<守城稲荷神社>
通りを歩いていて突然目に飛び込んできた光景
<鳥居と石碑>
城を守る神社か?
城好きなら誰でも立ち止まったでしょう。城を守護する神社?社号だけで吸い寄せられるように鳥居をくぐり、石段を登りました。
<本殿>
五穀豊穣の神を祀るいわゆる稲荷神社です
で…
<扁額>
そもそもこれはなんと読みますかね
しゅじょういなり?
帰宅してから調べたら
かみじょういなり
でした。
当然三春城と関連する由緒があると期待して訪問しましたが、実はあまりはっきりしないそうです。三春町のホームページによれば『三春藩主秋田家が信仰したとされ、当初三春城内の花畑(三春小学校校舎の辺り)にあったのを、現在に移したとされています。』とのこと。
秋田家はもともとは出羽国秋田地方に勢力を誇った戦国大名。常陸国を経たのち、1645年から1868年もの間、11代にわたって三春地方を領しました。守城稲荷神社は少なくともその頃には山の麓に鎮座していたことになります。
<稲荷神社の北側>
稲荷神社の北側に三春小学校の校舎が見えています。もともとはあの付近に鎮座していたわけですね。
ということで
守城稲荷神社の詳細は不明ながら、社号といい、鎮座する場所といい、三春城と深い関りがあったのだと受け止めました。
<守城稲荷>かみじょういなり
■訪問:守城稲荷神社
[福島県三春町大町]177
■参考及び出典
・Wikipedia:2022/2/12
・三春町ホームページ
Web資料館 まちかど文化財10
https://www.town.miharu.fukushima.jp/site/rekishi/09inari.html
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