ひさしぶりにとがしへ。支店を出しまくったおかげなのか、お昼の時間帯でもそれほど混雑していませんね。これくらいが健全というか、ちょうどいいです。
限定メニューはなく、レギュラーのみ。昔に戻ったようで新鮮でした。せっかくなので注文も昔に戻って、味玉の赤。
私自身は昔に戻れず、劣化の一途を辿っているので、麺量は「並」で。こってり太麺、中辛でオーダー。
レギュラーのラーメンをいただいたのは久しぶりでしたが、やっぱり美味い。中辛はやり過ぎたかな、と思ったのですが今回は意外とぺろっといけました。麺量が並だとなんとなく少なく感じるんだけど、時間が経っても胃にズシリと来るので、身の程をわきまえておいて良かったと思いました。
麺はボコボコの太麺。凄いねじれでスープとの相性もいいです。プリップリで噛み応えもあり、そうかといってゴリゴリの固茹ででもないので、するするっといただけます。これが良くないのかな、太麺なんだからもっとしっかり咀嚼すべきなんだろうけど、スルスル入っちゃうんだよね〜。
味玉も昔はゴロンと丸ごと一個入っていたけど、今ではちゃんと二つにカットして載せてくれるんですね。チャーシューは炙りチャーシューで厚みもあり、香ばしさと歯応えで申し分なし。ただチャーシューを炙った煙が店内に充満していたのには参りました。もっとちゃんと換気しようよ。
やっぱりとがしグループの中では本店が最強ですね、個人的には。
2013年10月18日
アメリカングリル
文化横丁にあるレストランで、仙台の老舗名店。
とは言え、今まで行ったことがありませんでした。一度行ってみたいと思っていたので、機会を見つけてようやく訪問となりました。
店内はレストランという言うよりも、洋風の定食屋風。そこはかとなく歴史を感じます。日替わりのランチセットもありますが、オムライス、ハヤシライス、カレーライスに心惹かれます。
そんなわけで今回はカレーライスで様子見です。
こちらのカレーはルーが液状ではなくほとんど固形物化しています(笑
それほどじっくり煮込まれたルーなのでしょう。色は黄色が強く、見た感じあまり辛そうではありません。じっさい食べてみても、刺激的な辛さはなく、酸っぱさと若干の甘さを感じるくらい。ん〜?これは何を煮込んでこうなったんだろう?なにかフルーツが入っているような?などと食べ進うちに、だんだん辛さが効いてきます。即効性はないけど、じわじわ辛くなるタイプのカレーですね。口当たりが良いしルーが液状ではないので、しっかり咀嚼して食べることがで来ます。これはなかなか珍しいカレー。手間と時間がかかっているんだろうな、と感じました。
これにサラダと味噌汁が付いて700円。ランチのカレーとしてはちょっと高めですが、他では味わえない面白いカレーでした。
とは言え、今まで行ったことがありませんでした。一度行ってみたいと思っていたので、機会を見つけてようやく訪問となりました。
店内はレストランという言うよりも、洋風の定食屋風。そこはかとなく歴史を感じます。日替わりのランチセットもありますが、オムライス、ハヤシライス、カレーライスに心惹かれます。
そんなわけで今回はカレーライスで様子見です。
こちらのカレーはルーが液状ではなくほとんど固形物化しています(笑
それほどじっくり煮込まれたルーなのでしょう。色は黄色が強く、見た感じあまり辛そうではありません。じっさい食べてみても、刺激的な辛さはなく、酸っぱさと若干の甘さを感じるくらい。ん〜?これは何を煮込んでこうなったんだろう?なにかフルーツが入っているような?などと食べ進うちに、だんだん辛さが効いてきます。即効性はないけど、じわじわ辛くなるタイプのカレーですね。口当たりが良いしルーが液状ではないので、しっかり咀嚼して食べることがで来ます。これはなかなか珍しいカレー。手間と時間がかかっているんだろうな、と感じました。
これにサラダと味噌汁が付いて700円。ランチのカレーとしてはちょっと高めですが、他では味わえない面白いカレーでした。
2013年10月17日
麺匠いちず
またしても麺匠いちずさんにやってきました。
今回いただいたのはねぎだくラーメン720円。
見た目、そのまんま「ねぎだく」。万能葱たっぷり。不用意にすすると細かい葱が気管に入りそうになります(笑
葱以外のトッピングはラーメンと同じかな?細々したところが前回いただいたラーメンと比べて変わっていました。スープの温度がぬるめなのはねぎだくのせいかな?そのスープ、前回に比べるとかなり洗練された感じになりましたね。前回は旨味を詰めすぎてごちゃごちゃした感じでしたが、方向性が定まったような印象です。優しくてふんわりした感じのスープでした。
チャーシューは厚切りの歯応え系。前回はホロホロ系だったように思います。どっちが合うのかは、好みの問題かな?
