだった。あいにくの天気で大変な部分もあったがこれが晴れていれば良いイベントになったと思う。一方で中級者コース参加者の中にはスピードが遅すぎて退屈だったり不満に感じる人も居たため、来年以降は「上級者コース」を設定し走行距離を伸ばしたり平均速度を上げるなどもうワンランク上の人のコースの設定があると良いと思った。ただ初心者には良いコースと調度良いスピードなのでこの部分は満足だと思う。走行距離や平均速度から初心者コースはママチャリやシティサイクルでも大丈夫だと思うので、今回のようにスポーツ車に限定せずより裾野を広げる意味でも初心者コースはママチャリ&シティサイクルも対象とするとより参加者が増えるかもしれない。