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2020年08月15日

根こそぎ奪う権力闘争(後編)

(昨日の記事から続く)こうして根こそぎ
奪う権力闘争は、警備ならではのものでは
と、個人的に観ています。



他の業種であれば、ある程度次の受け皿を
根回ししておいて、負けた側に立つ瀬が
あるように配慮する事があります。



そうしないと、立場が逆転した時に自分が
やられてしまう。こんな政治的な立ち回り
が出来たなら、警備業界にいないでしょう。



もっとも、次の受け皿を用意する余裕も
警備業界にはなくカツカツです。それで
勝った方は根こそぎ奪い取る。



僕は権力闘争と言いましたが、同僚同士の
横の戦いのみならず、上司VS部下といった
縦の戦いになる場合もあります。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
のB社で、僕はトラブルに巻き込まれ隊長
から、基地外のようにがなり上げられました。



ブラック社員、班長を破壊(前・中・後編)
に詳細は書きましたが、アイデンティティを
根こそぎ奪うものだったのです。



溺れる者は棒で叩けと言わんばかり。これが
僕がB社を電撃退職するきっかけとなりました。



隊長も、指導力に自信がなくあら捜しされて
足元をすくわれる恐怖があった。だから部下を
ムチでしばき続ける必要があったのでは。



それも度を越せば、退職し立場が逆転します。
今度は元部下が飛び道具で反撃する番です。



僕はただ辞めただけでしたが、原因となった
事案の直後にリーマンショックが起きました。



数か月後、2人の隊員のクビを切る大ナタを
B社は振るったのです。



理由は、防災センターのパソコンに個人の
ソフトを入れていた。これは、隊長もして
いたのです。解雇劇の直前に削除。



クビを切られたであろう隊員が、東京にある
B社本社まで告発状を送ります。職場の不祥事
を糾弾。処分を求めるもの。



しかし、B社は人事上の処分をせずお茶を
濁したに過ぎなかったのです。



業を煮やした元隊員は、告発状にある内容
+αを今度はインターネット掲示板に投稿
しました。



効果はてきめんでクライアント側の目に
留まり、B社の信用は堕ちて臨時入札に
より、撤退となり全員解雇。



インターネット掲示板に書き込んだ側から
言えば、当初は告発状で隊長と裏で暗躍した
所長さえクビになればいいと思っていた。



しかし、B社側が人事面での処分をしなかった
ので、職場転覆により全員職を失え、と感情は
エスカレート。



例の解雇劇から2年半経ってからです。理不尽
にクビにする恨みの深さについて知るものでした。



隊長も所長も、要領よく立ち回り人の裏をかいて
ハメるのが得意だったようです。



しかしこれが、際限のない怒りをかってしまった。
人を本気で怒らせることがどういうことか、理解
できていなかった。



警備という狭い世界で根こそぎ奪えば、自分に
跳ね返って来ることは想像に難くないはずです。



それをやってしまうのは、社会人としてどこか
問題があるからと勘繰ってしまいます。



警備業界が全てそうだとは言えませんが、この
レベルの上司が威張っていることは業界の闇、
と言えましょう。

2020年08月18日

むかついた文言(前編)

警備をやっていると、上司や同僚の
言葉(文言)にカチンと来たことは
ありませんか?