麺は平打ちの細麺でモチモチと言うよりもムチムチした食感。ちょっと柔目に感じました。もうちょっと堅めでもいいかな。
ねぎだくにすることでスープの温度が下がるなら、ねぎだくはないかな。あらためてラーメンを食べてみたいと思いました。
麺量は少なめに感じました。ごはん類が「ミニ」と言いながらも結構なボリュームがあるので、ラーメンだけで物足りない方は追加注文するのもいいかもしれません。結構、セットで頼んでいる方や餃子を追加している方もいらっしゃいました。
結構な人気店になってしまったようで、私が退店する頃にはお昼前であるにもかかわらず行列になっていました。近所に、他にもラーメン店があるというのにね。やっぱり美味しいのかな。
今回いただいたのはねぎだくラーメン720円。
見た目、そのまんま「ねぎだく」。万能葱たっぷり。不用意にすすると細かい葱が気管に入りそうになります(笑
葱以外のトッピングはラーメンと同じかな?細々したところが前回いただいたラーメンと比べて変わっていました。スープの温度がぬるめなのはねぎだくのせいかな?そのスープ、前回に比べるとかなり洗練された感じになりましたね。前回は旨味を詰めすぎてごちゃごちゃした感じでしたが、方向性が定まったような印象です。優しくてふんわりした感じのスープでした。
チャーシューは厚切りの歯応え系。前回はホロホロ系だったように思います。どっちが合うのかは、好みの問題かな?
麺は平打ちの細麺でモチモチと言うよりもムチムチした食感。ちょっと柔目に感じました。もうちょっと堅めでもいいかな。
ねぎだくにすることでスープの温度が下がるなら、ねぎだくはないかな。あらためてラーメンを食べてみたいと思いました。
麺量は少なめに感じました。ごはん類が「ミニ」と言いながらも結構なボリュームがあるので、ラーメンだけで物足りない方は追加注文するのもいいかもしれません。結構、セットで頼んでいる方や餃子を追加している方もいらっしゃいました。
結構な人気店になってしまったようで、私が退店する頃にはお昼前であるにもかかわらず行列になっていました。近所に、他にもラーメン店があるというのにね。やっぱり美味しいのかな。
2013年10月11日
志のぶ 越路店
台風の影響で10月だというのに夏日が続き暑い!
さすがに10月なので、各店すでに冷やしメニューは終了していて当然。そう言えば、志のぶは通年冷やしメニューを出しているときいたっけ。未食でしたので、行ってみました。
並・大盛、というカウントではなく、1玉・2玉というカウント方式。1玉600円でいただきました。
どんなスタイルかと期待したのですが、見事にオーソドックスな冷やし中華。トッピングこそラーメンのそれですが、スープはすっぱい冷やし中華のスープで、しっかり辛子と紅ショウガも添えられています。
麺は極細ストレート麺、ラーメンのものと一緒かな。これが冷水で絞められていて絶妙な歯応えになっています。最近のラーメン屋さんで出す冷やしメニューの麺ほどゴリゴリでもなく、往年の冷やし中華で使われる麺ほど柔らかくもなく、志のぶならでわのいい仕事ぶりだなぁ、と感じました。
さすがに冷やしメニューなので、1玉ではちょっと少なめに感じました。2玉くらいはぺろっといけそう。
こういう王道のメニューが安心して食べられます。また来よう。
さすがに10月なので、各店すでに冷やしメニューは終了していて当然。そう言えば、志のぶは通年冷やしメニューを出しているときいたっけ。未食でしたので、行ってみました。
並・大盛、というカウントではなく、1玉・2玉というカウント方式。1玉600円でいただきました。
どんなスタイルかと期待したのですが、見事にオーソドックスな冷やし中華。トッピングこそラーメンのそれですが、スープはすっぱい冷やし中華のスープで、しっかり辛子と紅ショウガも添えられています。
麺は極細ストレート麺、ラーメンのものと一緒かな。これが冷水で絞められていて絶妙な歯応えになっています。最近のラーメン屋さんで出す冷やしメニューの麺ほどゴリゴリでもなく、往年の冷やし中華で使われる麺ほど柔らかくもなく、志のぶならでわのいい仕事ぶりだなぁ、と感じました。
さすがに冷やしメニューなので、1玉ではちょっと少なめに感じました。2玉くらいはぺろっといけそう。
こういう王道のメニューが安心して食べられます。また来よう。
2013年10月09日
蔵王のらーめん家
ちゃんと名前があるのかと思ったら、これが正式名称らしい。
お隣はそば・うどんの賛久庵。経営母体は同じらしい。
