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2023年10月13日

他人の不幸をバカにしていると





今回は過去記事「明日は我が身」
続編となります。



SNSで、以下のような鋭い指摘が。



これはマジな話なんですが「ホームレスに
なった」など不幸な目にあった人を
「あいつらはダメな奴らだ」と



普段から見下して生きていると、自分がその
境遇になったときに「凄まじいダメージ」
を受けます。



下手したら再起不能になります。
自分のためにも誰かをバカにするのは
やめたほうがいいですよ。



というものでした。身につまされます。



こうなってしまうのは、もちろん個人の
ものの考え方によるけれど、それ以上に
環境の影響がないとは言えない。



不毛な潰し合いをやっている職場などでは
日常茶飯事に上記のような会話がされて
いるのではないでしょうか。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
のB社はまさにそうでした。



次は誰を辞めさせるか、なんて話題が
休憩時盛り上がっていました。他人の
粗さがしがエスカレート。



B社は、全国規模のビル管理会社で
警備は主に、外資系保険会社ビルを
担当。



地元には警備する現場が1つしか
なかったので、B社は地元に事務所
のみがありました。



人事権のある支店は、電車で2時間
ほど離れたところにありました。



それ故、事務所所長はかつての同僚で
あった、隊長と徒党を組みやりたい放題。



前隊長は、所長&隊長がクライアント側と
結託し、排除工作によって解雇されました。
前隊長は、黙って去って行き別会社に転職。



前隊長と入れ替わる形で、僕はB社に入り
ましたが、事の顛末を知ったのはしばらく
経ってからでした。



そして、この組織の体質を知り
さもありなん。



他人のこき下ろしが好きな、副隊長が
ある隊員を辞めさせようとムキになって
いた時の事。



僕が失敗して、隊長から基地外のように
ガナリ挙げられたのも、陰で笑っていた
そうです。



そんな副隊長でしたが、リーマンショック
を機に、隊員の削減対象になっていたのです。



突然隊長から、クビを言い渡された副隊長。
晴天の霹靂(へきれき)であったでしょう。



辞めさせようと、他人の粗さがしにムキに
なっていた矢先、自分がクビになって
しまった。



解雇の理由も禍根が残るもので、隊長も
同じことをやっていたじゃないか、と
突っ込みどころ満載でした。



結局、上記のような組織の在り方が
バレて、クライアント側からの信用を
失う形で臨時入札が行われ、END。



B社は地元唯一の現場を失う事になり、
全員解雇となりました。僕がB社を
去ってから、2年後のことでした。



この事案は、個人の考えもさること
ながら、組織の在り方が隊員の悪い面
をブーストさせたことにあります。



B社の組織図を見ると、社長がどうやら
筆頭株主らしい。



B社は本社は東京ですが、全国各ブロック
の主要都市に、支店を置いています。
その支店長が、ボロボロ辞めていく。



これ、トップが責任を取らないから。
ワンマンどころか、絶対王政ですね。



そんな組織では、末端が荒れます。
手段を選ばす、相手を黙らせた方の勝ち。
もはや与太者の世界です。



そんな環境に要れば、他人の不幸を
バカにするようになっても無理はない
かも知れない。環境は選びましょう。



最後に、個人レベルで気をつけなければ
ならない、他人の不幸をバカにしないと
いう事ですが



明日は我が身と考えて、反面教師と
したいものです。



「ざまぁw」ではなく、気の毒に
因果応報かくらいに止めておきましょう。



喜んだ他人の不幸が、わが身に降り
かかってくるケースはままあること
です。



逆に、他人のふり見てわが振り直せと
いう精神なら、環境の問題点に気づき
自分の行く末を考える事ができます。



他人や組織の批判に躍起になって、
そういう自分が見えていない社会人は
痛い存在であるのでしょう。



痛いとは、生産性がないと言い換える
ことができます。生産性のある従業員で
ありたいものです。

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2023年11月06日

外からの防衛、その前に





警備を含むセキュリティの仕事は、
