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2022年06月12日

言い訳は認めん





今回はカテゴリ「施設警備3〜ブラック
企業編」C社でのエピソード。



現場を牛耳っていた自己愛的人格障害と
思われる隊員から、モラルハラスメントを
受け、僕は三か月余でC社を脱出。



今回は、パワハラの手口の一端を
紹介します。以下の文言には要注意。



その隊員の口癖は「基本」または
「自分が基本」これは自分が世界の
中心でないと気が済まない。



これだけでも自己愛的人格障害の匂い
がプンプンしてきます。



さらに彼の得意の文言は、ミスに対して
「言い訳は認めん」というもの。自分の
ミスは棚に上げて。



結論から言えば、そんな上司?の下から
は離れるのがベスト。職場を変わったり
最悪転職する事も考えましょう。



というのも、社内に限らず相談窓口を利用
しても、改善は難しいから。そのあたりが
自己愛的人格障害と言われる所以かもです。



その隊員は、過去記事で紹介しましたが
僕が辞めて約半年後、現場異動を命じられ
干されました。



そして、権勢を振るっていた元居た現場に
戻りたいとの意向も無視されます。



その後、元居た現場でけが人が出たという
理由で、臨時復帰を命じられた事に立腹し
退職をしたそうです。実質クビ。



彼の根拠なき自信をはく奪し、屈辱を与え
トドメを刺した。



僕の見て来た限りでは、自己愛的人格障害は
上記の様な実力行使に出られると、潰れます。



第一、言い訳は認めんという文言は、部下の
成長やスキルアップの向上に資さない、全く
無意味な行為です。



精神的苦痛を与えるだけで、ミスの改善にも
繋がらないし、モチベーションも下がる。



他人を辱めて、自尊心を満たそうとするのが
自己愛的人格障害者の常套手段です。



C社の不遜な所は、そんな隊員を現場で放置
していたことにあります。僕が辞めたことで
やっと気づいたのでしょうか。



最後に、彼がC社を去って行った時に
辞めさせた上司の言葉を紹介します。
「あいつは自己本位すぎる」


2022年08月03日

後出しジャンケン





警備員の人間関係はマウントの取り合い。
もちろん警備以外でもあることですが、
警備ではより激しかったりします。



今回は、禍根が残るであろう、
マウントについて紹介します。
後出しジャンケンは恨みを買う。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
のB社で起こったこと。



