警備に限らず、他人を抑えるために
脅しや恫喝は使われています。
警備だと常套手段みたいになっている
現場もあるでしょう。今回は、脅しの
本質と対抗策について語ります。
SNSで、以下の投稿を目にしました。
セキュリティのプロの投稿です。
脅しの目的は相手を不安にする事。
不安を与えられた人は、
コントロールしやすいのです。
逆に言うと脅しは
「今すぐ危害を加える気はない」
というサインと言えます。
もし脅しを受けたら
以下をチェックしましょう。
︎ 相手の望みは何か?
︎ 脅しを実行した場合のリスク
危険の確率が予測できます。
といったものでした。
カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
B社隊長は、脅しの達人(?)でした。
部下のミスに対しては、始末書を書かせる
人事権のある支店長までいっているので、
累積するとクビになると連呼。
しかし始末書を見てみると、隊長の指導
責任も問われるもの。隊長もクビになって
おかしくない。
どうやら始末書は、地元の所長止まりに
なっていたようです。部下を恫喝し支配
するのが目的だった。
この隊長に対して抗った同僚がいました。
当時の班長です。彼は同僚とタッグを
組んだのです。
B社は、全国規模のビル管理会社であった
のですが、警備は主に外資系保険会社ビル。
地元に現場が1つしかない。
故に異動で隊員を融通するのは不可能。
職場から排除するには、クビしかない。
班長は、そんなにクビと言うなら
クビを切ればいい。その代わりもう一人
の同僚も退職するぞ。
2人同時に辞めれば、現場は回らなく
なります。シフト外の隊長がシフトに
入っても。
当時のB社警備隊は、ギリギリの人数で
回していたのを逆手に取った。過去に
強引に隊員を解雇していたのです。
その後からB社現場の黒歴史が
インターネット掲示板で暴露される
ようになりました。
クビと言う大ナタを振るえば、もっと
深刻な事になるぞ、という逆恫喝ですね。
実際2人は辞めても無職になるだけ。
一方B社警備隊が機能不全となれば、
クライアント側の信用を失う。
脅しを実行した時のリスクを上回る
デメリットを示すことで、隊長の脅しを
押し返したケースでした。
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