予備知識として、丸信ラーメンという有名なラーメン屋さんの支店?分店?だったらしいのだが、現在は名前が変わっているけど当時とそれほど変わらないラーメンを出している、との事で興味がありました。
そんなわけで、いつもなら蔵王=麺王みらいなのですが、今回はこちらにうかがってみました。
賛久庵が比較的値段設定が高めだったので、こちらもそれなりかと思ったのですが、ラーメン650円。お勧めはチャーシュー麺のようですが、様子見でラーメン。券売機制です。
やはり蔵王は週末に客が集まるようにできているのか、平日の昼間はそれほどの混雑はなく、お客さんは3組程度。全席カウンターですが、席数は20席弱はあるかと思います。U字カウンターでしかも平日だからか、店員さんはお一人で頑張っておられました。
最初見た時は、ずいぶんスープの色が薄いなぁ、と思いました。塩ラーメンのように透明度の高いスープ。レンゲですくって飲んでみると、ちゃんと出汁も出ていますししゃっぱさもあり、上品で美味しいスープでした。が、なにやらスープの色にムラがあり、その部分をかき混ぜてみると、なんとスープが茶色に。醤油ダレを沈めているのか、分けて注いでいるのか、1杯で二度美味しい、1杯の中で味が変わるスープです。これはビックリ。とは言え、色が変わったからと言って、味も劇的に変わるわけではないのですが(笑
麺は手揉みと思われる細縮れ麺。若干平打ち気味。スープとの相性も良く、茹で加減も丁度いいです。細麺の宿命でゆっくり食べると後半のび気味になりますが、あまり固茹で過ぎても味気ないので、このスープにはこれくらいが丁度いいかな。麺の形状が、何かに似ているな、と思ったらチキンラーメンにそっくり(笑
もちろん、似ているのは形状だけで、味も食感も抜群にこちらの方が良いのは言うまでもありませんが。
自慢のチャーシューは、巻かないバラチャーシューで、脂身の多いタイプ。五福星のチャーシューに似ています。
美味しかったですが、わざわざ蔵王まで食べに来ようと思うほどではないですね。また蔵王に用事があったら寄ってみたいとは思います。逆に言えば、仙台市内にあったなら、機会を見つけて行ってもいいと思えるクオリティではあります。
お隣はそば・うどんの賛久庵。経営母体は同じらしい。
予備知識として、丸信ラーメンという有名なラーメン屋さんの支店?分店?だったらしいのだが、現在は名前が変わっているけど当時とそれほど変わらないラーメンを出している、との事で興味がありました。
そんなわけで、いつもなら蔵王=麺王みらいなのですが、今回はこちらにうかがってみました。
賛久庵が比較的値段設定が高めだったので、こちらもそれなりかと思ったのですが、ラーメン650円。お勧めはチャーシュー麺のようですが、様子見でラーメン。券売機制です。
やはり蔵王は週末に客が集まるようにできているのか、平日の昼間はそれほどの混雑はなく、お客さんは3組程度。全席カウンターですが、席数は20席弱はあるかと思います。U字カウンターでしかも平日だからか、店員さんはお一人で頑張っておられました。
最初見た時は、ずいぶんスープの色が薄いなぁ、と思いました。塩ラーメンのように透明度の高いスープ。レンゲですくって飲んでみると、ちゃんと出汁も出ていますししゃっぱさもあり、上品で美味しいスープでした。が、なにやらスープの色にムラがあり、その部分をかき混ぜてみると、なんとスープが茶色に。醤油ダレを沈めているのか、分けて注いでいるのか、1杯で二度美味しい、1杯の中で味が変わるスープです。これはビックリ。とは言え、色が変わったからと言って、味も劇的に変わるわけではないのですが(笑
麺は手揉みと思われる細縮れ麺。若干平打ち気味。スープとの相性も良く、茹で加減も丁度いいです。細麺の宿命でゆっくり食べると後半のび気味になりますが、あまり固茹で過ぎても味気ないので、このスープにはこれくらいが丁度いいかな。麺の形状が、何かに似ているな、と思ったらチキンラーメンにそっくり(笑
もちろん、似ているのは形状だけで、味も食感も抜群にこちらの方が良いのは言うまでもありませんが。
自慢のチャーシューは、巻かないバラチャーシューで、脂身の多いタイプ。五福星のチャーシューに似ています。
美味しかったですが、わざわざ蔵王まで食べに来ようと思うほどではないですね。また蔵王に用事があったら寄ってみたいとは思います。逆に言えば、仙台市内にあったなら、機会を見つけて行ってもいいと思えるクオリティではあります。
2013年10月07日
金ちゃんラーメン
