2013年05月14日
シリコンとノンシリコン
もの凄い久々のお仕事ネタ。
いや、仕事をしていないわけじゃなかったんですが…
毎度の『月刊MD』さんで久々に原稿を書いたのは、
現在発売している号の前なんですけど、
シャンプーメーカーの取材に行きました。
今、市場で話題になっているノンシリコンシャンプーに
ついて書くということで事前にいろいろ勉強して、
お話しをお伺いしました。
商品そのものよりも、メーカー自体のものづくりにかける
情熱的なところをメインに原稿を書いたんですね。
まぁ、最新号でもないですし、書店流通もない専門誌ですので、
そのあたりは紹介にしておいて…
ノンシリコンとシリコンのシャンプーがあります。
なんか流行ってるからノンシリコンの方がいい、
みたいな風潮になっているかもしれませんが、
どちらがいいかは使う方の髪質によるようです。
かつての家庭用シャンプーはシリコンシャンプーばかり、
美容院で使われている高価なモノがノンシリコン、
みたいな大まかな分類がありました。
シリコンは、シリコンスチーマーやシリコンカップといった
キッチン用品にも利用されています。
また、豊胸手術に使われたりするほどですから
人体に対して悪影響を及ぼすものではなく、
化粧品などに使われる際には、ベタ付かない
サラサラ感を出すのに使われています。
シャンプーでは高い洗浄性を持たせると
髪の油脂分も落としてしまうので、
指通りをよくするコーティング剤的に
利用されています。
キッチン用品でご存じのように、
熱にも強いので、ドライヤーの熱から
髪の毛を守る役割も果たすのです。
その一方で、コーティングしたシリコンが剥離する際に、
髪の毛の弱い方だと表面のキューティクル
(皮膚の薄皮みたいなモノ)も一緒に
はがしちゃったりするんですね。
で、痛みがちな髪の毛がさらに弱っちゃう。
ノンシリコンシャンプーは、その名の通り
シリコンを配合していません。
その反面、洗浄力を高めるため、
そしてなめらかな指通りを実現するために
さまざまな工夫がされていたり、
天然素材が使われているため、
シリコンシャンプーに比べて高価になるわけです。
だから、髪の毛の弱っている方はノンシリコンの方が
いいかもしれませんが、
健康的な髪の方は、わざわざお金をかけなくても
いいかもしれないってことなんです。
で、この髪の毛の質、ってヤツは
美容師さんに相談するのが一番いい、
ということらしいです。
まぁ、シリコンが毛穴に詰まると
頭皮にあまり良くないようですけど、
適量で使っていれば、そこまでの
ダメージにはならないと思います
さて、前置きが長くなりましたが、
ここからが今日の主題。
先週末、娘が幼稚園から
ヘアケア商品のサンプルをいただいてきました。
島根県出身女優さんと東大卒音楽家の奥さん、
元ブランチレポーターのタレントさんが
CMに出演しているアレです。
昔から販売している家庭用シャンプーでありながら
ノンシリコンというかなりお買い得な商品
なんですが…
ノンシリコンなのはシャンプーだけで、
リンスやトリートメントはシリコン配合なのです。
こういうヘアケア商品って、セットで揃えることが
多いような気がするんですが、
片手落ちというか、なんというか…
せっかくなら全部ノンシリコンにすればいいのにね。
こうしたシャンプーだけノンシリコン、ってシリーズは
結構あるようなので、注意して使いたいところですね。
ちなみに成分表記にジメチコンとか、
○○コンって書いているのがシリコン成分。
全部が全部じゃないですけど、
大雑把な見分けは裏のラベルで可能です。
いや、仕事をしていないわけじゃなかったんですが…
毎度の『月刊MD』さんで久々に原稿を書いたのは、
現在発売している号の前なんですけど、
シャンプーメーカーの取材に行きました。
今、市場で話題になっているノンシリコンシャンプーに
ついて書くということで事前にいろいろ勉強して、
お話しをお伺いしました。
商品そのものよりも、メーカー自体のものづくりにかける
情熱的なところをメインに原稿を書いたんですね。
まぁ、最新号でもないですし、書店流通もない専門誌ですので、
そのあたりは紹介にしておいて…
ノンシリコンとシリコンのシャンプーがあります。
なんか流行ってるからノンシリコンの方がいい、
みたいな風潮になっているかもしれませんが、
どちらがいいかは使う方の髪質によるようです。
かつての家庭用シャンプーはシリコンシャンプーばかり、
美容院で使われている高価なモノがノンシリコン、
みたいな大まかな分類がありました。
シリコンは、シリコンスチーマーやシリコンカップといった
キッチン用品にも利用されています。
また、豊胸手術に使われたりするほどですから
人体に対して悪影響を及ぼすものではなく、
化粧品などに使われる際には、ベタ付かない
サラサラ感を出すのに使われています。
シャンプーでは高い洗浄性を持たせると
髪の油脂分も落としてしまうので、
指通りをよくするコーティング剤的に
利用されています。
キッチン用品でご存じのように、
熱にも強いので、ドライヤーの熱から
髪の毛を守る役割も果たすのです。
その一方で、コーティングしたシリコンが剥離する際に、
髪の毛の弱い方だと表面のキューティクル
(皮膚の薄皮みたいなモノ)も一緒に
はがしちゃったりするんですね。
で、痛みがちな髪の毛がさらに弱っちゃう。
ノンシリコンシャンプーは、その名の通り
シリコンを配合していません。
その反面、洗浄力を高めるため、
そしてなめらかな指通りを実現するために
さまざまな工夫がされていたり、
天然素材が使われているため、
シリコンシャンプーに比べて高価になるわけです。
だから、髪の毛の弱っている方はノンシリコンの方が
いいかもしれませんが、
健康的な髪の方は、わざわざお金をかけなくても
いいかもしれないってことなんです。
で、この髪の毛の質、ってヤツは
美容師さんに相談するのが一番いい、
ということらしいです。
まぁ、シリコンが毛穴に詰まると
頭皮にあまり良くないようですけど、
適量で使っていれば、そこまでの
ダメージにはならないと思います
さて、前置きが長くなりましたが、
ここからが今日の主題。
先週末、娘が幼稚園から
ヘアケア商品のサンプルをいただいてきました。
島根県出身女優さんと東大卒音楽家の奥さん、
元ブランチレポーターのタレントさんが
CMに出演しているアレです。
昔から販売している家庭用シャンプーでありながら
ノンシリコンというかなりお買い得な商品
なんですが…
ノンシリコンなのはシャンプーだけで、
リンスやトリートメントはシリコン配合なのです。
こういうヘアケア商品って、セットで揃えることが
多いような気がするんですが、
片手落ちというか、なんというか…
せっかくなら全部ノンシリコンにすればいいのにね。
こうしたシャンプーだけノンシリコン、ってシリーズは
結構あるようなので、注意して使いたいところですね。
ちなみに成分表記にジメチコンとか、
○○コンって書いているのがシリコン成分。
全部が全部じゃないですけど、
大雑把な見分けは裏のラベルで可能です。
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