<星槎城山トンネル>せいさしろやま
城山トンネルか
小田原訪問は初めてではなかったので、この日はまず八幡山方面や城下を見て歩き、仕上げに小田原城を目指して歩いていました。やや疲れたところで「城山」の文字をみつけ、安堵した瞬間でした。「星槎?」は読めませんでしたが、後で調べたら命名権を取得した学校法人の名と分かりました。
<トンネル>
ここを通り抜ければ小田原城かぁ
トンネル内は片側が歩道になっています。入口から出口までは200m強で、更にカーブが緩やかなため見通しが良いです。こちらから城に接近するのは初めてだったので、どんな景色か期待が膨らみました。
そして
城のどの辺に出るかもイメージしないままトンネルを抜けると
おお、急斜面…
城が見えた…山城だなぁ…
そんなことは百も承知ながら、見上げた瞬間そう感じました。
小田原城は上杉謙信も武田信玄も落とせなかった北条氏の居城。やがて豊臣秀吉率いる20万の軍勢が関東に迫り、本軍15万がこの城を取り囲みました。そうまでしないとならなかった難攻不落の山城です。
星槎城山トンネルは、そんな歴史的な山に通じるトンネルなのです。
ちょっと当たり前の内容で恐縮です。土地勘のない男が、トンネルを抜けて見上げたら城だった時の感覚を、多少なりとも共有できれば幸いです。
トンネル側から城に近づくと、右下の現在位置にたどり着きます。この日はここから城内を散策しました。
拙ブログにお付き合い頂き、ありがとうございました。
■訪問:星槎城山トンネル
[神奈川県小田原市南町]
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