全国規模のビル管理会社であるB社は、主に
外資系保険会社ビルの警備を行っていました。



リーマンショックで屋台骨が揺らぎ、
リストラをほのめかす話も出てきました。



ついに隊長は2人の隊員の首を切ります。
解雇理由は、会社のパソコンに無断で
外から個人のソフトを入れた。



隊長は「犯罪だ」と言い切りました。



しかしその一か月ほど前、監視モニター
パソコンに入れていたJ―POPの楽曲ソフトが
削除されていました。入れたのは隊長。



隊長による証拠隠滅としか考えられません。



これまで良かった(黙認していた)ことを
突然犯罪と言い切る。証拠隠滅までして。
慌てて証拠隠滅するのが拙さすぎます。



してはいけないことを自らしておきながら、
注意もせず、自分だけ証拠隠滅し部下を切る。



社会人としての常識からいえば、公共の
パソコンに無断で私用のソフトを入れるのは
憚られること。



隊長は気づいていながら、注意もしなかった。
それどころか、同じことをしていた。



要は、首を切る口実として泳がせておいたのです。
その戦略にかかった方が悪い、という言い分か。



気に入らない部下に対して因縁をつけて切るのは
よくある話です。



こういった上司は、粗さがしが得意です。
パソコンに個人のソフトを入れ込まなくても
別件で因縁をつけてきたはず。



但し「B社現場の結末(前後編)」に記した
通り、隊長もきっちり清算する羽目になった
ようです。



続いて同カテゴリのC社で起こったこと。
僕は某商業施設の駐車場監視室に配属になり
ました。四畳半位の小さな部屋。



そこを牛耳っていた、自己愛的人格障害の
隊員。新入りの僕はモラルハラスメントの
ターゲットに。



僕が駐車場ゲートに立哨する、隊員の応援
対応を終え、監視室に戻ってきた時の事。



職場の主は、監視盤を操作するように指示。
言う通りすると、駐車場精算機のジャーナル
(筒形の記録紙)が少なくなっている表示。



要交換になるタイミングで、警報が出るので
それから対応しても遅くはない。



主の言わんとするのは、何で機敏に動いて
チェックしなかったのか。僕は密室に近い
監視室で怒鳴られました。



当の本人は足を組み、ふんぞり返って携帯を
いじりながら言う。お前こそ何していたんだよ。



彼の常套手段は、手本を示さず人にやらせて
後から批判する。



ミスすれば容赦ない罵詈雑言は言うに及ばず、
周囲への吹聴がおまけでついてきます。いかにも
自己愛的人格障害らしい。



これも後出しジャンケンですね。



規範を示さず、相手の行為を見て実は
こうだったと責めるのも、上記に類します。



主は僕が辞めた後、監視室を出され干された後
屈辱的な退職に追い込まれるのです。本人が
殴られる前に辞めさせた、が実情でしょう。



これまでは良かったけど、実はだめだった。
真実はこうだった。これを権力を持つ側が
乱用すると、禍根が残ります。



そうでなくても、マウントを取る手段として
使っていると、社会人としてのステータスは
下がっていきます。



こんな浅ましいことがまかり通るから、
警備員の社会的ステータスが
上がらないのでは。



対処法としては、そんな奴らの行為をできるだけ
多くの人に知ってもらう。施設警備なら
クライアントや、清掃などの部外者も多くいます。



彼らがどれだけ社会人として浅ましいか。これを
周囲の目で評価してもらう。いづれは会社人事も
動くはずです。動かないなら超ブラック確定。



翻って僕ら自身も警備隊内の権力闘争に
躍起になって、もっと大事なものを
見失わないように気を付けましょう。

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2022年12月12日

やってみないと分からん





今回は、過去記事「モラハラ人間のダブル
スタンダード」
の続きです。



モラハラ人間とは、ざっくり言えば精神的
暴力をふるい続ける人。自己愛的人格障害
とも言われています。



詳しくは、上記リンクを参照願います。
今回は、モラハラ者の得意技とその
対抗策について語ります。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」の
頃でした。