今回はまず上司から言われた文言から。



「君には期待している」



カテゴリ「エピローグ〜さらば警備業界編」
のD社係長から言われました。



この背景には、部長の強引な人事があり
ました。無理やり僕を別の施設勤務へ
異動を命じたのです。



詳しくは上記カテゴリを参照願います。
係長が放心状態の僕を気遣って言った
ものであったでしょう。



しかし、この言葉には会社としてのバック
ボーンが抜けていました。



会社側の都合で、理不尽な異動は珍しく
ありません。



ただこれは、年功賃金&終身雇用といった
従来の雇用形態があってこそ。



日給月給制で、実質契約社員扱いのD社。
昇給や昇進について、明文化された規定も
ありません。



これは地場中小警備会社なら、どこも同じ
でしょう。



異動を命じた部長は「俺の目が黒い内は
お前を幹部にしてやる」



もういい加減にしてくれよ。



隊員にカマかけて、疑似餌をぶら下げられ
不毛に走らされるのはもうごめんだ。



要は、期待をかけ苦労してもらうなら
キャリアパスを示すべき。



何をどれだけこなせば期待に応えたことに
なるのか。



期待に応えれば立場や責任、そして待遇は
どう変化するのか。



この辺を大まかでいいから示さないと、
頑張りようがない。



上記の要素が抜けていて、ただ期待している
から頑張れ、とは僕も舐められたもんだなぁ。



これは、働きに見合った待遇が提供できない
業界ならではの姑息な手法でしょう。



もはや、警備業界で頑張る理由は無くなり
ました。



それに比べ、カテゴリ「プロローグ〜交通誘導
警備編」から「施設警備2〜市役所迷走編」まで
お世話になったA社はおおらかでした。



この程度の待遇だから、過度に期待をかけない
言い換えれば現場に細かく干渉しないスタンス。



当時は幹部クラスに地元警備業協会の講師が
いて、検定合格者も続々と出していました。



人材育成に力も入れ、隊員の裾野が広かった
のです。



D社はA社と比べて、人材を確保するのに
汲々としている。かといって育成する気も
見られない。



ちょっと使えそうな隊員が来たら、あらゆる
手段で捕縛してやろう、といった貧乏くささ
丸出しの人事でした。



転職を重ねれば、以前勤めた会社との比較に
なってきます。



D社は何一つA社に勝るものはない、と悟った
僕は退職&警備業界からの脱出を決意しました。



ああ、地場中小警備会社は貧すれば鈍すなのか。



隊員に期待する以前に、発展し待遇改善が
期待される会社になれば、おのずと好人材が
集まってくるのにね。



2020年08月19日

むかついた文言(後編)