外部からの脅威に対する防衛と言われ
ます。



しかし、それ以前に身内から反目され
内部崩壊したら、セキュリティどころ
ではありません。



今回は、過去記事である
「嫌われ者がリーダーに」の続編で



セキュリティは内部を整える事から、
という話をします。



上記記事で、上司は嫌われるのが仕事と
言い切った隊長。



好かれる必要はありませんが、力で抑える
だけでは、マネジメントとは言えない。



嫌われるだけでは、その人がいない所で
言う事を聞かなくなったり、
陰でサボったりするもの。



そして、人事権発動までやれば恨みを
買うリスクあり。



上記記事で隊長は、解雇され恨みを
買った元部下からの告発がきっかけで、
臨時入札により警備会社を変えられEND。



組織転覆したわけです。



隊長も、外部からの防衛については
厳しく語ってしました。隊長なら当然
と言えるでしょう。



しかしながら、身内のマネジメントに
ついては0点だった。



どんな組織(国家でさえ)外部から侵略
される前に、内部からほころんでいる。
敵もそれを見計らって攻撃します。



リーダーとなる人間の器で、その組織の
運命が決まってくる。



クライアント側からリーダーに推される
なら、その器と思っていいでしょう。



とはいえ、警備隊くらいの組織なら
社会人として真っ当であれば合格と観ます。



ただ、その合格ラインに達していない人も
少なくないんですよね。悩みの種です。



自分の発言に責任を持っているか。
人によって態度を変えていないか。



そんな事もできないのに、要領とマウント
で、部下を支配(管理ではなく)しようと
する。



当然、造反して弓を引く部下もいないとは
言えません。獅子身中の虫ですね。



少し話は難しくなりますが、以下は
中国古典「大学」からの抜粋です。
「修身斉家治国平天下」



身おさ まってのち家ととのう。
家ととのいてのち、国おさまる。
国治まってのち天下平かなり。



(訳)身を修めて後に、家の秩序が整う。
家が整って後に、国が治まる。国が治まった
後には、天下全体が平和になるのである。



家のような小さなコミュニティであっても
社会人として真っ当な人がリーダーを
すればうまく収まる、という意味でしょう。



この身内を収める、マネジメントへに留意が
ないと、ただ嫌われる煙たい奴だけで終わって
しまう。



皆さんも、この上司ウザいなと思ったら
どんなに正しい理屈で指導しても、
ついていく気がしないのでは。



そんな本人は、要領よく立ち回っていると
思っている。



この、コミュニティ内のマネジメントが
疎かになっている組織の多きこと。
皆さんも思うところでしょう。



どんなに優れた指導であっても、する人が
社会人として真っ当で、尊敬されていない
と、受け入れてもらえない。



ただ嫌われてるのは、憎まれ役だけで
十分です。



「セキュリティは内部から崩壊する」
これに留意して欲しいと思います。



但し、お客様の生命や安全を守る警備では
厳しく指導しなければならない場面も
あります。



特に交通誘導警備の現場ではそうです。
一瞬の判断が命に係わる。



施設警備でも、クレーマーに対する
初期対応を誤ると、最悪警備会社を
変えられるリスクがあります。



そんな厳しい指導をしても、部下が
ついてくる為には何が必要なのでしょうか。



それは、ここ一番の時に盾となって
部下を守ってやること。



または、部下が困っている時に
タイミング良く、フォローしてあげる
こと。



加えて人徳があればいう事ありません。
これは生まれ持ったもので、努力で
どうこうなるものではありませんが。



とは言え、教養を積み重ねることで
人徳をある程度磨くのは可能でしょう。



最後にリーダーの器でない者同士が、
徒党を組み、職場を支配することも
あります。



個人的には、環境を変えた方がいいかも
知れません。直属の上司受けはよくても
そのうちボロが出ます。

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しじみエキスWのオルニチン

2023年11月08日

「育成」ができないリーダー





今回は、僕の過去の経験を基に
こんなリーダーになってはいけないと
いった、反面教師的な話です。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
のB社でのこと。



