2020年04月15日
ミシュラン・ダイナミックスポーツ フォルダブル(折りたたみ式・ケブラー)25Cの感想
以前イギリスの通販サイトから購入したミシュランの折りたたみ式ダイナミックスポーツをロードバイクに装着して試走してみたので簡単なレビューをしようと思う。
![KIMG1812.JPG](/sakurabunama/file/KIMG1812.JPG)
ミシュランのダイナミックスポーツは知る人は知っているミシュランのロードバイク用タイヤの中でも一番下のグレードに位置するトレーニングタイヤ。最廉価でありながらトレッド面はフルスリックという面白いタイヤである。タイヤサイズは23C、25C、28Cと3種類あり、かつカラーも23Cならレッド、ブラック、ブルー、ホワイトの4種類。25Cと28Cはホワイト&ブラックというバリエーションも比較的豊富なタイヤだ。耐パンク性能はパンクベルトが非装備なためトレッド面がすり減ってくるとパンクしやすいがその分トレッド面センターは肉厚にできており何しろ価格が1本2000円以下で購入できるので価格を気にせずバンバン使いたい人には嬉しいモデルである。一つ難点をあげるとビードがワイヤービードなため23Cでも1本300g近くもありケブラーのタイヤと比較すると漕ぎ出しのもっさり感があった。が、その後折りたたみ式のケブラービードを採用し軽量化されたダイナミックスポーツ・フォルダブルが新登場。23Cではカタログ値225gとひとつ上のリチオンに匹敵する重量を実現した。今回、友人に譲る予定の入門用ロードバイクのタイヤとして久しぶりに試してみたい衝動にかられて購入となった。
![KIMG1809.JPG](/sakurabunama/file/KIMG1809.JPG)
ちなみにチューブはミシュランのエアストップA1を使った。25Cの推奨はワンサイズ上のA2だったがA1でも25Cまで対応している点と少しでもホイール周りの軽量化につながればと思いあえてA1にした。ダイナミックスポーツは耐パンクベルトがないもののトレッド面が肉厚なので極限まですり減って使うようなことがなければ適度に厚みがあるエアストップA1との組み合わせで大丈夫と判断した。
![KIMG1815.JPG](/sakurabunama/file/KIMG1815.JPG)
タイヤの装着はワイヤービードのときに比べるとちょっと大変だがリチオン3で経験したような固すぎゆえの組み込みずらさは無かった。MICHELINとビバンダム君、Dynamic Sportsという商品名のプリントは他のタイヤに比べてちょっと大きめにプリントされている。見た目はかなりよい。
で、早速走ってみてだがタイヤ重量が以前のワイヤービードのときよりも軽くなっているので漕ぎ出しの重さは似たよな重量のリチオン3と比べて全然感じられなかった。グリップ感はモチモチ感が感じられ初心者向けにはこのぐらいグリップしている方が安心かもしれない。時速20km前後においてはとても軽快でタイヤノイズもほとんど気にならなかった。ただし、時速30km以上となると海外のレビューでもあったが転がり抵抗の大きさが感じられる部分がありリチオン3と比べると明らかに重たいと感じる。この点は最廉価なトレーニングタイヤという位置づけなので価格のトレードオフといったところか。もし時速30km以上で走るのがメインであればすなおにワンランク上のリチオン3あたりを購入したほうがよい。価格的にも安いところならダイナミックスポーツと同等かちょっと高いくらいなので。あと乗り心地は25Cで空気圧を6気圧にしたという点もあって明らかに23Cより良かった。
総評としては高速域では苦手な部分があるものの中速域ぐらいであれば十分な性能を持っており値段も安いので街乗り用としていいと思う。今回は25Cをロードバイクに装着したがクロスバイクに装着してもいいかもしれない。従来のダイナミックスポーツの重量が気になっていたひとはこの新登場した「折りたたみ式のダイナミックスポーツ」をぜひとも試してほしい。
ミシュランのダイナミックスポーツは知る人は知っているミシュランのロードバイク用タイヤの中でも一番下のグレードに位置するトレーニングタイヤ。最廉価でありながらトレッド面はフルスリックという面白いタイヤである。タイヤサイズは23C、25C、28Cと3種類あり、かつカラーも23Cならレッド、ブラック、ブルー、ホワイトの4種類。25Cと28Cはホワイト&ブラックというバリエーションも比較的豊富なタイヤだ。耐パンク性能はパンクベルトが非装備なためトレッド面がすり減ってくるとパンクしやすいがその分トレッド面センターは肉厚にできており何しろ価格が1本2000円以下で購入できるので価格を気にせずバンバン使いたい人には嬉しいモデルである。一つ難点をあげるとビードがワイヤービードなため23Cでも1本300g近くもありケブラーのタイヤと比較すると漕ぎ出しのもっさり感があった。が、その後折りたたみ式のケブラービードを採用し軽量化されたダイナミックスポーツ・フォルダブルが新登場。23Cではカタログ値225gとひとつ上のリチオンに匹敵する重量を実現した。今回、友人に譲る予定の入門用ロードバイクのタイヤとして久しぶりに試してみたい衝動にかられて購入となった。
ちなみにチューブはミシュランのエアストップA1を使った。25Cの推奨はワンサイズ上のA2だったがA1でも25Cまで対応している点と少しでもホイール周りの軽量化につながればと思いあえてA1にした。ダイナミックスポーツは耐パンクベルトがないもののトレッド面が肉厚なので極限まですり減って使うようなことがなければ適度に厚みがあるエアストップA1との組み合わせで大丈夫と判断した。
タイヤの装着はワイヤービードのときに比べるとちょっと大変だがリチオン3で経験したような固すぎゆえの組み込みずらさは無かった。MICHELINとビバンダム君、Dynamic Sportsという商品名のプリントは他のタイヤに比べてちょっと大きめにプリントされている。見た目はかなりよい。
で、早速走ってみてだがタイヤ重量が以前のワイヤービードのときよりも軽くなっているので漕ぎ出しの重さは似たよな重量のリチオン3と比べて全然感じられなかった。グリップ感はモチモチ感が感じられ初心者向けにはこのぐらいグリップしている方が安心かもしれない。時速20km前後においてはとても軽快でタイヤノイズもほとんど気にならなかった。ただし、時速30km以上となると海外のレビューでもあったが転がり抵抗の大きさが感じられる部分がありリチオン3と比べると明らかに重たいと感じる。この点は最廉価なトレーニングタイヤという位置づけなので価格のトレードオフといったところか。もし時速30km以上で走るのがメインであればすなおにワンランク上のリチオン3あたりを購入したほうがよい。価格的にも安いところならダイナミックスポーツと同等かちょっと高いくらいなので。あと乗り心地は25Cで空気圧を6気圧にしたという点もあって明らかに23Cより良かった。
総評としては高速域では苦手な部分があるものの中速域ぐらいであれば十分な性能を持っており値段も安いので街乗り用としていいと思う。今回は25Cをロードバイクに装着したがクロスバイクに装着してもいいかもしれない。従来のダイナミックスポーツの重量が気になっていたひとはこの新登場した「折りたたみ式のダイナミックスポーツ」をぜひとも試してほしい。
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