亘理郡山元町のラーメン屋さん。国道6号線沿いの内陸にあったので津波はまぬがれたのですが、地震で店舗がダメになり、現在は仮設店舗で営業中。
最初、どこに移転したのかわからなかったのですが、宮城病院脇の仮設住宅の敷地内にありました。
店の前には、元々の店舗にあった看板が置かれていて、懐かしさを感じました。店自体がプレハブの仮設なので、必ずしも立派な食堂とは言えませんが、それでも商売をしようという心意気は伝わります。
何をいただこうか迷ったのですが、他ではお目にかかれない「ゴマラーメン」をいただくことにしました。800円。
カウンターも席数は結構あり、4人掛けテーブル席も3卓?4卓?なかなかのキャパシティを誇ります。私が行ったのは1時近かったためか、それほど混雑はしていませんでした。
ゴマラーメンですが、確かに他ではお目にかかったことがありません。スープが灰色です(笑
最初、見た時は野菜タップリなのかと思ったのですが、載っているのが大量のネギ。その下にチャーシューとメンマが隠れています。ネギは臭みも苦みもなく、苦になりません。チャーシューはハムのように薄っぺらだったのが残念。
麺は捻れの入ったボコボコの中太麺。モチモチの食感で食べ応えがあります。スープとの相性も良く、この麺は好きです。
スープはと言うと、胡麻そのものです。担々麺のように辛味が強くないので、胡麻の風味がダイレクトに伝わります。担々麺よりも胡麻がハッキリしています。スリ胡麻だけでここまで胡麻っぽさは出ないでしょうから胡麻ペーストを使っているのかもしれませんね。
レンゲの先っちょに豆板醤らしき辛味調味料がちょっとだけついてきます。量が少ないので、これを溶いても劇的に味が変わる感じはしませんが、これによって一味足される感じはします。途中、卓上のラー油を追加してみましたが、辛味増しでも美味しいですね。
たまたま亘理で仕事だったので、懐かしさだけで訪問し、目新しさだけで注文しましたが、ゴマラーメン、美味しかったです。お勧めです。
ついでながら、余所様の情報ですが亘理の老舗名店「ときわ屋食堂」が先月末で閉店してしまったそうです。非常に残念でなりません。やはり経営者の高齢化によるものなのでしょうか?
なんでもないラーメンとカレーだったのですが、いつも行列ができていましたし、営業時間も短かったので、かなり敷居の高いお店でした。閉店までにもう一度は行きたかったのですが、行けずじまいとなってしまいました。思い出は思い出のまま、という事か。
最初、どこに移転したのかわからなかったのですが、宮城病院脇の仮設住宅の敷地内にありました。
店の前には、元々の店舗にあった看板が置かれていて、懐かしさを感じました。店自体がプレハブの仮設なので、必ずしも立派な食堂とは言えませんが、それでも商売をしようという心意気は伝わります。
何をいただこうか迷ったのですが、他ではお目にかかれない「ゴマラーメン」をいただくことにしました。800円。
カウンターも席数は結構あり、4人掛けテーブル席も3卓?4卓?なかなかのキャパシティを誇ります。私が行ったのは1時近かったためか、それほど混雑はしていませんでした。
ゴマラーメンですが、確かに他ではお目にかかったことがありません。スープが灰色です(笑
最初、見た時は野菜タップリなのかと思ったのですが、載っているのが大量のネギ。その下にチャーシューとメンマが隠れています。ネギは臭みも苦みもなく、苦になりません。チャーシューはハムのように薄っぺらだったのが残念。
麺は捻れの入ったボコボコの中太麺。モチモチの食感で食べ応えがあります。スープとの相性も良く、この麺は好きです。
スープはと言うと、胡麻そのものです。担々麺のように辛味が強くないので、胡麻の風味がダイレクトに伝わります。担々麺よりも胡麻がハッキリしています。スリ胡麻だけでここまで胡麻っぽさは出ないでしょうから胡麻ペーストを使っているのかもしれませんね。
レンゲの先っちょに豆板醤らしき辛味調味料がちょっとだけついてきます。量が少ないので、これを溶いても劇的に味が変わる感じはしませんが、これによって一味足される感じはします。途中、卓上のラー油を追加してみましたが、辛味増しでも美味しいですね。
たまたま亘理で仕事だったので、懐かしさだけで訪問し、目新しさだけで注文しましたが、ゴマラーメン、美味しかったです。お勧めです。
ついでながら、余所様の情報ですが亘理の老舗名店「ときわ屋食堂」が先月末で閉店してしまったそうです。非常に残念でなりません。やはり経営者の高齢化によるものなのでしょうか?