B社は、全国規模のビル管理会社で
警備は主に外資系保険会社ビルを担当。



地元には、警備する物件は1つのみ。
地元には事務所のみで、人事権のある
支店は、電車で2時間ほどかかります。



地元では破格の待遇と言われていましたが
リーマンショックでブラックの本性を現し
ます。



それまで待遇を少しずつ削っていましたが、
リーマンショックで、強引に2人クビと
いった大ナタを振るう。



これで警備隊としての秩序はバラバラに。
それ以前に、隊長が立場にあぐらをかき
育成を怠ってきたツケでもあるのです。



隊長の口癖は、上司は嫌われるのが仕事。
かつて、上司からされた嫌な事を形だけ
部下にやっている上司でした。



隊長は、警備隊の模範でなくては
なりません。社会人としても真っ当で
なくてはならない。



そこが、ツッコミどころ満載でした。
平隊員の落ち度は直属の部下である
班長の責任。



当時、班長だった僕も散々隊長から
叩かれました。いわゆるパワハラです。
過去記事「恫喝の応酬(前編)」をどうぞ。



前出の2人クビでは、副隊長も解雇して
いました。



後任には、副隊長(手当月2万)ではなく
班長代理(手当なし)を置きました。
ちなみに班長手当は月5千円です。



責任者になれば、もれなく隊長のパワハラ
を受け、最悪退職に追い込まれる。誰が
班長職に立候補するものか。



隊長は、平日昼間しか勤務しません。
それ以外は、班長が責任者。



わずかな手当が増えるなら、平隊員で
日勤1回多くする方が、給与は増える。
日給月給制の宿命です。



そんな環境で、班長代理に指名した
隊員(施設警備2級検定者)から、
隊長に申し出があった。



自分には班長の職責は担えないから、
平隊員で勤務したい。



隊長はこう言いました。自分のいない
時間、問題が起こったらどんな小さな
事でも、電話してきていい。



僕はそれを聞いて「は?」と思いました。
それで基地外のようにガナリ挙げられたん
ですけど。



自分で部下を潰しておいて、組織がピンチ
に陥ったら、手のひらを反すような事を
言う。



結局、班長代理に指名された隊員は
平隊員に戻り、ローテーションで
「時間帯責任者」を置くことに。



職責は変わらないのに、どんどん
責任者の価値が下がる。職場崩壊です。
僕は、B社を去りました。



結論として、ブラック企業と言う環境
では、育成は難しいということ。



ただブラックでなくても、隊長が権力で
部下を「支配」して、育成できなければ
自分や組織のツケが回ってくる。



隊長たるもの、社会人として真っ当で
なければならないと言いましたが、
以下2点ができていればいいのです。



@自分の発言に責任を持つ
A人によって態度を変えない



部下を育成するなら、警備に関する
知識・経験も必要ですね。しかし
B社隊長は指導教育責任者でした。



隊長は既得権益にあぐらをかくこと
なく、変則勤務のシフトに入り、
率先垂範することが必要だった。



B社の他の警備現場では、そうして
いるところもあったそうです。



夜間・休日時間帯に起こる事案は
どういったものか。活字だけの
報告ではなく、実際に体験する。



この、部下との体験の共有がないと
部下との意識に壁ができる。



地元B社隊長はスペシャル、特別感
満載で、その既得権益が暴走して
部下の模範になり得なかった。



同じ釜の飯を食う、というけれど
仕事仲間としての一体感がないと
育成は難しい。



それでいて、自分は責任者いわゆる
シニアオフィサーとして一歩前に出る
姿勢がないといけない。



自分の言い分を認めろ、だけれども
責任は取りたくないというスタンスが、
責任者にどれだけ向いていないか。



部下を育成どころか、警備隊の責任者
としても、向いていないと言わざるを
得ません。

スキルマーケット【ココナラ】

2023年11月20日

怯えながら鞭を振るう





今回は、カテゴリ「施設警備3〜
ブラック企業編」のB社での
エピソード。



人心掌握、部下の管理について
語ります。



まずB社は、全国規模のビル管理会社。
本社は東京で、全国各ブロックの主要
都市に、支店を置きます。



警備は主に、外資系保険会社ビルを担当。
僕の地元には警備物件は1つだけで、
B社は事務所のみを置いていました。



地元では破格の待遇でしたが、入札に
負ければ、全員が職を失う運命です。



そして、リーマンショックでブラック企業
の本性を現します。元々隊員同士の仲は
良くありませんでしたが、さらに悪化。



