2020年03月01日
ミシュラン・ダイナミックスポーツ フォルダブル(折りたたみ式・ケブラービード)25Cを購入してみた。
昨年の秋頃に衝動的に新しいロードバイクを中古購入した関係で一番最初の入門用アルミロードが完全不要になった。これを売っても二束三文なので友人に譲ることにした。ただしタイヤやワイヤー系は交換したことがあったがそれ以外は新車時から一回も手をつけていない部分もあり駆動系を中心にフルメンテナンスが必要と判断。とりあえずパーツを揃え中なのだが見た目的にもインパクトが大きいタイヤは新品で渡すことにした。
友人はスポーツバイクは乗ったことのないいわるゆ初心者なので、ビギナー向けの安くてそこそこ丈夫で走りそうなロードバイク用タイヤを探していたがやはりここは大好きなミシュランで探すことに。調べると廉価タイヤのダイナミックスポーツが進化し、今までのワイヤービードからケブラービードの「折りたたみ式」となったようだ。それによりタイヤ重量も軽くなりひとつ上のリチオンシリーズに肉薄する軽さとなった。ということで海外通販で激安品を見つけたので試しに買ってみた。
こちらが購入したダイナミックスポーツ・フォルダブルの25C。ダイナミックスポーツといえばワイヤービードのイメージだったのでリチオンシリーズなどと同じく折りたたまれている外観が非常に新鮮。
コンパウンド表面はお馴染みのセンターが完全スリック。両サイドがザラザラの2パターン。ただしデュアルコンパウンドというわけではなく、ザラザラ加工が施されているだけと思われる(製品説明にデュアルコンパウンドのことは無いし、この価格帯でそれはありえないため)。
タグの裏側には簡易的な説明が。体重と空気圧の表は116PSIまでOKになっているが、購入した25Cの場合は73PSI〜102PSI(5BARから7BAR)までとなる。推奨チューブはミシュランA1と書いてあるが、25Cの場合はタイヤ本体にA2と表記されていた。
パッケージの比較としてその前に購入したクリリオン2と並べてみた。廉価タイヤということでパッケージも簡素化されている。パッケージ表面の特徴部分にはダイナミックスポーツが「長寿命」の1つだけ表記されいてた。クリリオン2にあった「耐パンク」や「グリップ力」などの特徴は特になかった。製造国は台湾(TAIWAN)。
今回一番注目の重量測定。はかってみると246g。カタログ値は25Cが245gなのでかなり近い値。ちなみにもう一つ買ったダイナミックスポーツの方はさらに軽くて240gだった。ワイヤービードだとカタログ値305gなのでかなり軽量化されているのがわかる。
ちなみにクリリオン2は23Cで240g。個体差でバラツキがあると思うが値段の割にダイナミックスポーツの折りたたみ式は軽量な部類に入るといえそう。ワイヤービードとは大違いである。
タイヤの性能としては海外のレビューサイトをによると(※データがワイヤービードなので一部参考にならないが)、転がり抵抗はコンチネンタルのウルトラスポーツ2よりもちょっと高め。ヴィクトリアのザフィーロスリックとほぼ同じで、シュワルベのルガノよりも低い結果となっている。同じミシュランでもリチオン2と比較すると少し転がり抵抗は高い。管理人も過去にダイナミックスポーツのワイヤービードからリチオン2に乗り換えた時はリチオン2の方が特にスピードを出している時は良く回る印象を受けた。その点はデータから見ると明らかだったようだ。
一方で耐パンク性能は上記レビューサイトによればウルトラスポーツ2やザフィーロと比べると悪い部類に入る。特にサイドウォールパンクは弱いようだ。恐らく耐パンクベルトが付いていないことが大きいのだろうか(その分ケージングは3×30の低めで丈夫になっている)。この点はチューブを厚めのパンク性能が高めのものを使う(逆にいうと超軽量チューブを使わない)など運用方法で工夫したほうが良さそう。ただ、トレーニングタイヤという位置づけなのでこれに高い肉薄の軽量チューブを使う人は少ないと思うが。
最後にお値段は23Cが税抜定価2200円。25Cは税抜定価2300円なのだが海外通販で25Cが破格の1200円で今回購入できた。折りたたみ式で重量が25Cで250gで1200円ぐらいとなればかなりコストパフォマンスは高い。レース用途では無理だがトレーニングタイヤのほか通勤・通学用やスピードを出さないゆったりとしたロングライド用の低価格タイヤとして嬉しい製品である。仮にすぐにダメになった時でも1本あたりが安いの気兼ねなく新品に交換でき点は高価格帯のタイヤにない大きなメリットだ。あとは見た目的にミシュランのトレードマークであるビバンダム君のロゴが上のグレードの物よりひと回り大きいため見た目重視の人にもいいかも。ただし、ワイヤービードに比べるとカラーがブラック1色しかないのでその点は注意が必要だ。