なんでもないラーメンとカレーだったのですが、いつも行列ができていましたし、営業時間も短かったので、かなり敷居の高いお店でした。閉店までにもう一度は行きたかったのですが、行けずじまいとなってしまいました。思い出は思い出のまま、という事か。
2013年10月01日
麺匠いちず
街の中は壱弐参横町に新しくできたラーメン屋さん。
余所様のブログによると、岩沼にあった「風月」が名前を変えて移転オープンしたとか。気にあるお店だったので、早速行ってみました。
壱弐参横町内のラーメン店ということで、「とつぼ」跡地にできたのかと思ったのですが違ってました。「なつかしや」の隣でした。11時30分開店に、すでに3名待ち。と言うか、時間になっても準備中の札が裏返らなかったので待たされてた感じ?
店内は狭いです。二人がけのテーブルが2卓、カウンターが5席。フルに入ったらとても窮屈。
いただいたのはラーメンとほたてバター飯のセット、750円。ほたてバター飯は風月時代にもいただきましたが、限定10食ということで今回も注文しました。
風月時代の訪問からけっこう時間が経っていますが、はたして印象は?卓上にスープへのこだわりが記載されていますので、それを読んで待ちましたが、とにかく無化調にこだわり、様々な素材でスープに旨味を持たせているそうです。
丼は径が小さめ、深さがあり、レンゲでスープをすくうにはちょっと不便。
麺は細麺で軽くウエーブがかかっています。固すぎず茹ですぎず、モチモチの食感でいい感じです。
スープは無化調とは思えないほど味わいが豊か。豊かすぎてとっちらかった感じ。先日の「五事」と同様に、足し算ばかりでなく引き算の味作りも大切かも。旨味はしっかり出ており、「五事」ほどではないけど、ちょっと甘め。もうちょっと洗練してもいいような気がします。
トッピングは刻み葱・メンマ・チャーシュー・海苔。チャーシューは1枚ですが厚みがありホロホロで美味しいです。海苔が1枚あるかないかで見た目の印象がずいぶん変わりますね。
さて、ほたてバター飯は、ミニサイズかと思いきやしっかりご飯茶碗に1杯分。これは誤算でした。こんなに多いとは。でもラーメンの麺が少なめなので思ったほどお腹いっぱいという感じではありませんでした。こちらは見た目の色とは裏腹に上品な味わい。お勧めの食べ方として、胡椒をかけていただく、薬味をかけていただく、ラーメンスープをいれてお茶漬け風にいただく、と様々な楽しみ方があるそうなので、一通り試してみました。確かに、美味しかったですね。
お昼前の時間帯でしたが、次々にお客さんが入って、狭いながらも満席に。なかなか好評のようです。
まぁ、こう言ってはなんですが、岩沼時代は店が広すぎたのと客層に恵まれなかったのが難だったのかな。
従業員も沢山いましたが、従業員の教育にも目が行き届かず、店の隅々にまで目が行き届かなかったのではないかと思います。
また、無化調にこだわった割りには喫煙可としたのも問題だったかと。喫煙可としてしまうと、ラーメンが食べたい客ではなく、食事がしたい客が集まります。店も駐車場も広いと、ファミレス間隔の客が集まります。こうなると店主のこだわりを理解してほしい客は逆に来なくなり、ファミレス感覚で長居を決め込む客が多くなり回転率が悪くなります。悪循環でしかありません。
早々に店をたたみ、仙台に拠点を移したのは正解だったのかもしれません。
ねぎだくラーメン、ワンタン麺もありますので、また来たいと思います。まぁ街中の店なんで駐車場代がかかるのが難ですが・・・。
余所様のブログによると、岩沼にあった「風月」が名前を変えて移転オープンしたとか。気にあるお店だったので、早速行ってみました。
壱弐参横町内のラーメン店ということで、「とつぼ」跡地にできたのかと思ったのですが違ってました。「なつかしや」の隣でした。11時30分開店に、すでに3名待ち。と言うか、時間になっても準備中の札が裏返らなかったので待たされてた感じ?