それを束ねる隊長は、力で抑えるしか
なかったのでしょう。部下のミスに
対しては、始末書、クビを連呼。



隊長は社内政治で、平隊員から昇格
した手前、舐められたくないという
気持ちが先走っていた。



上司は、嫌われるのが仕事。
事あるたびにこう言っていました。



隊長はこんなに美味しい立場を
手放したくなかったので、警備会社を
変えられる事を、極度に恐れていました。



とにかく、部下を抑えるには(言う事を
聞かせるには)規律を厳しくするしか
ない。



あれもダメ、これもダメ。破った奴は
始末書、クビだ。締め付けるしかない。



そんな隊長の顔は、笑いながらも
ひきつっていました。



もちろん規律を厳しくするのは、
隊長の指導責任を問われる事を
恐れた保身から。



しかしそれは部下に見抜かれ、
怯えながら鞭を振るう隊長。



人心掌握に失敗していると陰で
ささやかれていました。



確かに規律を厳しくしなければ
ならない面もあるでしょう。警備は
お客様の生命や財産を守る仕事。



規律を厳しくするだけでは、不正の
隠ぺいに繋がります。組織への帰属
意識も薄れていくでしょう。



では、どうすればよかったのか。



厳しい規律を設ける時には、部下に
対して「なぜ設けるのか」「いつまで
設けるのか」を明示する必要あり。



例えば、巡回の見落としが原因で
クライアント側からクレームがあった。



警備隊の引き締めとして、今後2週間は
巡回のチェック項目を増やす。などです。



上記のB社では、夜間巡回時の手抜きが
発覚して、クライアント側を激怒させた
事案がありました。



それが事故や事件に繋がった訳では
ありませんでしたが、契約不履行には
厳しく注意しなければなりません。



その時、どんなに腹が立っても言っては
いけない文言を言ってしまった。



「隊員を全員替えろ」



これは隊長がクライアント側に
言われても部下には言ってはいけない。
むしろ、隊長の指導責任。



「自分たちは信用されていない」という
不信感だけが募ります。これは根が深い。



その後B社は、解雇された元隊員であろう
インターネット掲示板への投稿により、
警備隊の黒歴史を暴露されます。



気づいたクライアント側に見放され、
臨時入札が行われ、THE END。
全員解雇になりました。



警備隊長や責任者もそうですが、
良い指揮官とはどういったものでしょうか。



指示は必要最低限、各人に権限を与えて
自主裁量の余地を与えて行動させて、ダメ
なら適切に修正する。



そして、いざという時の責任は俺が取る。
というスタンス。親分を演じてくれる。



そうすれば、人としての魅力を感じ
心を寄せてくれるようになる。これが
人心掌握のツボではなかったか。



残念ですが、B社隊長はそこまでの
器量がなかった。親分を演じる環境
にも恵まれていなかったかも知れない。



その反面、人事権だけが肥大して
クビを恐れた部下は、形だけは従う
ようになります。



僕がB社を辞めると隊長に伝えた時、
全員替えろと言っていた事を撤回して
来ました。



僕だけは真っ当に巡回していたと。
取ってつけたようで、見苦しいもの
でした。



隊長は相当恨まれていると思ったので
しょうか。そんな組織に対して愛想が
尽きたというのが本音でしたが。



隊長や責任者は演じるもの。実力なんて
後からでもいい。ただ、演じる精神力は
問われると思います。

しじみエキスWのオルニチン

2023年12月15日

大人の恨みの怖さ





いじめっ子への最大の復讐は「幸せに
なる事」よく耳にしますが、これは
真理でしょう。



一方で、いじめられた者が最も溜飲を
下げるのが「いじめっ子が不幸のどん底
に落ちる事」



これには反論はあるでしょうが、事実だと
思います。子供の頃にはわからなくても



いい大人が恨みの怖さを想像できないのは
問題がある。



今回は、僕の経験を交え「大人の恨みの怖さ」
の実例と、可能な限り回避するにはどうすれば
いいかについて語ります。



社会人で、いじめの最右翼といえばパワハラ。
心身を病み、業務続行不可能になれば事実上の
退職せざるを得なくなる。



最も卑劣なケースになると、被害者を廃人同様
に追い込んで、証拠も残さず反撃を封じる
「民事的殺人」にまで行くケースがあります。



解雇規制が厳しい、日本ならではのやり口
ですね。ブラック企業のお家芸です。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
のB社は少し違いました。