前社で隊長のパワハラに耐えかねて退職、
転職した地場警備会社C社も地獄の一丁目。



僕はC社で、当初の約束であった公共施設
への配属を反故にされ、某商業施設の
駐車場警備に就きました。



監視室という3畳ほどの詰所で勤務し、
巡回やゲート立哨の隊員の応援時には
外に出ます。



そこを牛耳っていたのが、自己愛的
人格障害の隊員。当時50代で僕より
10歳以上、歳上だったでしょうか。



狭い部屋で僕は人格攻撃を受けました。
つまらん人間だ、と罵倒された事も。



監視室を支配していた彼は、自己本位に
振る舞い、ふんぞり返って携帯で遊んで
いました。



僕が入社して二か月ほど経った時、1人
の同僚が退職することになりました。
彼は自己愛的人格障害ではありません。



別の人を補充するまで、勤務を僕と
自己愛的人格障害の隊員2人で回さな
ければならなくなりました。



当時勤務シフトは大きく2種類に分かれ
早出と遅出があり、遅出の方が勤務時間
が長く、終業は24時。



当然早出(と言っても始業は9時)の方が
美味しい訳です。前出の同僚がいた時は、
均等になるようにシフトを組んでいました。



ところが、今度は自己愛的人格障害の隊員
は、僕にすべて遅出を命じたのです。



僕が抗議すると「やってみないと分からん」
健康を害しようが、責任を取るつもりは
さらさらない。



結果責任を取らない文言が、「やってみない
と分からん」なのでした。いかにも自己愛的
人格障害らしい。



しばらくそのシフトで、勤務しましたが
疲労困憊した僕の顔を見て察した隊員が、
暇なポストを譲ってくれたりしました。



ほどなくして僕はC社を辞め、命からがら
脱出しました。モラハラを受けながらあの
勤務では、病気になっていたでしょう。



僕が辞めて半年ほど経った後に、監視室の
主だった彼は、C社幹部に干されて
屈辱的な退職をすることになります。



自己愛的人格障害は、他人に屈辱を与える
事に快感を覚えるのですが、屈辱を受ける
のには耐えられない。



この例から、彼らを抑えるヒントのような
ものが見受けられます。権勢を振るう
環境を与えないのも一つです。



もう一つ、圧倒的な力の差でねじ伏せると
いうもの。彼らの小賢しい言い分ごと
吹っ飛ばす。



彼を干して、引導を渡したのはC社の常務
でした。社長、専務に次いでナンバー3の
ポジションです。



地場中小警備会社なら、このポジションで
あれば、人事権も持っています。



一般的な組織であれば、平社員vs人事課長
とか、課長vs市長くらいの力の差があれば
ねじ伏せることは可能でしょう。



退職まで追い込まなくても、配置転換で
制裁を与える事ができる。権勢を振るう
ことを封じれば合格でしょう。



最後に、こうしてモラハラ者(自己愛的
人格障害)をねじ伏せるなら注意して
欲しい事があります。



個人vs個人ではなく、個人vs組織の構図
に持っていく。個人が特定される形での
実行は、禍根が残る恐れがあります。



C社を排除された自己愛的人格障害の彼。
数年後、交通誘導警備の現場にいた彼に
ばったり会いました。



彼曰く「もう、C社で旗は振られん」



彼はC社を排除された後も、別会社で
警備に就いていたのです。



C社常務が上手かったのは、圧倒的な
力を使ったものの、怒りの矛先がC社
という組織に向かったこと。



もし僕が、個人で暴力的に彼を排除して
いたら、ずっと恨まれていた可能性が
あります。



モラハラ者に対峙するなら、団結は必須
です。個人vs個人はリスキーです。



団結して信頼できる人事権のある上司に
訴える。上司は一人一人を個別に呼んで
事情を聴くでしょう。



全員の意見が一致していることが、人事
が動く条件です。



人事が動かず、状況の改善が見込めないなら
退職も視野に入れた方がいいかもしれません。

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2022年12月14日

既得権益乱用の果てに





カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」の
B社隊長についてです。



今回は、既得権益を乱用しすぎると恨み
を買い、業界内敵ばかりになって身動き
できなくなる、という話です。



過去記事「ヤクザの回状(前・後編)」