店内は狭いです。二人がけのテーブルが2卓、カウンターが5席。フルに入ったらとても窮屈。
いただいたのはラーメンとほたてバター飯のセット、750円。ほたてバター飯は風月時代にもいただきましたが、限定10食ということで今回も注文しました。
風月時代の訪問からけっこう時間が経っていますが、はたして印象は?卓上にスープへのこだわりが記載されていますので、それを読んで待ちましたが、とにかく無化調にこだわり、様々な素材でスープに旨味を持たせているそうです。
丼は径が小さめ、深さがあり、レンゲでスープをすくうにはちょっと不便。
麺は細麺で軽くウエーブがかかっています。固すぎず茹ですぎず、モチモチの食感でいい感じです。
スープは無化調とは思えないほど味わいが豊か。豊かすぎてとっちらかった感じ。先日の「五事」と同様に、足し算ばかりでなく引き算の味作りも大切かも。旨味はしっかり出ており、「五事」ほどではないけど、ちょっと甘め。もうちょっと洗練してもいいような気がします。
トッピングは刻み葱・メンマ・チャーシュー・海苔。チャーシューは1枚ですが厚みがありホロホロで美味しいです。海苔が1枚あるかないかで見た目の印象がずいぶん変わりますね。
さて、ほたてバター飯は、ミニサイズかと思いきやしっかりご飯茶碗に1杯分。これは誤算でした。こんなに多いとは。でもラーメンの麺が少なめなので思ったほどお腹いっぱいという感じではありませんでした。こちらは見た目の色とは裏腹に上品な味わい。お勧めの食べ方として、胡椒をかけていただく、薬味をかけていただく、ラーメンスープをいれてお茶漬け風にいただく、と様々な楽しみ方があるそうなので、一通り試してみました。確かに、美味しかったですね。
お昼前の時間帯でしたが、次々にお客さんが入って、狭いながらも満席に。なかなか好評のようです。
まぁ、こう言ってはなんですが、岩沼時代は店が広すぎたのと客層に恵まれなかったのが難だったのかな。
従業員も沢山いましたが、従業員の教育にも目が行き届かず、店の隅々にまで目が行き届かなかったのではないかと思います。
また、無化調にこだわった割りには喫煙可としたのも問題だったかと。喫煙可としてしまうと、ラーメンが食べたい客ではなく、食事がしたい客が集まります。店も駐車場も広いと、ファミレス間隔の客が集まります。こうなると店主のこだわりを理解してほしい客は逆に来なくなり、ファミレス感覚で長居を決め込む客が多くなり回転率が悪くなります。悪循環でしかありません。
早々に店をたたみ、仙台に拠点を移したのは正解だったのかもしれません。
ねぎだくラーメン、ワンタン麺もありますので、また来たいと思います。まぁ街中の店なんで駐車場代がかかるのが難ですが・・・。
2013年09月29日
麺や 五事
若林区は沖野にあたらしく出来たラーメン屋さん。以前、床屋さった店がラーメン屋に変わっていました。オープンしたてのようで、店内は明るく綺麗です。
「営業中」の看板はあるものの入口を入るとすぐにまた扉があり、その扉は閉まっていました。右手には階段があるのですが、なぜか作業中を思わせる半透明ビニールでふさがれています。扉を開けると、何故か今度はロールスクリーンが下げられていて、敷居が高いというか、営業しているのかいないのかわかりにくいお店です。
店内はテーブル席のみ4卓。現在は醤油ラーメンとそれにトッピングを追加した数種類のみの営業。12月には味噌ラーメンも始まるみたいです。
とりあえず、オーソドックスに醤油ラーメン、670円。
看板にもありましたが、青森の縮れ麺を使っているとのこと。青森のラーメンとは珍しい。と言うか。イメージが湧きません。縮れ麺と言えば米沢ラーメンでは?
卓上の説明書きによると、スープは水にこだわり浄水器を使用。出汁は煮干し・鰹・昆布・鶏・野菜等による、との事。
説明を読んでいるうちにラーメン到着。
確かに麺は縮れ麺です。卵麺を使用した、細縮れ麺。米沢の縮れ麺は何度か食べたことがありますが、それ以上に縮れが強いです。これだけ縮れると逆に食べづらいのでは?モチモチの食感で悪くはないのですが、なんとなくアウェー感を感じます(?)。
スープは、見た目は結構色が濃いですが、飲んでみると甘さを感じます。ちょっとぬるめ。風味を大事にしてこの温度にしているのかもしれませんが、私にはちょっと不満でした。スープもいろいろ出汁をブレンドしているからか、今までに味わったことのないスープで、なんとも形容するのが難しい味。強いて言うなら、足し算ばかりではなく、引き算も大事なのでは?と思ってしまいました。
トッピングは刻み葱、メンマ、チャーシュー。チャーシューはバラ巻と肩ロースかな?どちらも脂身少なめ、気持ち厚切りですが、味わいとしては可もなく不可もなく。メンマは甘かったです。
総じて言えば、オープンしたてだからなのか、まだまだな感じ。もうちょっと研究してくれれば、もっと美味しくなるような気がします。コンセプトが曖昧なのかな?青森ラーメンと言われてもピンとこないし。「これが青森ラーメン!」という主張が前面にでれば、どんなラーメンになったとしても面白みはあるんだろうけど。まだ方向性が定まっていない感じです。
12月の味噌ラーメンに期待します。
「営業中」の看板はあるものの入口を入るとすぐにまた扉があり、その扉は閉まっていました。右手には階段があるのですが、なぜか作業中を思わせる半透明ビニールでふさがれています。扉を開けると、何故か今度はロールスクリーンが下げられていて、敷居が高いというか、営業しているのかいないのかわかりにくいお店です。
店内はテーブル席のみ4卓。現在は醤油ラーメンとそれにトッピングを追加した数種類のみの営業。12月には味噌ラーメンも始まるみたいです。
とりあえず、オーソドックスに醤油ラーメン、670円。
看板にもありましたが、青森の縮れ麺を使っているとのこと。青森のラーメンとは珍しい。と言うか。イメージが湧きません。縮れ麺と言えば米沢ラーメンでは?