B社は、全国規模のビル管理会社でしたが
警備は片手間感があり、主に外資系保険
会社ビル物件を担当。



地元には、警備する施設は一つしかなく、
入札で負ければ、全員解雇。地元警備業界
では、破格の待遇でしたが・・・



隊長が気に入らない隊員がいても、
異動で浄化はできません。
となると解雇しかない。



現場を牛耳る所長&隊長は因縁をつけ、
2人の隊員の首を切りました。



この突然のクビ、晴天の霹靂ばかりか
どれだけショックだったでしょう。



さらに、解雇の理由がかつて隊長も
やっていた行為だったのです。



解雇された隊員は、職場の黒歴史を
本社社長まで告発状を送ったらしい。



しかしなしのつぶてで、支店長が来て
お茶を濁した程度。



人事的に何の処分もしないB社。これが
禍根となったようです。



解雇劇から約2年半経った頃、インター
ネット掲示板に、B社現場の黒歴史が
暴露され始めたのです。



当時の保険会社・警備・ブラックで検索
すると、暴露のスレッドがずらり。
絨毯(じゅうたん)爆撃です。



これを見たクライアント側の担当者は、
B社隊長に真偽を確かめたそうです。



ウソは言えない隊長。ほどなくしてB社は
信用を失い、臨時入札が行われ負けました。



解雇され、インターネット掲示板に書き
込んだであろう元隊員は、さぞかし溜飲が
下がったことでしょう。



これから教訓として言えるのは、有無を
言わさぬ解雇は、将来の禍根になる。



そこまで極端でなくても、根こそぎ奪う
のが、警備の権力闘争です。敗れて職場
を去った隊員の恨みはいかばかりか。



「従業員をクビにする」「異性を振る」
は恨みを買う行為のベスト2です。



故に上記の行為を、やむを得ないで行う
場合には、細心の注意が必要です。



周到に根回しを行い、人格を傷付けない
配慮を持って・・・めんどいですね。



異性なら、相手に嫌われて去って行く
形にするのも悪くありません。



解雇なら、次の受け皿を用意するといった
配慮があれば、禍根は小さくなる可能性が
あります。簡単ではありませんが。



上記のケースのように、2年半経っても
恨みを晴らそうとインターネット掲示板
に暴露する手段に出た。



解雇劇がお粗末だったのと、生活の糧を
根こそぎ奪われた喪失感が、恨みを深く
したのです。



所長&隊長は要領で世の中渡って来た
タイプで、他人の裏をかいて勝ち上がる
のが上手かったようです。



但し、その方法はあまりにも稚拙で
客観的にお粗末さが見え見えの立ち回り
だった。



一時的に優位に立っても、恨みを買う
のとトレードオフでは、いつしか足元を
掬われます。



ざっくり言えば、いい歳した大人が
極力恨みを買わないようにするには、
大人の対応をすること。



残念ですが警備隊長クラスでも、それが
できていない人も散見します。



禍根が残れば、反撃は必至です。
そんな不毛な潰し合いを身内で行う
組織は、先が知れています。

しじみエキスWのオルニチン

2024年02月04日

責任、責任と言う人ほど





皆さんの周りに、他人の責任を追及して
やまない人はいませんか?



こういうことになれば、誰の責任なのか
と徹底的に追及します。



主張自体には問題はありません。
但し、主張する側のスタンスは
どうなのか。



今回は、責任を追及する人ほど
自分の言葉に責任を持っていない
ということと



それでも、言ったことの責任は
取らなくてはいけなくなる。
そんな話をします。



警備でも、口を出さずにいられない
一言居士はいませんか?



守衛室の中でマウントを取り、
専制君主になりたがる。



そんな人が責任者なら、パワハラも
懸念されます。



守衛室と言う限られた空間の中では
舌鋒鋭く声高らかに批判はするけれど



クライアント側や人事権のある人の前
では、トーンダウン。



自分の言い分を認めろ、だけど責任は
取りたくない。という思惑が透けて
見えます。



正論であるならば、立場関係なく
意見具申できるはずです。



それなのに人によって態度を変える。
社会人としてどうなのか。



そんな人は、要領よく立ち回るのが
得意なのでしょうが、果たしてそれが
力ある人にどう思われているでしょうか。



人間関係は、自分が他人にしたように
他人からされるもの。



自分の正義で、徹底的に他人を詰めれば
他人から同じことをされる。



第一、正義なんて立場の数だけあるもの。
要するに変な人間関係(特に上司)を
引き寄せてしまう。



上司の正義で、けちょんけちょんにされて
しまうわけです。そのパターンを繰り返し
ている人もいます。



自分では気づかないようですが、
こいつは口だけと陰で揶揄されている
ケースもあるようです。



どんな立場であっても、自分の発した言葉
には責任を取らされるようになっている
ようです、人生というものは。



となると、何を言うかより何を言わないか
吟味する力が重要になってくる。



生産性のない主張で、周囲をかき回す
人は、時間と共に馬脚を露します。



くれぐれも、言いっ放しの人には
ならないようにしたいものです。
因果応報的な責任の取り方をされます。






2024年04月01日

要注意!自分を過大評価する人





今回は、警備に限ったことではありませんが
警備現場でもよく見る、距離を置いた方がいい
困ったちゃんについて語ります。



警備員からの転職においても、注意すべき
人と言えます。少なくとも自分がそんな人に
ならないようにしましょう。



注意すべき人の特徴を一言で言えば
「自分を過大評価している」



他人の欠点ややったことの粗さがしをして
鬼の首を取ったように大騒ぎする人、
いませんか?