(昨日の記事から続く)今回は同僚から
言われたむかついた文言を紹介します。



これには前置きが要ります。カテゴリ
「施設警備3〜ブラック企業編」の
B社での出来事。



上記カテゴリ記事「ブラック社員、班長
を破壊(前・中・後編)」でトラブルに
巻き込まれ隊長から基地外よろしく罵倒。



その後の朝礼でも、傷に塩を塗り込む
仕打ちを受けました。



これを見ていた同僚の一人が
「気にするな」



ふざけるなこの野郎。



お前は責任者をやったことがあるのか。
評論家ぶって責任者の批判をするのが
仕事じゃないのか。



確かに他人からみれば、重症でもかすり傷
くらいにしか見えないでしょう。



この件で、気にするなという文言は相手に
寄り添う振りをして、マウントを取って
いるに過ぎないという事だったのです。



警備業界の人間関係クオリティ。



気を使う振りをするなら、災難だったね
とシンプルに言えばいいものを。



僕はこの件があってから、B社の隊員とは
退職後付き合うのは辞めようと決意。



くだらない人間関係は速やかに切りましょう。



ぶっちゃけB社時代の人間関係を思い出すと
むかつく事しかなかったりします。



陰ではお互いにあら捜し。次は誰を辞めさせ
るか、もっぱら休憩中の話題でした。



陰で他人を叩くメンタリティーは、警備員
の中にも持つ人がいるようです。



こういった人たちと、一緒くたにされる
のが、警備員時代、最大の屈辱でした。



「期待している」「気にするな」これらの
文言は部下や同僚に対し、TPO含め細心の
注意を持って使うべきと肝に銘じています。



逆に言えば、上記の文言の裏に隠れた傲慢さ
を感じることで、警備員を辞める事ができた。



今思い返せば、レベルの低い警備ごっこ
にムキになっていました。



僕が警備の世界に満足せず、模索を続けた
からこそ、気づいたことでもあります。



屈辱的でカッコ悪いことでも、恥をかいて
得るものもある。



警備員は底辺の仕事と卑下する暇があったら、
上を見ましょう。こんなところで俺の人生
終わらせないぞと。



警備に満足して、お山の大将になっている
人の言葉使いは荒いことが多い。



以前記事にも書きましたが、警備を突き
抜けるポイントの一つが言葉使いです。



無意識にせよ、マウントを取るような文言
になってしまうことに気づかない。



マウントを取る事で、抵抗勢力を抑えて
自分にとって快適な環境にすることが、
優先になっているからです。



警備員の地位向上は、上記の様な隊員が
偉く思われないような、仕組みを作り
広めることがスタートだと考えています。

2020年09月13日

お調子者に明日はない

警備で美味しい想いをするのは、要領の
いい人。俗にお調子者と呼ばれる人たち。



僕もその手の人たちに、冷や飯を食わされる
羽目に。



当時は悔しさ満載で、呪いたくもなりました。
人のふんどしで相撲を取りやがって。



頑張っているのに報われない、成果を横取り
されていく・・・



今の僕なら環境を変える(転職)を検討
します。その職場を支配する人がアレなの
です。



警備では「人を抑える」行為がお家芸として
行われています。人を抑え、職場を支配
できるなら何をやってもいい。



法律に触れずとも、職場の主となった人間
の顔を思い起こすと、なんとも与太者の顔。



そんな顔になってしまったら、もはや警備
業界の外で働くのは無理でしょう。



狭いコミュニティの中で、限られたパイを
抑えるには、この方法しかないのかも。



一つ留意して欲しいには、そんな与太者が
支配する職場は、幹部が変だということ。



労働条件が悪ければ、ブラック企業の
可能性もあり。



もう一つ、この手の職場がまずいのは
理不尽な命令がまかり通る事。



警備員時代、知人がかつて勤めていた
零細警備会社は、平隊員に「二重帳簿を
作れ」と命令していたとか。



そこまで行かなくても、法律スレスレで
上手に立ち回る与太者たち。



彼らはもはや警備業界以外に居場所は
ないのです。さんざん人を貶めて美味しい
想いをしてしまった。



警備業界のみならず、勤めている警備会社
が潰れでもしたら、アウトというレベルも
あります。



彼らは道徳で言うところの、義理人情を
ショーカットするチートな方法で
のし上がってきたのです。



そんな生き様で美味しい想いをしなくて
良かったじゃないですか。



警備以外に活躍できる環境を目指せば
いいのです。



それが出来ないから、姑息な方法で
マウントを取る。彼らには向上心と
いったものが見られません。



警備員からの転職は、これまで搾取
された悔しさへリベンジするという
のも、モチベーションとしてあり。



人間は実力通りになるものです。
上記お山の大将が、5年後10年後
どうなっているでしょうか。



パトロンに恵まれれば、安泰でしょうが
環境が変われば馬脚を現します。



それよりも、自己実現のできる環境や
もう少しましな仕事を目指す方が人生
プラスになりますよね。



かつて自分を踏みつけた輩を見返せる
ような環境で働くことが、最大の
リベンジなのです。



少なくとも職場を姑息に支配する彼ら
よりは、視野が広いと自負しましょう。



そして何よりも、新天地を求め挑戦する
姿勢こそ、人生で一番価値あるものです。

ムームードメイン

2020年09月29日

後だしジャンケン

警備でマウントを取る手段として、よく
あるのが、後だしジャンケンという技。



これは簡単で、誰かのやった事を後から
「これダメ」と批判してマウントを取る。
小学生でもできます。



警備では、正解はありません。トラブルに
ならなかったという結果につながる行為が、
最適解なのです。



いかにも人を抑えた者もしくは、声の大きい
者勝ちの警備らしい、マウントの取り方。



これから身を守るには、前に出ない事。
常に一歩下がって、自分からは動かない。
いわゆる揚げ足を取られないようにする。



しかしこれでは、評価は上がりません。



この方法は、平隊員のレベルでは可能ですが
責任者や検定取得者では不可能に近い。



常に前に出て、現場責任を負わなければ
いけない立場だからです。



この後だしジャンケンで優位に立つのは、
まことに浅ましいメンタリティーであり、
施設警備ではすぐ周りに見抜かれます。



交通誘導や雑踏でも、現場監督や責任者に
見抜かれる可能性大です。



もう一つ、これに類する行為が
相手の話の腰を折ること。
マウントを取る常套手段ですね。



上記の方法で優位に立つ事は、警備以外の
仕事ではやっていけないようになるのと、
引き換えなのです。



だから、後だしジャンケンや話の腰を折られ
負けたからと言って、卑屈になる事もない。



彼らがマウントを取れるのは、矮小な
コミュニティに限定されるからです。



そんなお山の大将が満足する、狭い世界に
しがみつくより、もっと視野を広げて
新天地を目指す生き方もあります。



そもそも警備からの転職で、お山の大将で
満足している輩が、快適な環境から出て
まで新天地を目指すでしょうか?



