<千歳御門>ちとせごもん
この立派な門は、越中富山藩の第10代藩主・前田利保が、隠居のために城内の出丸に造営した『千歳御殿』の正門として築造されたものです。御殿そのものは安政2年(1855年)に焼失してしまいましたが、門は残りました。遺構として富山城跡に現存する唯一の建築物です。
<赤瓦>
赤瓦と前田家の家紋が目をひきます
門は明治初期に解体され、一旦民間に払下げられましたが、平成になって所有者から市に寄贈され、城址公園内に移築されたそうです。
<三間薬医門>
門の構造も貴重なものらしいのですが、建築にあまり詳しくないので、WIKIさんの説明をそのまま抜粋させて頂くと『門は総欅造りで、門形式は三間薬医門(さんげんやくいもん)といわれる格式の高い城門建築で、桁行(正面)が約6mで梁間(側面)が約2mである。現存する同形式の門は東大の赤門(旧 加賀屋敷御守殿門)だけとされる』とのことです(『』内はWikipedia)。
凄いことのようですね
<富山市指定文化財>
城址公園玄関口に移設されている江戸時代の城門。富山市の指定文化財となっています。
■訪問:千歳御門
(別名:埋門)うずみもん
[富山県富山市本丸]
■参考及び抜粋
Wikipedia:2022/11/26
現地説明板(富山市教育委員会)
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