そんな人は、ミスをしても他人や環境の
せいにします。



そんな自分は有能で、かっこいいと思って
いる。こんなように思うようになったら
危険です。裸の王様状態。



「俺がいるから現場が回っているんだ」
「俺の代わりを勤まる奴はいない」
代わりはいくらでもいます。それが組織。



心理学で言えば、ダニング・クルーガー効果。



ダニングクルーガー効果とは、能力の低い
人や経験の浅い人が、自分の能力を正しく
認識できず、自分を過大評価することです。



そのため、現実の評価と自己評価に
ズレが生じている状態になります



過去僕はそういった人を見てきました。
評価されたい気持ちはわかりますが、
発する原点が歪んでいる。



彼らはマウントを取ることによって、
自らの有能さをアピールしようとする。
業務の改善は二の次、以下ご随意です。



黙っていれば何てことないのに、
他人の落ち度を角を立ててまで針小棒大に
吹聴する行為が、何を生み出すのか。



わざわざ話を大きくして、他人に振る必要も
ないのです。生産性がないのです。



セキュリティー業務では、言動の生産性を
測るバロメーターのようなものがあります。



それはトラブルを呼び込んでいないか。
自分の責任じゃない、と言いたくなる
ような事案であっても、です。



周囲は日ごろの行いが、トラブルを呼び
込んだと思われている。当の本人は違う
と言い張るでしょう。



この無駄に話を大きくする行為は、
小難を大難にグレードアップします。
最後には本人に降りかかりますが。



かつて警備時代の同僚で、そんな隊員が
いましたが、大きなトラブルを起こし、
あわや警備業者交代まで行きました。



過去記事「お前たち、仕事をできなくして
やる」
を参照願います。



このケースは当人にとって、言い訳できない
事案でした。



彼らは、同僚の粗さがしをして針小棒大に
叩き、マウントを取ることに躍起になって
いた。



権力闘争がヒートアップしてきた頃に、
上記の事案は起きたのです。
事態収束に奔走する上司。



組織としても、原因者に責任を取らせ、
懲罰的異動人事を行うべきだったのです。



しかし、当時の上司のお気に入りであった
ために、懲罰的異動どころか後の人事で
優遇されたのです。



要するにセキュリティーの仕事の価値は
大難を小難に、小難を無難にすること
ですが



話を大きくして、マウントを取りたがる
人は、その逆をやっている。



そんな隊員が部下だと、責任者は煮え湯を
飲まされます。僕も経験があります。



卑屈になる必要はありませんが、謙虚に
振る舞うことが、警備の仕事で成功し
ひいては転職に成功する人でしょう。



皆さんの周りにも、そんな人が評価されて
いませんか?人柄も見られていますね。



かつての僕はクライアント側から認められ
たと、天狗になっていた時期がありました。
他の人より優れている。



そんな傲慢な思い込み、天狗の鼻を徹底的に
折られることになるのです。



しかしこの経験が、警備業界からの脱出に
役に立った。必要なことでした。



結論として、自分のことが客観視できている。
分相応な振る舞いができている。必ずしも
職場で主役になる必要はありません。



そして謙虚な向上心があり、経験値が一定に
なれば卒業フラグが立ってくる。
警備業界からの卒業フラグです。



次の職場でやっていける自分になっている
わけですね。



他人や組織のあら捜しをする以前に、
自分はどうありたいのか。どんな結果を
作り出したいのか。



いい歳して、自分が見えていないのは
みっともないと思いませんか。

おトクなインターネットは【GMOとくとくBB】

2024年04月22日

屈辱感に耐えられない





今回は、過去記事で自己愛的人格障害に
ついて紹介した記事を見直して、彼らへの
対抗策について探ります。



自己愛的人格障害者は、モラルハラスメント
によって、他人を辱めることにより自らの
自尊心を満たすヴァンパイア的存在。



そんな彼らの特徴は



裏切るのが大好き
傷つけるのが大好き
人の責任にするのが大好き



泣いている人を見るのが大好き
嘘をつくのが大好き
支配するのが大好き



褒められるのが大好き
怒鳴るのが大好き
怒って物を壊すのが大好き