卓上の説明書きによると、スープは水にこだわり浄水器を使用。出汁は煮干し・鰹・昆布・鶏・野菜等による、との事。
説明を読んでいるうちにラーメン到着。
確かに麺は縮れ麺です。卵麺を使用した、細縮れ麺。米沢の縮れ麺は何度か食べたことがありますが、それ以上に縮れが強いです。これだけ縮れると逆に食べづらいのでは?モチモチの食感で悪くはないのですが、なんとなくアウェー感を感じます(?)。
スープは、見た目は結構色が濃いですが、飲んでみると甘さを感じます。ちょっとぬるめ。風味を大事にしてこの温度にしているのかもしれませんが、私にはちょっと不満でした。スープもいろいろ出汁をブレンドしているからか、今までに味わったことのないスープで、なんとも形容するのが難しい味。強いて言うなら、足し算ばかりではなく、引き算も大事なのでは?と思ってしまいました。
トッピングは刻み葱、メンマ、チャーシュー。チャーシューはバラ巻と肩ロースかな?どちらも脂身少なめ、気持ち厚切りですが、味わいとしては可もなく不可もなく。メンマは甘かったです。
総じて言えば、オープンしたてだからなのか、まだまだな感じ。もうちょっと研究してくれれば、もっと美味しくなるような気がします。コンセプトが曖昧なのかな?青森ラーメンと言われてもピンとこないし。「これが青森ラーメン!」という主張が前面にでれば、どんなラーメンになったとしても面白みはあるんだろうけど。まだ方向性が定まっていない感じです。
12月の味噌ラーメンに期待します。
2013年09月27日
藤崎催事場 らうめん侍
誰だよ、催事場のラーメンは食べないなんて言ったヤツは(笑
またしても物産展のラーメンを食べに行ってしまいました。今回は「加賀百万石物産展」。広告の「甘エビ風味のトンコツラーメン」に惹かれてしまいました。
食券制で750円。お昼前に行ったので飲食コーナーは空いていました。トンコツラーメンだからなのか、提供は早かったです。
見た感じは、博多長浜系のトンコツラーメン?チャーシューと万能葱とキクラゲのトッピング。油の層が厚く見えました。これが甘エビの香味油かな?
が、食べてみると・・・ん〜?
エビの風味もトンコツの風味も薄いです。お互いを打ち消しあってしまったのでしょうか?
麺は注文の際に、柔め・普通・硬めを選べます。普通でいただいたのですが、細ストレート麺でザックリした歯応え。まさに博多長浜系の麺でした。せっかくトッピングもそれっぽくしたのに、スープの味わいにいまひとつ特徴というか個性がないのは残念でした。これで750円だったら、芳々亭や橋本ヒロシで十分です。
またしても物産展のラーメンを食べに行ってしまいました。今回は「加賀百万石物産展」。広告の「甘エビ風味のトンコツラーメン」に惹かれてしまいました。
食券制で750円。お昼前に行ったので飲食コーナーは空いていました。トンコツラーメンだからなのか、提供は早かったです。
見た感じは、博多長浜系のトンコツラーメン?チャーシューと万能葱とキクラゲのトッピング。油の層が厚く見えました。これが甘エビの香味油かな?
が、食べてみると・・・ん〜?
エビの風味もトンコツの風味も薄いです。お互いを打ち消しあってしまったのでしょうか?