が元になっていますが、警備は堅気の
仕事なので、イメージ的にどうなのか。



そこで、リライトを兼ねて再編集した
ものです。



全国規模のビル管理会社であったB社。
警備は主に外資系保険会社ビル。
地元に警備現場は一つだけ。



本社は東京ですが、全国各ブロック
主要都市に支店があり、人事権を
持っているのは支店長。



地元の現場は、支店からも離れています。
事務所所長が唯一の窓口。



それ故、所長と結託しクライアント側の
権勢をバックにやりたい放題。所長とそり
の合わない前隊長を因縁をつけて解雇。



リーマンショック後、人員削減の大義名分
を以て、同じく隊長の気に入らない部下を
因縁をつけて解雇。これは禍根が残った。



カテゴリ「暗中模索編」にB社現場の結末(前・
後編)にあるように解雇になったと思われる
隊員の逆襲(告発)で組織転覆。



インターネット掲示板への書き込みが、
クライアント側の目に留まったそうです。
信用を失い、臨時入札でTHE END。



全員解雇(受付女性2人は残った模様)になり
元隊長は職業訓練に行った後、今度は地場中小
警備会社であるD社に入社。



カテゴリ「エピローグ〜さらば警備業界編」
に紹介してありますが、僕は彼と入社時に
鉢合わせになるハプニングがあり。



しかし、彼はD社も約3か月で退社。



約1年後、地元中堅警備会社が警備する
商業施設に、彼が入社したという情報が
ありました。



その商業施設には知り合いの警備員が
勤務しており、聞けばパワハラと言って
3日で辞めたらしい。



自分が部下にやってきた事は何なんだよ。



もう彼は平隊員では勤まらないかも
知れませんね。



こんな形で警備業界を転々としている
のでしょうか。



別会社で彼の元上司であった
1号指導教育責任者の知り合いは、
その状況を聞いて言いました。



「こうなればヤクザの回状と同じだ」



彼の性格をよく知る1号指導教育責任者の
知り合いだからこそのコメントなのでしょう。



ここで言う回状とは、破門回状のことらしい。
他の組に入れないようお触れを回す通知。



まるで地元警備業界から爪はじきに合うような
処遇ですが、それだけ恨みを買ったという事か。



元上司であった知り合いはこう続けます。
彼は路頭に迷い、給料月10万ほどの
零細警備会社しか行く所はないだろう。



今思えば、気に入らない部下を強権発動で
排除したり、組織を私物化してきたツケが
回って来たのか?



部下や組織は子供のおもちゃではない、
小さな権力は大きな力で踏みつぶされる。



それも上司である所長と徒党を組んでの
所業でしたから・・・深いね、業が。



隊長のバックであった所長もB社退職後、
地元のビル管理会社に就職したようです。



社内の立場もおぼつかないようで、タワー
パーキングの管理人をしている模様。



元隊長も今どうしているかわかりません。
ただ警備は堅気とはいえ、板子一枚下は
何とやらの業界。



自分のやってきた事が、跳ね返ってきた。
因果応報といえばそれまででしょう。



こうなると、もはや警備業界には居場所
はなく、下方転職するしか道はない。
肌寒い想いがします。



これを読んでいる皆さんは、元隊長の
ようにはならないでしょうが、自分の
上司になる可能性はあります。



対抗策として、最低限の役割だけ果たし
平隊員でいるのが、最上の防御法。警備
なら可能でしょう。



下手に責任感を出して、活躍し直属の
部下になってしまうと、パワハラの
餌食になります。



自分が活躍できる組織は何か、見極め
ましょう。



組織としては、長くないでしょうから
次の就職先を模索しておくことです。
触らぬ(疫病)神に、たたりなし。

しじみエキスWのオルニチン

2023年01月16日

毒を以て毒を制す?





今回は恫喝について語ります。



恫喝は、交渉において悪手です。
相手を委縮させ、こちらの要求を通す。



恫喝に限らず、言葉でのやり取りは無駄
と感じた相手は、言葉が減ってきます。



これを屈服させたと勘違いすると
大間違い。相手は行動を起こす準備
をしているのです。



恫喝は悪手であるけれど、自分にその
矛先が向けられたらどうするか。その
対処法についても紹介します。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
B社で起こったこと。



