富士見?福島県からも富士山は見えるのだろうか?
小峰城探索中の素朴な疑問です。遠くを眺めましたが、見える気配はなし。天候にもよると受け止め、現地ではあっさり諦めました。ただブログをまとめるにあたり、どうしても気になって、調べることにしました。
<縄張り図>
こつらは白河駅近くの歩行者トンネル内に展示されているパネルです。小峰城の復元図ですね。本丸には小峰城のシンボルである三重櫓、そして城の要所要所に櫓が設けられています。問題の富士見櫓は本丸の南西角(この画像だと本丸の左上隅)です。富士見櫓という名は江戸城をはじめ、多くの城郭で耳にしますが、ここは福島県ですからね。
<本丸の南西角>
ここを登ってすぐが富士見櫓跡
<櫓跡の下>
本丸より一段下の帯曲輪から見るとこの石垣の上あたり
方角的には分かるが…
結論を言うと、ここ白河市より更に北でも富士山は見えるそうです。WIKIさんによれば、富士山が見える最北端は、同じく福島県の川俣町と飯舘村の堺にある花塚山とのこと。ただし、これは辛うじて確認できるというレベルのようです。
ということで
福島県南端の白河市から富士が見えても何ら不思議ではないというお話でした。日記が如き内容にお付き合い頂き、ありがとうございました。
<富士見櫓跡の石碑>
きっと見える、あるいは見えたのでしょう
■訪問:小峰城富士見櫓跡
[福島県白河市郭内]
■参考
・白河駅歩行者通路展示パネル
「復元図想定図(日本建築研究所蔵)」
・Wikipedia:2023/12/10
[補足]
今回はこちらの記事の追記として投稿しました。よかったら覗いてみて下さい。
『矢之門から帯曲輪へ』
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■当ブログ過去記事■
小峰城は2018年にも投稿しています。
『小峰城 戊辰150年の夏』
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