あるとすれば、全てを奪われ警備員としての
自信も粉々にされて、一から出直しといった
仕打ちを受けることでしょう。



今回、結論として言えるのは警備隊と
いったごく狭いコミュニティ内での
勝利は、大したことはない。



つまらない権力闘争にしのぎを削るなら、
むしろ次を見据えて、勉強なり情報収集を
行う隊員の方が、よほど生産的です。



第一マウントを取れる環境がいつまでも
続くと考える方がお花畑。



入札に負けて警備する施設を撤退したり、
上司や会社幹部が変われば、ちっぽけな
権勢を維持する事すらできなくなる。



他人にマウントを取る事に汲々とするより、
実力を養い、もう少しましな環境を
目指しませんか、と言うのが僕の提案です。



他人を抑え、快適なコミュニティにする
ためなら何をやってもいいと考える人とは
距離を置くか、離れましょう。



そんな人たちは、社会人としても痛い存在
に違いありません。たとえ責任者クラスで
あったとしても・・・

しじみエキスダブルのオルニチン

2020年11月10日

人の裏をかきすぎると

警備では、要領よく立ち回るのが処世術
のようになっている部分があります。



人の裏をかいて、出し抜く。あたかも
政治的なパフォーマンスのようです。



今回は、要領よく立ち回るのもいかがな
ものか、といったテーマで書いていきます。



カテゴリ「施設警備2〜市役所迷走編」で
A社市役所警備隊で潰された同僚がいました。



立ち上げの時から獅子奮迅の活躍をした、T
副隊長。彼が唯一の施設警備経験者といって
いい人材でした。



そんな彼ですが、いかんせん要領がない。
言われたことしかできないのです。もちろん
警備上やるべきことはやっています。



要領がないといいましたが、警備隊が形に
なり、こちらからクライアント側へ提案する
ようになると、影を潜めていきます。



変わりに、要領よく自己主張の強い後の隊長
になるIが入り、Kと徒党を組むようになると
立場が悪くなります。



小さなミスをあげつらい、T副隊長を徐々に
追い詰める戦術に出ました。目的は彼の排除。



もともと精神的に不安定な面があった彼は、
自信を無くし、体調を崩し市役所警備隊を
去って行きました。



してやったりのI&K。さぞかし勝利の美酒
を堪能したことでしょう。



警備に限らず、いや警備だからこそ権力闘争
になった時に、人の裏をかいて立ち回る要領の
いい隊員が美味しい想いをする。これが現実。



T副隊長は要領は悪かったけれど、愚直に
やるべきことを遂行する能力に長けていました。



警備員としての評価は、コンディションさえ
問題なければ、T副隊長が上です。



I&Kは要領に走るあまり、立哨や巡回で
手を抜くところを時々諫められていました。



警備で正直に業務をこなす、これが最上の
パフォーマンスです。



それにただ乗りどころか、目の上のたんこぶ
よろしく邪魔だから、排除しようとする輩も
いる現実。



そんな輩達から身を守るために、少々こす辛い
知恵があってもいいじゃないか、という声も
聞こえてきそうです。



確かに、正直の前に馬鹿がつくのはよろしくない。
いいカモにされるでしょう。方便も必要です。



かといって、人の裏をかいて出し抜く技を
やりすぎるといずれ見抜かれ、敵を作ります。



さらに悪いことに、周囲の恨みを買い
人間性への評価にまで発展していった時に、
自分の居場所がなくなっていくのです。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」の
B社隊長がまさにそうでした。



人をハメる知恵はぴかイチで、人事権を
振りかざす彼に反抗できる隊員は皆無。



しかし、解雇した隊員からインターネット
掲示板に、これまでの不祥事を暴露され、
クライアント側に見放され業者チェンジ。



彼は今どうしているか知る由もありません。
敵を作り過ぎ、警備業界に居場所があるのか
すら分かりません。



僕は彼と話す事はもうありませんが、
こんな環境で真剣勝負をしてしまった僕が
浅はかであったのでしょう。



要領で負けてしまっても、忠実に業務遂行を
行い、人間性が悪くなければ、環境を変える
事で、日の目を見ることもできるのです。



逆に、人をハメすぎて恨みを買い、敵を作り
過ぎると、行く所が無くなってしまいます。

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2020年11月17日

分不相応な力

警備に限らず人間は、分不相応な力を
持った時にその器が試されるものです。



これを読んでいる皆さんも、上司に対して
こいつは人を使う器じゃない、と思って
いるケースもあるでしょう。



憎まれ役になるだけならまだしも、部下や
組織まで潰してしまったケースがあります。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」の
B社。