B社は全国規模のビル管理会社であり、
主に外資系保険会社ビルを警備。



地元には警備するビルは1つしかありません。
B社も事務所(所長)があるだけ。



人事権のある支店長は、全国各ブロックに
ある支店にいます。地元B社事務所は、
支店とも離れている。



それ故、所長と結託した隊長のやりたい放題。
人事権を掌握したのと同じです。



自分が気に入らなければ、始末書を書かせ、
排除すると公言していました。



隊長は、始末書は支店までは行っている。
累積するとクビになると部下に通達。



しかし、始末書の内容を見れば隊長の指導
範囲ばかり。もし本当に支店に行っていれば
隊長も指導責任を問われクビになるでしょう。



普通始末書は、上司も書きますよね。



隊長はミスをした部下に、始末書を書かされた
くなければ、弁当をおごれと要求したりして
いました。ぶっちゃけこれ、恐喝です。



そんな職権乱用&パワハラ三昧の隊長に
対して、ある平隊員が釘を刺しました。
逆恫喝戦法です。



「今の調子だと、そのうち弓を引く人間が
出てきますよ」



この逆恫喝のポイントは以下2点です。
@隊長の狼藉ぶりを暗に批判
A自分ではない誰かが反撃する可能性



平隊員という、責任の少ない立場からの
発言というのもミソです。隊長に直結した
班長などの責任者では言えません。



要するに、お前がムチでしばくなら
そのうち飛び道具で反撃されるぞ。



隊長は内心、震え上がったでしょう。
しかし、力で抑え続ける為にはムチを
振るい続けるしかない。



そんな中、班長であった僕が隊長の
パワハラに耐えかねて退職します。



それから約2年後、隊長は本当に飛び
道具で反撃されるのです。



僕が退職する前年、リーマンショック
の煽りを受けたB社は、2人の隊員を
因縁をつけ解雇。隊長が暗躍しました。



これが禍根となり、B社現場の黒歴史
(特に隊長はやり玉に挙げられ)を
インターネット掲示板に暴露されました。



クライアント側である保険会社の総務が
気づいて、事実確認を行ない、臨時入札
が行われました。



実質契約解除に等しいものです。現場
隊員が全員解雇となりました。



インターネット掲示板を見てみると、
B社隊員に内通者を疑うような内容も
ありました。



もうこの現場はダメだから、潰してしまえ
といった、やけくその境地だったかも
しれません。



ここまで書いてきて、なんて浅ましい
恫喝の応酬だと思います。こんな現場は
先が知れている。辞めてよかった。



こうなると、もはや言葉での折衝の余地は
ありません。隊長は僕ら責任者に負荷が
増えると力で抑え込むばかり。



僕が退職したのは、このタイミング
でした。隊長にとっては青天の霹靂
だったでしょう。



相手を力で抑え、黙らせた先には
行動(退職)しかないのです。



一方、弓を引く人間が出てくると隊長に
逆恫喝した、平隊員は最後まで勤めたのです。



B社現場をしゃぶり尽した彼らしい
行動ですが、彼もまた警備隊内で嫌われて
いた。



B社現場転覆後、元居たホテル業界に
戻ったようですが、続かずに運送業で
働いているとの話。



逆恫喝は諸刃の剣で、パワハラから
一時的に身を守る事もあるけれど、
周囲に角を立てるデメリットもあり。



こんな浅ましい恫喝の応酬で仕事運を
損ねるくらいなら、自分でけじめをつけ
辞める方がいいに決まっています。



恫喝は劇薬です。自分の身を守る楯に
もなり得るけれど、さじ加減を誤ると
周囲から総スカンを食らいます。

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2023年01月25日

堅気ではいられない人たち





本記事は、僕は警備員時代見聞する
中で、深くかかわってはいけない人に
ついて、語るものです。



普通、反社会勢力は警備員にはなれない。
過去記事「警備はギリギリ堅気の仕事」
でちょっと紹介しました。



しかしながら、人の裏をかく知恵に長け
それが恨みを買うレベルまで行った人は
深く関わらない方がいい。



一般隊員レベルでは、まずいないでしょう。
事務所スタッフや、幹部になろうと思わな
ければ、リスクはゼロに近い。



幹部であっても、会社の成立根拠が公明正大
であり、社長の出自が全うなら心配はほぼ
無用。



僕が懸念するのは、一族経営レベルの中小
企業で、法的な問題(賃金不払いなど)を
起こしているケース。



そうした会社の幹部には、いかに抜け道を
見つけ、相手の裏をかくか。そんな知恵に
長けた達人がいるのでしょう。



会社は一見伸びているようでも、後々
問題になる要素をふんだんに含んでいます。
そんな会社からは早期に脱出しましょう。



彼らは、一般人には及びもつかない
あっち側の知恵があるのでしょう。
なんとか金融道、みたいな。



僕の知人に、そんな人がいます。
ただ彼は、会社が警備業法違反で罰金
処分を受け、連座して罰せられました。



事実上の警備業界からの追放処分です。
