退職をする一番の原因と言われる
人間関係。
ただ僕は、その背後のあるものに
ついて言わざるを得ません。
今回は、組織(業界)への不信感が、
限界を超えると、取り返しがつかない
と言う話をします。
僕は4社警備会社を渡り歩いて来ました。
このうち、人間関係が直接の原因で
辞めたのは2社。
厳密には、その他の2社も人間関係が
原因ではありました。遠因といっても
いいでしょう。
4社のうち2社は、僕が辞めた後
「戻ってこい」オファーをしてきた
のです。
しかし、僕は戻りませんでした。
戻っても、嫌な奴と仕事をしなければ
ならない。
ただそれ以上に、嫌になる理由が
あったのです。
タイトルにあるように、組織への不信感
があったから。
上司の理不尽な命令を聞き、周りが
心配するほどの応援もこなしてきました。
入札に負け、敗戦処理に失敗した上司に
干されました。要は仕事がなかったのです。
僕を知る隊員は、その理不尽さを嘆きました。
しばらくして上司は不祥事が発覚し、
消息不明になりました。
一方上司に気に入られていた同僚らは、
別の施設警備に異動。彼らが現場を牛耳って
いる間は、少なくとも僕の居場所はない。
こんな環境で、戻ってこいと言われても
誰が戻るのか。上司本人はいなくなっても
その愛弟子を可愛がる構図に変わりはない。
もう1件は、僕が3か月あまりで辞めた
会社です。最初からだまし討ち。
面接では、時給は地元最高レベルと豪語
する幹部。
しかし実際は、交通費から誘導灯の電池
まで自腹。社会保険もない。求人票の
内容と違うぞ。
言ったそばから手のひらを反す会社に
これはまずいと、すぐ辞めました。
さらに、一旦辞めた自己愛的人格障害の
隊員を呼び戻した。僕は彼に散々辱めを
受けました。
退職後、自己愛的人格障害の隊員が
排除されたタイミングで、僕に電話が
かかってきました。
電話には出ませんでした。留守電を
聞くと戻ってこい、と言わんばかり。
僕も舐められたものだなぁ。
この2社に言えるのは、散々こき使って
その貢献度を無視して干したり、契約や
約束をすぐ反故にしたりする。
自己愛的人格障害の隊員を呼び戻す
くらいなのだから、排除したくらいで
戻ってくるか。
そんな組織は、また同じ事を繰り返す。
そう思われたらアウトです。
警備では、そりの合わない隊員が辞めた
タイミングで、戻ってくる事があります。
この場合は、隊員個人の問題で
組織まで嫌われていなかった。
しかし僕のケースは、また同じことを
繰り返すんじゃないかと、だまし討ち
にされたのも相まって、見限った。
自分が理不尽な目にあったのは、隊員
個人に問題があるのか、それとも組織の
体質なのか。
前者なら、まだ付きあう余地は残って
います。後者なら問答無用でアウト。
だまし討ちと言いましたが、人の裏を
かいて愚弄する達人が、警備に限らず
どこにでもいるようです。
そんな人間が幹部であれば、確実に組織
は変なことになる。そんな会社に入ったら
ババを引いた気分になります。
ぶっちゃけ警備で長く続くには、上司が
信頼できるか、これがほぼすべて。
組織を代表する立場という意味で。
もっと言えば、組織が変なのはトップが
変だから。特にワンマン企業は色濃く
出てきます。
僕のように、組織の体質が嫌で業界内
転職を繰り返すうちに、業界の体質が
嫌になったしまった。
こうなれば、業界外転職しかありません。
幸いにして、受け入れてくれるところが
ありました。
真剣勝負して評価されても、組織が嫌に
なる。そして業界が嫌になる。
そんな人は、業界外へ活路を見いだせと
言うメッセージなのかも知れません。
組織や業界が嫌になるレベルまで
行かない人は、続けてもいい。
居場所があるという事です。
一生懸命やってきて、嫌になったら
別の道がある。大丈夫、何とかなる。
そのくらいの気構えで行きましょう。
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