全国規模のビル管理会社であるB社。地元
には外資系保険会社ビルの警備が1つだけ。
それでも地元では破格の待遇でした。



本社東京から離れた現場、会社人事の目の
届かないことをいいことに、地元所長&
隊長はやりたい放題。



前隊長のあら捜しをし、クライアント側と
上手く行っていない事を理由に解雇。



隊長に就任するやいなや、絶対王政を敷き
始めたのです。



逆らう奴は排除する、この恫喝を持って
隊員の支配(管理ではなく)を開始。



どんな理不尽な命令でも、従わなければ
ならない環境ができあがりました。



ところが責任は平隊員にはなく、その直上
の班長に集中。不祥事が起きれば始末書→
クビのコースです。



本来なら隊長も責任を取り、始末書を書く
べきでしょうが、書いたのは一回だけ。
それも本社人事部の直の命令で。



第一、人事部にそんなに始末書が上がれば
隊長の指導責任が問われます。隊長がクビ
のリスクが高まる訳です。



しかし部下が書いた始末書は所長止まりなら、
隊長は安全な所から、クビの恫喝が使えます。



ちなみに所長&隊長は以前勤めたビル管理
会社での同僚でした。隊長が手に負えない
ケースは所長が出てくる。



こうして二人で一人前の支配構図は、現場
が転覆するまで続きます。



この二人で一人前の支配構図は、恨みを買う
とあとで厄介なことになります。



上記現場が転覆したのは、分不相応な力を
振りまわし、組織や部下も巻き込んでダメに
なった反面教師ケースなのです。



ただ、上記のケースは起こるべくして
起こったとも言えます。



と言うのは、B社の社長はワンマンどころか
絶対王政。(恐らく筆頭)株主を兼ねていた
ので、やりたい放題。



僕の経験から言えば、現場が荒れてどうしよう
もないのは、トップが変だから。



相似形の様相を呈している、とも言えます。



大きな組織だからといって、安泰とは限り
ません。



現場の支配者が組織を私物化していたり、
社長が絶対王政だったり。



トップが変で、現場の支配者がパワハラ
しやすい環境なら、出来るだけ早く脱出する
ことをお勧めします。



そんな環境で真剣勝負してしまった僕が
浅はかだった。という後悔も込めて。



最後に、分不相応な力を持って支配する側の
特徴を紹介します。



性格にもよりますが、自信を持って行って
いるようでも、どこか怯えている。



理不尽な力で支配し続けないと、矛盾を
あら捜しされ、後ろから弓を引かれる
恐怖があるのでしょう。



要領良く立ち回って、人を抑えても所詮
実力ではない、張子の虎なのです。



このままではいずれ破綻する、といった恐怖
とセットで支配は続きます。



職権乱用やダブルスタンダードの裏には
支配する側の恐怖あり。



パワハラをやめないようなら、弓を引く
構えのまま退職、即ち撤退するのも身を守る
一つの方法でしょう。

ムームードメイン
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2020年12月01日

返り血を浴びるリスク

警備に限らず、人間関係の葛藤はつきもの
です。警備の権力闘争は派手な立ち回りに
なったりします。



気に入らない奴がいる、排除しよう。



こうやってあの手この手の工作が行われます。
もちろん、コミュニティにとってマイナスな
人間関係は浄化すべきです。



ところが、特定の(少数)の人物にとって
排除した方が利益になるケースがあります。



こういった工作が行われる事もしばしば。
もちろん、人事が動けばしてやったり。



ただこの場合、排除される側が然るべき
客観的理由があるのか。もしかしてそれ
、個人の恣意的なものだったら?



