2018年05月13日
美唄市 自転車持ち込み可の宿泊施設が誕生
ここ近年、全国的に自転車を使った地域振興や地域活性化をはかる自治体が増えてきているが北海道でもその傾向は強く見られるようになった。特に人口の少ない市町村でその傾向は見られ道内や本州からの自転車愛好家や海外からのサイクリストを呼び込もうと試行錯誤している。
北海道の空知総合振興局(旧空知支庁)にある「美唄市」ではこの度、自転車を部屋に持ちこんだり無料の工具で修理調整ができるなどサイクリストに特化した宿泊施設が誕生した。元々は温泉宿泊施設の「ピパの湯ゆ〜りん館」があるところで、ここの別館として新規に建造。客室は全8室(写真のようなツイン部屋で全16名対応)と少々少なめだが盗難の危険性があるスポーツ自転車を部屋にそのまま持ち込めるため、特に高級ロードバイクを持っている人には嬉しい宿泊施設だ。
建物は鉄骨造2階建てで、ラウンジやリペアスペースも設置(工具は無料で借りられる)。このほか施設内のレンタルサイクルターミナルではクロスバイクやロードバイク、冬に強い極太タイヤのファットバイクなどのスポーツタイプのレンタルサイクルも用意し、自分の自転車がない人でもサイクリングを楽しめるようになっている。また、温泉宿泊施設の別館のため本館に行けば温泉にも入れるそうで、サイクリングで疲れた体を癒やすには嬉しい仕様だ。
美唄市は元々高度経済成長期に石狩炭田の一部として炭鉱で発展したまちだが、ピーク時約9万人居た人口は今では3万人を切るなど特に炭鉱閉山以降は急速に衰退したまちである。空知管内では似たようなまちが多いのだが、美唄市ではひとつの観光政策として2017年度から「サイクルツーリズム」(自転車による観光)の推進に向けてサイクリングガイドの養成やイベントの開催など自転車愛好家の受けれ態勢づくりを本格化している。今回の宿泊施設もこれに絡んだものだ。総事業費・約1億2千万のうち6千万は地方創生拠点整備交付金からの補填で美唄市をあげての宿泊施設の誕生となった。北海道新聞によれば美唄市は2017年の7月にはサイクリングガイド養成講座を実施し、同10月には美唄市初のサイクリングイベント、「びばいカントリーライド」を実施するなどサイクルツーリズムを本格化させているようで、この宿泊施設も人気となっていくかもしれない。
北海道の空知総合振興局(旧空知支庁)にある「美唄市」ではこの度、自転車を部屋に持ちこんだり無料の工具で修理調整ができるなどサイクリストに特化した宿泊施設が誕生した。元々は温泉宿泊施設の「ピパの湯ゆ〜りん館」があるところで、ここの別館として新規に建造。客室は全8室(写真のようなツイン部屋で全16名対応)と少々少なめだが盗難の危険性があるスポーツ自転車を部屋にそのまま持ち込めるため、特に高級ロードバイクを持っている人には嬉しい宿泊施設だ。
※画像は北海道新聞より
建物は鉄骨造2階建てで、ラウンジやリペアスペースも設置(工具は無料で借りられる)。このほか施設内のレンタルサイクルターミナルではクロスバイクやロードバイク、冬に強い極太タイヤのファットバイクなどのスポーツタイプのレンタルサイクルも用意し、自分の自転車がない人でもサイクリングを楽しめるようになっている。また、温泉宿泊施設の別館のため本館に行けば温泉にも入れるそうで、サイクリングで疲れた体を癒やすには嬉しい仕様だ。
美唄市は元々高度経済成長期に石狩炭田の一部として炭鉱で発展したまちだが、ピーク時約9万人居た人口は今では3万人を切るなど特に炭鉱閉山以降は急速に衰退したまちである。空知管内では似たようなまちが多いのだが、美唄市ではひとつの観光政策として2017年度から「サイクルツーリズム」(自転車による観光)の推進に向けてサイクリングガイドの養成やイベントの開催など自転車愛好家の受けれ態勢づくりを本格化している。今回の宿泊施設もこれに絡んだものだ。総事業費・約1億2千万のうち6千万は地方創生拠点整備交付金からの補填で美唄市をあげての宿泊施設の誕生となった。北海道新聞によれば美唄市は2017年の7月にはサイクリングガイド養成講座を実施し、同10月には美唄市初のサイクリングイベント、「びばいカントリーライド」を実施するなどサイクルツーリズムを本格化させているようで、この宿泊施設も人気となっていくかもしれない。
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