今年は丑年ということで、新年を迎えるに当たり天満宮の話でブログをスタートさせて頂きます。
<牛>
鳥居脇の牛さん
<道場天満宮>どうじょう
ここは埼玉県さいたま市の『道場天満宮』です。かつてこの付近に鎌倉幕府の御家人・畠山重忠の館があったとされる場所です。
<社殿>
この地の天満宮の創建年代は不詳ですが、お隣の『金剛寺』境内に古くから祀られていたとされています。
<金剛寺>
今回は省略しますが、金剛寺にはこの地を領した重忠にまつわる話が伝わります。
さて
天満宮とは、すなわち菅原道真を祭神とする神社ですね。そして菅原道真といえば学問の神。そこまでは一般的ですが、どうして牛が登場するのかはあまり知られていません。
菅原道真と牛?
あまり世間一般に広まらないのは、諸説あってはっきりしないからでしょう。菅原道真が生まれた年?亡くなった年?あるいは道真の遺骸を運んだ牛車にまつわるお話等々。絶対にこうだという理由がないのです。しかし天満宮と言えば牛ということを、皆が当たり前に受け入れている。不確かさを容認しながらご利益とともに受け入れてしまうのが、我々日本人の良さのようにも感じてしまいます。
<撫で牛>なでうし
撫でるとご利益があるとされています。皆が撫ぜるからでしょうか?ピカピカの状態です。
新たな歳となりましたが、昨年感染拡大した新型コロナウィルスの影響はまだ続いています。不確かさを受け入れて、その範囲内でどう振舞えば少しでもマシになるのか、考えていくしかありませんね。2021年が、昨年よりは過ごしやすくなったと思える歳でありますように。
2021年1月 元旦
■訪問:道場天満宮
[さいたま市桜区道場]
■参考
・天満宮説明板
・Wikipedia
[検索:2021年1月1日]
-----------(追 記)-----------
畠山重忠の館跡として訪問した記録は以下になります。拙い内容ですが、良かったら覗いてみて下さい
■道場館跡■
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2021年01月01日
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