この辺が明らかにならないように、仕掛ける
側は要領良く立ち回る必要があります。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」で
B社が行った排除劇はえげつないものでした。



詳細は、上記カテゴリを参照願いますが、
如何せん禍根が大きすぎた。



次カテゴリ「暗中模索編」にてB社現場の
結末を紹介していますが、組織転覆にて
全員解雇。



仕掛けた人間が因果応報よろしく、排除
されるだけならまだしも、全員クビとは。



前隊長の排除という、伏線はあったものの
2人の隊員に因縁を付けたも同然で、クビを
切ったのは、ただならぬものだったのです。



排除された側が、工作に気づいてリベンジ
してきたらしい。それもインターネット
掲示板に職場の暗黒部を晒して。



警備に限ったことではありませんが、排除劇が
えげつないほど、角が立つほど禍根を残します。



もちろん仕掛けた側は要領良く立ち回っていた
つもりでしょう。しかし、自分が思う程要領が
良くないのが人間の性。



必ずと言っていいほど、あら捜しの逆襲をされ
仕掛けた側より上の立場に訴え出ます。



こうしてみると、誰かを排除しようとする時
返り血を浴びるリスクを伴います。排除した
元部下にリベンジされる。



そうでなくても、自分の天敵となる人間が
現れて、同じことをされる可能性もあります。



リスクを伴わないのは、誰から見ても不適な
人事である事を上に知らしめること。



例えば隊員全員が団結して、誰が見ても問題ある
排除したい隊員を挙げる。



通報を受けた人事権を持つ側は、一人一人に
事情を聴きます。



全員の意見の相違がなければ、客観的に排除
すべき理由があると、考慮されるでしょう。



こうして、一部の人間の利益の為に行われる
排除劇は、禍根が残り明日は我が身の可能性。



相手のボロが出るのを辛抱強く待って、相手が
やっぱり自滅したという形になるまで、忍耐が
あればよいのですが、普通待ちきれません。



我が身を省みず、相手を攻撃して、ボロを
あげつらうのは恣意的で浅ましいものです。



少なくとも、排除劇の後で誰々が影で動いた
工作したなんて言われるようでは、禍根が
残っています。明言されるほどそうです。



権力闘争で怖いのは、勝った方が天狗に
なってしまい、分不相応な勝ち戦であった
という、自覚がないこと。



小さな権力は大きな権力で踏みつぶされる、
そんな理を踏まえない蛮行は、いずれ我が身
に跳ね返ってくるでしょう。

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2020年12月12日

せっかく検定を

せっかく検定を取らせたのに、他の
警備会社に移籍されてしまう。



こういった上司の嘆き、後を絶ちません。
確かに待遇の差で、移籍されたのが第一の
原因でしょう。



しかし、その他の要因もあるのでは?
今回は、その要因について掘り下げて
みます。



カテゴリ「施設警備2〜市役所迷走編」で
僕はA社から施設警備検定2級に取得を命じ
られました。



命じた部長は「大抜擢だ。失敗は許されない」
と煽ってきます。会社の金で取得させる側の
本音でしょう。



一方Y課長は、地元警備業協会講師らしく
試験対策は万全でした。



休日に事務所に複数回受験者を集め、
模擬試験や実技試験の指南を行いました。



これだけフォローすれば、一発合格しない
のは、よほど勉強していないか侮っていたか
どちらかでしょう。



問題は合格した後。書類を警察署に提出する
段階で、写真が足らず焼き増しする羽目に。



部長にそれを言うと「知らなかった」
上司失格。



検定は会社の利益になるから取らせるので
あって、失敗は許されないと煽って来たなら、
その後のフォローもしっかりするべき。



その後、僕が警備業界を脱出する根本と
なる出来事が起こったのです。
記事:警備員とすべり台社会



知らなかったではなく、ごめん確認漏れが
あったと言えばマシだったのに。



会社が費用を持っているから、上から目線
になるにせよ、気持ちが離れますぜ。



こういった人心掌握については、警備業界は
隊員の流動性が激しいせいか、おなざりに
なる傾向が。



報酬で報えないなら、そういう人心掌握で
隊員を繋ぎとめることは考えないのか。



僕が勤めたA社〜D社は皆そうでした。いや
勤める会社会社で警備業界が嫌になる事を
こぞってやってくれた。



もはや自社の利益で精一杯で、業界の発展
まで考える会社はありませんでした。



こう書くと、絶望的ですがSNSなどを見ると
業界の発展、処遇改善に向け努力している
会社も見られます。



そういった会社に運よく勤められたら、仲間