こうなると守られるのは、創業者一族
のみ。



外様はどんなに優秀で貢献しても、いざと
いう時には切り捨てられます。



彼らは世渡りの知恵は長けているようでも、
法律スレスレでやってきているので、自分の
生き様には、どこか自信がない。



加えて、敵が多いのも悩ましい。または
敵が少なくても、本気で怒らせた人がいる。



そんな人は、警備業界以外で仕事をすれば
すぐに分かります。能力や知恵に長けても
人としてどうなのか。



自分の知らない所で、人が動いて助かって
いる事実を嫌がります。お世話になった
人に、恩を仇で返すのか。



自分の能力に自信がある故、見下した
人間の恩を得ることに耐えられない。



最終的に、人としてどうなのかという
突っ込みをされるのが彼らなのです。
普段は他人に突っ込みまくりでしょうが。



中年以降は、どんなに立派な事を言おうが
能力があろうが、結果が全てなのです。
生き様と言い換えることもできます。



警備業法違反で罰せられたり、恨みを
買いすぎて行くところが無くなって
しまったりと、すべては因果応報。



もはや堅気の職場には居られなく
なってしまいます。



世渡りの上手さと引き換えに、恨みを
買ってしまった。それも堅気にいられない
レベルで。



そういった人は、生き様を見れば分かり
ます。決して近づかないことです。



一般隊員に関わってくるケースで言えば
会社の上司が移籍に伴い、部下を引き
連れていくようなケース。



上司の生き様はもちろん、移籍先の会社
が怪しくなければOKでしょう。



以前僕は、敵を作り過ぎないのもスキル
と言いました。恨みを買い過ぎないのも
スキルなのです。



知恵や要領に長けた人が、現場を牛耳る
ケースは良くあります。しかし所詮現場
レベル。かわいいものです。



もっと大きな力(クライアント側など)
に踏みつぶされる事はよくあります。
または同僚から弓を引かれる。



小さな権力は、大きな権力で踏み
つぶされるものです。



これが幹部レベルになると、もっと巧妙
です。現場隊員の及ばない力を行使可能。



しかし、社会人としてどんなに真っ当に
振る舞っていたとしても、他人の裏をかく
ような生き様は漏れ出てきます。



もし、個人的に付き合うならその辺を
見極めてからでも遅くない。ビジネス
の話は慎重に慎重を期して。



業界に詳しい人なら、その人の経歴と
いうか、生き様を聞くこともできる
でしょう。特に田舎は広まります。



人は結果で評価されると言いましたが、
良からぬ話を聞いたならば、頭の片隅に
置いて、警戒するのも危機管理です。

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2023年02月27日

公開処刑の代償





相手に非があったからと言って、皆の
前で糾弾する、公開処刑のようなパワハラ
が未だにまかり通っています。



今回は、そんな事をする人がどうなるのか
結末を見ながら、コーチングや組織の
在り方などについて語ります。



警備では、人を抑えるのが正義だったり
します。声が大きいのも同様。



もちろん、人命に係ってくる事案は
厳しく指導しなくてはなりません。



だからといって、自分の言い分を通す
為に、手段を選ばなかったら。



カテゴリ「エピローグ〜さらば警備業界編」
のD社で、ビジネスホテル駐車場警備に
従事していた時の事。



同僚で、歯に衣着せぬストレートな隊員
がいました。他人の糾弾も容赦なし。
おそらく、その現場でしか勤まらない。



別の同僚に聞けば、その性格が災いして
当職場に流れ着いてきた。ずっと警備に
就いていたわけでもなさそう。



他人の落ち度を、皆の前で糾弾する。
いわゆる公開処刑のような事をすれば
どうなるか。禍根が残る。



やられた方は、恨みを持つに決まって
います。そもそも世の中には一方に
100%非がある事案はめったにない。



そうすると、やられた方は粗さがしを
するでしょう。血眼になって相手の
足らない所を。



そうなると逆襲された時に、自分の
立場がなくなってしまうのです。



お前にも足らない所はたくさん
あるだろうが、という事ですね。



多くのケースでは、糾弾された方は
突然退職したりします。組織への
ダメージは避けられません。



退職だけならまだしも、退職後に
仕返しをする人もいたりします。



クライアント側に警備隊の黒歴史を
暴露する。



以前、夜勤巡回時に事務所からお菓子
を失敬するコソ泥隊員がいました。



彼ををかばっていたのは隊長。それを
クライアント側に通報された。



結局、クライアント側から見放され
臨時入札で負け、警備隊ごと切られた
のです。



このように、警備現場でよく見られる
他人を力で抑える行為が、いかに非
生産的であるか。



ビジネスの世界では、相手を論破して
恥をかかせたり、メンツを潰したり、
恩を仇で返す行為は悪手なのです。



ここに来ている皆さんは、転職はビジネス
だと感じている人もいるかもしれません。