無視が大好き
人のものを盗むのが大好き
悪口が大好き



といった投稿がありました。
それでいて、屈辱感には耐えられない。



屈辱的な状況に追い込まれると
逆ギレしたり、見苦しい言い訳をしたり。
頑として自分の非を認めなかったり。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
のC社で、現場を支配していた自己愛的
人格障害者。



商業施設の駐車場監視室を支配していた
彼は、新入りに対してモラルハラスメント
の洗礼を浴びせます。僕も例外ではなく。



3畳ほどの狭い空間で、2人でいれば
容赦ない罵詈雑言。今ならパワハラで
訴えられたでしょう。



詳しくは過去記事
「やってみないと分からん」
を参照ください。



彼の人格攻撃に耐えかねた僕は、
三か月あまりで緊急避難よろしく
退職します。



ただ、僕は彼の狼藉ぶりを上司に報告
してから辞めたのです。社会人として
あるまじき行為でした。



僕が辞めてから、ほどなくして自己愛的
人格障害者の隊員は、商業施設から
別の現場に異動になりました。



その現場は時間が短く、給与は激減。
事実上干されたわけです。



彼は上司に絶叫よろしく嘆願します。
商業施設に戻してくれと。



しかし無視する上司。そんな時、
商業施設の隊員の一人がケガをして
一時離脱することに。



そこでC社は、自己愛的人格障害の
隊員に穴埋めよろしく、商業施設への
応援を命じます。



それを聞き激高する彼。



今まで干しといて、使う側の都合で
商業施設に行けだと?ふざけるのも大概に
しろ。そんな心境だったに違いありません。



そして彼は辞表を出し、C社を退職したの
でした。



ここまで読んで気づいた人もいるかも知れ
ませんが、C社幹部は、自己愛的人格障害の
隊員を辞めさせたかった。



それも会社都合で無く、自己都合で。



彼の本性を知っていたかどうか知りません
が、屈辱感を与えれば自ら去っていくと
踏んでいた。



自己愛的人格障害のアイデンティティーを
奪うには、モラルハラスメントができる
環境を奪う。



具体的には彼ら自身を偉く思わせない
ような環境に異動させます。すると
根拠なき自信も喪失します。



彼は、商業施設の駐車場監視室の主として
他人を支配するしか、アイデンティティーを
見いだせなかったのです。



もう一つ、こういった仕打ちを行えば二度と
戻ってこないリスクヘッジにもなります。



警備業界は、出戻りも少なくありません。
一旦辞めた人間が、戻ってくる。



戻ってきて欲しくない隊員に対しては、
屈辱的な辞め方をしてもらうのがベスト。
圧倒的な力の差を以て。



C社幹部の意向で、自己愛的人格障害の
隊員は排除されました。個人ではなく
組織で対応したのも大きかった。



その後、彼は地場警備会社を転々とした
ようです。



このように、屈辱感に耐えられないのを
逆手にとって、永久追放に成功したC社。



職場で自己愛的人格障害者が権勢を
振るい、生産性を下げているケースで
あれば、参考になります。



やむを得ず使うなら、一人現場で
使うのが最適解なのかもしれません。



自分と同じ立場か
下の支配する対象がいない環境で。



これ、サイコパスと同じ扱いなんですよね。
自己愛的人格障害はサイコパスの劣化版かも
しれません。



警備業法では、精神病者は雇えないように
なっていますが、今の科学では上記の人を
立て分ける事は不可能です。



警備に限りませんが、広い意味での
精神病者を雇入れてしまうと、組織への
被害は図りしれません。



面接時で見抜き、水際で雇わないことが
対策でしょうが、警備を含め人手不足の
業界ではそれもままならない現状があり。



それならば禍根が残らないよう、
辞めてもらう。その知恵を絞り実行する
勇気が、経営幹部に必要なのです。

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かつて10年ほど警備業界で従事してきましたが 限界を感じ、同業界を去りました。 今は港湾施設保安職員として、港湾管理業務に従事しています。
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