---------------------------------------------------------------------------------
※その後試走レビューを追記。こちらから
友人はスポーツバイクは乗ったことのないいわるゆ初心者なので、ビギナー向けの安くてそこそこ丈夫で走りそうなロードバイク用タイヤを探していたがやはりここは大好きなミシュランで探すことに。調べると廉価タイヤのダイナミックスポーツが進化し、今までのワイヤービードからケブラービードの「折りたたみ式」となったようだ。それによりタイヤ重量も軽くなりひとつ上のリチオンシリーズに肉薄する軽さとなった。ということで海外通販で激安品を見つけたので試しに買ってみた。
こちらが購入したダイナミックスポーツ・フォルダブルの25C。ダイナミックスポーツといえばワイヤービードのイメージだったのでリチオンシリーズなどと同じく折りたたまれている外観が非常に新鮮。
コンパウンド表面はお馴染みのセンターが完全スリック。両サイドがザラザラの2パターン。ただしデュアルコンパウンドというわけではなく、ザラザラ加工が施されているだけと思われる(製品説明にデュアルコンパウンドのことは無いし、この価格帯でそれはありえないため)。
タグの裏側には簡易的な説明が。体重と空気圧の表は116PSIまでOKになっているが、購入した25Cの場合は73PSI〜102PSI(5BARから7BAR)までとなる。推奨チューブはミシュランA1と書いてあるが、25Cの場合はタイヤ本体にA2と表記されていた。
パッケージの比較としてその前に購入したクリリオン2と並べてみた。廉価タイヤということでパッケージも簡素化されている。パッケージ表面の特徴部分にはダイナミックスポーツが「長寿命」の1つだけ表記されいてた。クリリオン2にあった「耐パンク」や「グリップ力」などの特徴は特になかった。製造国は台湾(TAIWAN)。
今回一番注目の重量測定。はかってみると246g。カタログ値は25Cが245gなのでかなり近い値。ちなみにもう一つ買ったダイナミックスポーツの方はさらに軽くて240gだった。ワイヤービードだとカタログ値305gなのでかなり軽量化されているのがわかる。
ちなみにクリリオン2は23Cで240g。個体差でバラツキがあると思うが値段の割にダイナミックスポーツの折りたたみ式は軽量な部類に入るといえそう。ワイヤービードとは大違いである。
タイヤの性能としては海外のレビューサイトをによると(※データがワイヤービードなので一部参考にならないが)、転がり抵抗はコンチネンタルのウルトラスポーツ2よりもちょっと高め。ヴィクトリアのザフィーロスリックとほぼ同じで、シュワルベのルガノよりも低い結果となっている。同じミシュランでもリチオン2と比較すると少し転がり抵抗は高い。管理人も過去にダイナミックスポーツのワイヤービードからリチオン2に乗り換えた時はリチオン2の方が特にスピードを出している時は良く回る印象を受けた。その点はデータから見ると明らかだったようだ。
一方で耐パンク性能は上記レビューサイトによればウルトラスポーツ2やザフィーロと比べると悪い部類に入る。特にサイドウォールパンクは弱いようだ。恐らく耐パンクベルトが付いていないことが大きいのだろうか(その分ケージングは3×30の低めで丈夫になっている)。この点はチューブを厚めのパンク性能が高めのものを使う(逆にいうと超軽量チューブを使わない)など運用方法で工夫したほうが良さそう。ただ、トレーニングタイヤという位置づけなのでこれに高い肉薄の軽量チューブを使う人は少ないと思うが。
最後にお値段は23Cが税抜定価2200円。25Cは税抜定価2300円なのだが海外通販で25Cが破格の1200円で今回購入できた。折りたたみ式で重量が25Cで250gで1200円ぐらいとなればかなりコストパフォマンスは高い。レース用途では無理だがトレーニングタイヤのほか通勤・通学用やスピードを出さないゆったりとしたロングライド用の低価格タイヤとして嬉しい製品である。仮にすぐにダメになった時でも1本あたりが安いの気兼ねなく新品に交換でき点は高価格帯のタイヤにない大きなメリットだ。あとは見た目的にミシュランのトレードマークであるビバンダム君のロゴが上のグレードの物よりひと回り大きいため見た目重視の人にもいいかも。ただし、ワイヤービードに比べるとカラーがブラック1色しかないのでその点は注意が必要だ。
---------------------------------------------------------------------------------
※その後試走レビューを追記。こちらから
【このカテゴリーの最新記事】
この記事へのコメント
コメントを書く