警備業界から脱出して転職するので
あっても、敵は少ない方がいいに
決まっています。



権力闘争に躍起になって、無駄に敵を作る
行為は、生産的ではないのです。どこで
逆襲されるかわからない。



これだけパワハラが可視化され、厳しく
見られている状況で、コーチングを
学ばない責任者はきつくなる。



交通誘導警備の現場では、危険回避のため
とっさに絶叫してしまう事もあるでしょう。



そんな時は、後で二人きりになって
こんな危険が迫っていたので、こうする
しかなかった、とフォローしましょう。



注意する事は悪ではありません。注意
しっ放しになるのがNG。そういう僕も
十分とは言えませんが。



施設警備でも同じで、注意する時は
2人きりでするのがベスト。この辺は
環境的に恵まれています。



かつて僕は、失敗を隊長から朝礼時に
公開された事があります。傷口に塩を
塗られる思いでした。



僕の失敗で、クライアント側から叩かれた。
それに対する糾弾でした。そんな僕を陰で
せせら笑う同僚。



こうなると「辞めてやる」一択になります。
すぐには辞めなくても、辞めるチャンスを
うかがうフェーズになります。



そして、一旦心に決められたら退職は止め
られません。カウントダウンが始まります。



実際に辞めたのはそれから約1年後でした。
それまで求人を検索する日々。同僚は驚いた
と言っていました。隊長も然りでしょう。



辞められたくない人に辞められるのは、
組織に進歩がないから。



僕は上記の事案で隊長から「進歩がない」
とガナリあげられました。



そういうお前は、進歩する環境を作った
のか。隊長の仕事だろう。この想いを抱え
ながら、約1年間従事していました。



こうなると売り言葉に買い言葉で、
収集がつきません。上司と部下の
関係としては当の昔に終わっています。

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2023年05月28日

腹をくくった奴が勝つ





今回は、ケンカについてがテーマです。
穏やかではありませんが、対人関係に
繋がるものでもあります。



以前、警備員のケンカは売った者勝ち?
という記事を書きました。



喧嘩両成敗の基準から言えば、ケンカを
売った側に少なくとも負けはない。
ケンカを売る側は、それを知っている。



とは言え、反撃する手もない事はない。
但し条件があります。



ある人が、ケンカは腕っぷしの強い奴が
強いんじゃない、腹をくくった奴が強い
んだ、と言っていました。



腹をくくるとはどういうことか。



今の立場や職を失ってもいい。すべてを
かなぐり捨てて一緒に地獄へ行こうぜ。



巻き添えになる方は溜まったものでは
ありません。ギブアップするでしょう。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
のB社で、二言目に始末書そしてクビと言う
パワハラ隊長がいました。



隊長は実際に2人の隊員の首を切り、
ミスをした部下には、始末書を書きたく
なければ、弁当をおごれと迫ったり。



そんな隊長に対して、渡り合った部下が
いました。



彼は仲のいい同僚を2人でタッグを組み
俺を首にするなら、同僚もろとも辞める。



そうなれば警備隊は回らなくなるけれど
それでいいのか?というものでした。



地元にB社の警備する施設は1つしか
なく、他の施設から応援で補充するのは
ほぼ無理な状況でした。



俺を地獄に落とすなら、隊長もろともだ。
いや警備隊を含めB社まで道連れだ。
そんなせめぎ合いだったのです。



とはいうものの、最強の腹くくりは
辞める覚悟で臨むこと。労働者最後の
切り札です。



何かを失いたくないといった自己保身、
言い換えれば覚悟のなさが、ケンカに
勝つ胆力を半減させます。



失うものは何もない、と言う状態が
最強なのです。



逆にそこまで腹をくくる事ができるなら
鬼神であっても退いていく。



但し、そこまでのケンカは一生に一度
くらいにしておいた方がいいでしょう。

2023年07月23日

脅しの目的





警備に限らず、他人を抑えるために
脅しや恫喝は使われています。



警備だと常套手段みたいになっている
現場もあるでしょう。今回は、脅しの
本質と対抗策について語ります。



SNSで、以下の投稿を目にしました。
セキュリティのプロの投稿です。



脅しの目的は相手を不安にする事。
不安を与えられた人は、
コントロールしやすいのです。



逆に言うと脅しは
「今すぐ危害を加える気はない」
というサインと言えます。



もし脅しを受けたら
以下をチェックしましょう。



右向き三角1︎ 相手の望みは何か?
右向き三角1︎ 脅しを実行した場合のリスク
危険の確率が予測できます。



といったものでした。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
B社隊長は、脅しの達人(?)でした。



