本記事は、僕は警備員時代見聞する
中で、深くかかわってはいけない人に
ついて、語るものです。
普通、反社会勢力は警備員にはなれない。
過去記事「警備はギリギリ堅気の仕事」
でちょっと紹介しました。
しかしながら、人の裏をかく知恵に長け
それが恨みを買うレベルまで行った人は
深く関わらない方がいい。
一般隊員レベルでは、まずいないでしょう。
事務所スタッフや、幹部になろうと思わな
ければ、リスクはゼロに近い。
幹部であっても、会社の成立根拠が公明正大
であり、社長の出自が全うなら心配はほぼ
無用。
僕が懸念するのは、一族経営レベルの中小
企業で、法的な問題(賃金不払いなど)を
起こしているケース。
そうした会社の幹部には、いかに抜け道を
見つけ、相手の裏をかくか。そんな知恵に
長けた達人がいるのでしょう。
会社は一見伸びているようでも、後々
問題になる要素をふんだんに含んでいます。
そんな会社からは早期に脱出しましょう。
彼らは、一般人には及びもつかない
あっち側の知恵があるのでしょう。
なんとか金融道、みたいな。
僕の知人に、そんな人がいます。
ただ彼は、会社が警備業法違反で罰金
処分を受け、連座して罰せられました。
事実上の警備業界からの追放処分です。
こうなると守られるのは、創業者一族
のみ。
外様はどんなに優秀で貢献しても、いざと
いう時には切り捨てられます。
彼らは世渡りの知恵は長けているようでも、
法律スレスレでやってきているので、自分の
生き様には、どこか自信がない。
加えて、敵が多いのも悩ましい。または
敵が少なくても、本気で怒らせた人がいる。
そんな人は、警備業界以外で仕事をすれば
すぐに分かります。能力や知恵に長けても
人としてどうなのか。
自分の知らない所で、人が動いて助かって
いる事実を嫌がります。お世話になった
人に、恩を仇で返すのか。
自分の能力に自信がある故、見下した
人間の恩を得ることに耐えられない。
最終的に、人としてどうなのかという
突っ込みをされるのが彼らなのです。
普段は他人に突っ込みまくりでしょうが。
中年以降は、どんなに立派な事を言おうが
能力があろうが、結果が全てなのです。
生き様と言い換えることもできます。
警備業法違反で罰せられたり、恨みを
買いすぎて行くところが無くなって
しまったりと、すべては因果応報。
もはや堅気の職場には居られなく
なってしまいます。
世渡りの上手さと引き換えに、恨みを
買ってしまった。それも堅気にいられない
レベルで。
そういった人は、生き様を見れば分かり
ます。決して近づかないことです。
一般隊員に関わってくるケースで言えば
会社の上司が移籍に伴い、部下を引き
連れていくようなケース。
上司の生き様はもちろん、移籍先の会社
が怪しくなければOKでしょう。
以前僕は、敵を作り過ぎないのもスキル
と言いました。恨みを買い過ぎないのも
スキルなのです。
知恵や要領に長けた人が、現場を牛耳る
ケースは良くあります。しかし所詮現場
レベル。かわいいものです。
もっと大きな力(クライアント側など)
に踏みつぶされる事はよくあります。
または同僚から弓を引かれる。
小さな権力は、大きな権力で踏み
つぶされるものです。
これが幹部レベルになると、もっと巧妙
です。現場隊員の及ばない力を行使可能。
しかし、社会人としてどんなに真っ当に
振る舞っていたとしても、他人の裏をかく
ような生き様は漏れ出てきます。
もし、個人的に付き合うならその辺を
見極めてからでも遅くない。ビジネス
の話は慎重に慎重を期して。
業界に詳しい人なら、その人の経歴と
いうか、生き様を聞くこともできる
でしょう。特に田舎は広まります。
人は結果で評価されると言いましたが、
良からぬ話を聞いたならば、頭の片隅に
置いて、警戒するのも危機管理です。
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