を大事にして欲しいと思います。警備で
人間関係が良い組織は、相当の優良資産です。



検定を取らした(自費で取る人もいる)隊員に
対しては、手当、特に資格手当の拡充が要る。



会社の金で取らしたのに、余計な経費がかかる
というなかれ。警備会社同士健全な競争をして
いれば、待遇面の競争もあって然るべき。



有為な隊員を放したくないならば、それなりの
経費は必要。財政が厳しいなら、気持ちよく
働ける現場を演出するしかありません。



それらを怠って有為な隊員が来ない、来ても
逃げられるというのは、勤め先に魅力がない
と言わざるを得ません。



辞められたら新しい隊員を雇えばいい、と
いった焼畑農業人事は、立ちいかなくなり
つつあります。



検定者の配置基準が徐々に厳しくなってきて
います。どれだけ検定者を集められるかが
入札の結果も左右するのです。

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2021年01月13日

分相応を知らない経営者

あるニュースサイトで、B社の事が記事で
取り上げられていました。



ちなみにB社は、全国規模のビル管理会社で
カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」で
僕がご厄介になった会社。



コロナ禍の中、画期的な人事方針で躍進を
続ける会社として、注目されているといった
記事でした。



これに対するコメントに、ビルメン業界と
関わりの深い方が釘を刺していました。



B社はブラックで、良い評判を聞きません。
同族ワンマン経営で、イエスマンしか残らない。



別業種から来た営業マンが社長ですが、
ビルメンテナンスの事は分からない。
生きる世界がまず違う。



資本金の額も、不動産業からみれば
心もとない。



口コミでは評判が良く、社長がテレビにも
出ているので騙されやすいので気を付けて
下さい。



記者も、一時の事だけ見て記事を書くのでは
なく、過去・現在・未来の事をきちんと調査
するべき、というニュアンスの投稿でした。



僕はかつてそんな会社で警備ごっこをして、
踊らされていたのです。



翻って、これまで勤めた地場警備会社は
どうだったか。



B社のような福利厚生はありません。
当時は有給の概念すらありませんでした。



共通しているのは、社長がワンマンだと
いうこと。厳密に言えば、経営の実権を
握っているのは、社長の奥様だったり。



日給月給制で働いて、交通誘導の閑散期
や、施設を入札で取られて仕事が無ければ
転職して下さい、みたいなスタンス。



労務管理も適当な会社が多く、働きたい
人は、いくらでも働いて下さいと言わん
ばかり。今はそうもいかないでしょうが。



ボーナスも寸志程度で、年末に支給される
寸志は正月のもち代と言われていました。



平均年収は200万程度でしょう。これは
地元の施設警備の相場だと思います。



B社は上記より2割ほど年収が多かった。
但しボーナスは業績による(払う気なし)。



有給もあり、僕より一足早く入った隊員は
夏季休暇も数日ありました。



この夏季休暇、なんで廃止になったかと
いえば、その理由を聞くと浅ましいもの。



ある程度必要な人材が集めれば、いらない
だろう、というスタンス。この考えは過去の
記事「ブラックの始まり」に見て取れます。



地場警備会社は、待遇はこんなものですと
働く側に示す代わりに、福利厚生などで
囲い込む事もしない。



逆にB社は、福利厚生をエサに人を集めて
集まったら梯子を外していくシステム。



まるでアリ地獄のようなものです。これが
リーマンショックで本格的に牙をむいた。



小さな会社、特に地場警備会社は経営者が
全てといっていい。経営者の考えが現場に
ダイレクトに伝わってきます。



経営者が信頼できるなら、長く勤める隊員も
いるでしょう。キーワードは分相応。



B社のように組織が大きくなれば、わが社は
一流と思いあがって、ブラック企業呼ばわり
されている事に気づかない。



第一、B社(本社は東京)より待遇の良い
警備会社やビル管理会社は捜せばあるのです。



社長は有名だから、といったネームバリューや
目先の福利厚生などの待遇に釣られ、ブラック
をつかまされないように、ご注意下さい。

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かつて10年ほど警備業界で従事してきましたが 限界を感じ、同業界を去りました。 今は港湾施設保安職員として、港湾管理業務に従事しています。
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