部下のミスに対しては、始末書を書かせる
人事権のある支店長までいっているので、
累積するとクビになると連呼。



しかし始末書を見てみると、隊長の指導
責任も問われるもの。隊長もクビになって
おかしくない。



どうやら始末書は、地元の所長止まりに
なっていたようです。部下を恫喝し支配
するのが目的だった。



この隊長に対して抗った同僚がいました。
当時の班長です。彼は同僚とタッグを
組んだのです。



B社は、全国規模のビル管理会社であった
のですが、警備は主に外資系保険会社ビル。
地元に現場が1つしかない。



故に異動で隊員を融通するのは不可能。
職場から排除するには、クビしかない。



班長は、そんなにクビと言うなら
クビを切ればいい。その代わりもう一人
の同僚も退職するぞ。



2人同時に辞めれば、現場は回らなく
なります。シフト外の隊長がシフトに
入っても。



当時のB社警備隊は、ギリギリの人数で
回していたのを逆手に取った。過去に
強引に隊員を解雇していたのです。



その後からB社現場の黒歴史が
インターネット掲示板で暴露される
ようになりました。



クビと言う大ナタを振るえば、もっと
深刻な事になるぞ、という逆恫喝ですね。
実際2人は辞めても無職になるだけ。



一方B社警備隊が機能不全となれば、
クライアント側の信用を失う。



脅しを実行した時のリスクを上回る
デメリットを示すことで、隊長の脅しを
押し返したケースでした。

2023年08月13日

嫌われ者がリーダーに





カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
のB社で、隊長が言った言葉。
上司は、嫌われるのが仕事。



舐められないといった意味でしょうが、
そういう隊長自身は嫌われを通り越して
恨みを買う羽目になってしまいます。



今回は、部下から恨みを買うような
「人徳」「人望」のないリーダーは
構成員を不幸にするという話をします。



舐められないというステータスは、
短期的には有効です。部下を支配するなら。



しかし、パワハラ(暴力)で支配すると
しっぺ返しが来る。上記の隊長もそうでした。



憎まれ役が組織として必要なら、リーダー
とは別途置くべきです。



あの人、仕事できるんだけど怖いんだよな。
と思われているならば



他の社員に怖いと感じさせている時点で
働きにくい職場を構成する1つの要素に
なってしまっている。



それはもう「仕事のできる人」ではない
といった意見がありました。役に立たない
いい人よりまし、という意見もありましたが。



ここで言いたいのは、能力が同じくらいなら
人望や人徳のある人をリーダーにするのが
ベター。



人望や人徳があると、何が違うのか。
大難を小難に、小難を無難にする。



逆に同じようなミスをしても、炎上よろしく
被害が拡大してしまう人は、人望や人徳に
欠けている。



僕の経験から言えば、人望や人徳のある
リーダーはいい意味で脱力している。
少し肩の力が抜けている。



絶対、必ず、なんとしてもが口癖だと
ちょっと怖い。警備なら命に関わる事なら
万全を期さなくてはならない。



それ以外は、少しネジを緩めてというか
こいつ抜けてるんじゃないかという印象さえ
与えるものです。いい意味で隙がある。



それでいて、締めるところは締めているのが
優秀なマネジメントなのでしょう。



警備隊長クラスだと、部下から嫌われ過ぎて
いると、対外的に角が立つようになってきます。
いくら要領よく立ち回っても。



そうするうちに、大きなミスをやらかして
信用を失う、というパターンが多い。



コーチングや人心掌握を怠ってきた
ツケが回ってきたに違いありません。
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かつて10年ほど警備業界で従事してきましたが 限界を感じ、同業界を去りました。 今は港湾施設保安職員として、港湾管理業務に従事しています。
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