今回は、警備に限ったことではありませんが
警備現場でもよく見る、距離を置いた方がいい
困ったちゃんについて語ります。
警備員からの転職においても、注意すべき
人と言えます。少なくとも自分がそんな人に
ならないようにしましょう。
注意すべき人の特徴を一言で言えば
「自分を過大評価している」
他人の欠点ややったことの粗さがしをして
鬼の首を取ったように大騒ぎする人、
いませんか?
そんな人は、ミスをしても他人や環境の
せいにします。
そんな自分は有能で、かっこいいと思って
いる。こんなように思うようになったら
危険です。裸の王様状態。
「俺がいるから現場が回っているんだ」
「俺の代わりを勤まる奴はいない」
代わりはいくらでもいます。それが組織。
心理学で言えば、ダニング・クルーガー効果。
ダニングクルーガー効果とは、能力の低い
人や経験の浅い人が、自分の能力を正しく
認識できず、自分を過大評価することです。
そのため、現実の評価と自己評価に
ズレが生じている状態になります
過去僕はそういった人を見てきました。
評価されたい気持ちはわかりますが、
発する原点が歪んでいる。
彼らはマウントを取ることによって、
自らの有能さをアピールしようとする。
業務の改善は二の次、以下ご随意です。
黙っていれば何てことないのに、
他人の落ち度を角を立ててまで針小棒大に
吹聴する行為が、何を生み出すのか。
わざわざ話を大きくして、他人に振る必要も
ないのです。生産性がないのです。
セキュリティー業務では、言動の生産性を
測るバロメーターのようなものがあります。
それはトラブルを呼び込んでいないか。
自分の責任じゃない、と言いたくなる
ような事案であっても、です。
周囲は日ごろの行いが、トラブルを呼び
込んだと思われている。当の本人は違う
と言い張るでしょう。
この無駄に話を大きくする行為は、
小難を大難にグレードアップします。
最後には本人に降りかかりますが。
かつて警備時代の同僚で、そんな隊員が
いましたが、大きなトラブルを起こし、
あわや警備業者交代まで行きました。
過去記事「お前たち、仕事をできなくして
やる」を参照願います。
このケースは当人にとって、言い訳できない
事案でした。
彼らは、同僚の粗さがしをして針小棒大に
叩き、マウントを取ることに躍起になって
いた。
権力闘争がヒートアップしてきた頃に、
上記の事案は起きたのです。
事態収束に奔走する上司。
組織としても、原因者に責任を取らせ、
懲罰的異動人事を行うべきだったのです。
しかし、当時の上司のお気に入りであった
ために、懲罰的異動どころか後の人事で
優遇されたのです。
要するにセキュリティーの仕事の価値は
大難を小難に、小難を無難にすること
ですが
話を大きくして、マウントを取りたがる
人は、その逆をやっている。
そんな隊員が部下だと、責任者は煮え湯を
飲まされます。僕も経験があります。
卑屈になる必要はありませんが、謙虚に
振る舞うことが、警備の仕事で成功し
ひいては転職に成功する人でしょう。
皆さんの周りにも、そんな人が評価されて
いませんか?人柄も見られていますね。
かつての僕はクライアント側から認められ
たと、天狗になっていた時期がありました。
他の人より優れている。
そんな傲慢な思い込み、天狗の鼻を徹底的に
折られることになるのです。
しかしこの経験が、警備業界からの脱出に
役に立った。必要なことでした。
結論として、自分のことが客観視できている。
分相応な振る舞いができている。必ずしも
職場で主役になる必要はありません。
そして謙虚な向上心があり、経験値が一定に
なれば卒業フラグが立ってくる。
警備業界からの卒業フラグです。
次の職場でやっていける自分になっている
わけですね。
他人や組織のあら捜しをする以前に、
自分はどうありたいのか。どんな結果を
作り出したいのか。
いい歳して、自分が見えていないのは
みっともないと思いませんか。
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