麺は注文の際に、柔め・普通・硬めを選べます。普通でいただいたのですが、細ストレート麺でザックリした歯応え。まさに博多長浜系の麺でした。せっかくトッピングもそれっぽくしたのに、スープの味わいにいまひとつ特徴というか個性がないのは残念でした。これで750円だったら、芳々亭や橋本ヒロシで十分です。
2013年09月24日
蟹味亭
若林区は蒲町の人気店・八千代軒の、向かいの路地を住宅地に入ったところにあるお店。
住宅地の中で道路は狭く、さらに周りは田んぼという、必ずしも立地がよいとは言い難い環境。民家の一部を改装してお店にした感じ。何故か「蟹ピラフ」と「米沢ラーメン」が二枚看板。このメニューが堂々と看板に書かれているだけでも不思議なお店です。
以前から知ってはいたのですが、なかなか来る機会がありませんでした。本日、ようやく初訪。
外観も店内もログハウス風。ですが、やっぱり住宅の一部を改装したようで、奥から家族の声が聞こえます。カウンター3席、4人掛けボックス席1卓。カウンターは3人座ったらギュウギュウです。
厨房は家庭の調理器具程度の設備。メニューは米沢ラーメン、蟹ピラフ以外にも、いろいろありました。ランチもあります。
う〜ん、何屋さん?
米沢ラーメン500円ですが、海苔塩ラーメン650円に惹かれて、そちらを注文。壁には「米沢ラーメンを名乗ってもいいよ」という認定証が掛けられていました。ライセンス制なのか?
待っている間、ボックス席の客が煙草を吸い始めました。喫煙可の店なのか。これは大きなマイナス。しかも、足下を飼い犬がウロウロしています。犬は好きなので構わないのですが、飲食店で客席を犬がウロウロしているって、一般的に衛生面はどうなんだろう?
そうこうしているうちにラーメン到着。見た目は綺麗ですね。
透明なスープは、飲みやすい、よく見かけるスープ。業務用?でも悪くはありません。
麺は、米沢ラーメン特有の細縮れ麺。ツルツルもっちりの食感で、確かに米沢ラーメンですね。この麺は美味しいです。ただ、細麺なので後半若干のび気味になるかも。スープも熱々なので、なおさら。
トッピングはチャーシュー・メンマ・刻み葱・岩海苔。岩海苔がたっぷりで、私としてはとても嬉しい。メンマは乱切りでレトルト臭さはなし。チャーシューは脂身のない肩ロースかな?それなりの大きさで歯応えもあり、臭みもないので美味しかったです。
いろいろ頑張ってるなぁ、という印象は受けるし、結構好きなラーメンです。いろいろ細かいところは気になりますが、これはこれでアリかな。常連さんがいたり、団体客が入ったり、施設と立地の割りには、繁盛していました。
住宅地の中で道路は狭く、さらに周りは田んぼという、必ずしも立地がよいとは言い難い環境。民家の一部を改装してお店にした感じ。何故か「蟹ピラフ」と「米沢ラーメン」が二枚看板。このメニューが堂々と看板に書かれているだけでも不思議なお店です。
以前から知ってはいたのですが、なかなか来る機会がありませんでした。本日、ようやく初訪。
外観も店内もログハウス風。ですが、やっぱり住宅の一部を改装したようで、奥から家族の声が聞こえます。カウンター3席、4人掛けボックス席1卓。カウンターは3人座ったらギュウギュウです。
厨房は家庭の調理器具程度の設備。メニューは米沢ラーメン、蟹ピラフ以外にも、いろいろありました。ランチもあります。
う〜ん、何屋さん?
米沢ラーメン500円ですが、海苔塩ラーメン650円に惹かれて、そちらを注文。壁には「米沢ラーメンを名乗ってもいいよ」という認定証が掛けられていました。ライセンス制なのか?
待っている間、ボックス席の客が煙草を吸い始めました。喫煙可の店なのか。これは大きなマイナス。しかも、足下を飼い犬がウロウロしています。犬は好きなので構わないのですが、飲食店で客席を犬がウロウロしているって、一般的に衛生面はどうなんだろう?
そうこうしているうちにラーメン到着。見た目は綺麗ですね。
透明なスープは、飲みやすい、よく見かけるスープ。業務用?でも悪くはありません。
麺は、米沢ラーメン特有の細縮れ麺。ツルツルもっちりの食感で、確かに米沢ラーメンですね。この麺は美味しいです。ただ、細麺なので後半若干のび気味になるかも。スープも熱々なので、なおさら。
トッピングはチャーシュー・メンマ・刻み葱・岩海苔。岩海苔がたっぷりで、私としてはとても嬉しい。メンマは乱切りでレトルト臭さはなし。チャーシューは脂身のない肩ロースかな?それなりの大きさで歯応えもあり、臭みもないので美味しかったです。
いろいろ頑張ってるなぁ、という印象は受けるし、結構好きなラーメンです。いろいろ細かいところは気になりますが、これはこれでアリかな。常連さんがいたり、団体客が入ったり、施設と立地の割りには、繁盛していました。