アフィリエイト広告を利用しています

2020年10月31日

足の神様 与野の大国社(与野大権現)

今回は与野を探索中に『足の神様』と出会ったというお話です。
<大国社 >
sn490 (6).jpg

この日は畠山重忠ゆかりの地を訪ねるべく、与野公園へ足を運びました。その帰り道、こんな文字が目に飛び込んできました。

sn490 (4).jpg
足の神様?与野ごんげん

てくてくと歩いては、こんなブログをやっていますが、最近は足に自信がなく、何となく漠然とご利益を期待して立ち寄ることにしました。

sn490 (1).jpg
ここで良いのですね

sn490 (5).jpg
ちゃんと説明板があります

冒頭を抜粋させて頂きます。『明細帳に「本社は先に権現と称すと云」と記されているように当社は古くから「権現様」と呼ばれ、文政七年(一八二四)ごろに描かれた「与野町並絵図」(柏計助家所蔵)にも、当社の杜のところに「ごんげん」 の文字が書かれている。このことから考えると、「風土記稿」与野町の項に「蔵王権現社」として載る社が当社のことと思われる。』とのこと。古くから権現様と呼ばれていたのですね。説明の続きによれば、明治になって大国社と改められたようですが、いまだに権現様として親しまれているとのこと。なんかいいですね、そういうの。

そして後半部分です。『理由は定かではないが、昔から足の具合が悪い時は当社の拝殿の格子戸に草鞋を奉納して祈願すればよいといわれており、交通が便利になり、医療も進歩した今日に至っても、信仰を集めている。』とのこと。それで足の神様と呼ばれるわけですね。

sn490 (2).jpg
確かに、拝殿の格子戸にはワラジが掛けられています。

私も石段を登って拝殿の前で手を合わせました。ワラジには個人名が記されていますので撮影は遠慮しましたが、中には切実な願いが込められていると思われるものもありました。降りる時は神妙な面持ちになりました。

説明板にもありましたが、権現様として地元の人たちに親しまれているこの神社が、どういう経緯で足の神となったかは分かりません。ただ、旅の無事や健脚を願う方や、足を患い思い悩んでいる方の思いが、たくさんのワラジとなって奉納されているのです。足の神様はここにいらっしゃるに決まっていますね。

sn490 (3).jpg
軽い気持ちで来てしまいましたが、感謝する気持ちで家路につきました。

■訪問:大国社(与野大権現)
[さいたま市中央区与野本町西]
この記事へのコメント
GORIさん
文中にもありますが、畠山重忠ゆかりの地(公園内の弁天様)を訪れたついでに軽い気持ちで立ち寄りました。結果としてはとても良かったです。
浦和の8つの駅制覇!ですか(笑)考えます・・・
拙ブログにお越しいただき、ありがとうございました。
Posted by Isuke at 2020年11月04日 21:02
与野公園の御嵩神社の隣。七福神に紛れて足の神様に気付いておりませんでした。なんとか足を鍛えていただいて企画中の旧浦和市内駅一周のイベントにもご参加下さいませ・笑
Posted by GORI at 2020年11月04日 15:55
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10309323
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
検索
記事ランキング
[アクセスランキング]
  1. 1. 上杉謙信の軍旗 毘沙門天と懸かり乱れ龍
  2. 2. 近世小田原城のなごり
  3. 3. 関東の連れ小便・政宗白装束の舞台 (石垣山城)
  4. 4. 刑場近くの橋のなごり 泪橋と思川
  5. 5. 金沢城のなごり
  6. 6. 火の玉不動 大宮宿の水路と刑場のなごり
  7. 7. 足柄城のなごり
  8. 8. 近藤勇ゆかりの地(米沢市)高国寺
  9. 9. 大石内蔵助 終焉の地 細川家下屋敷跡
  10. 10. 大多喜城のなごり
  11. 11. 高岡城のなごり
写真ギャラリー
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
Isukeさんの画像
Isuke
もともとは無趣味の仕事人間。土日は家でゴロゴロ。本ブログは、そんな男が急に城跡巡りに目覚め、てくてくと歩き始めた記録です。
プロフィール
X (Twitter) Twitter-Isuke.JPG Isuke@shirononagori
最新記事

お城巡りランキングに参加中 [参加させて頂いた雑誌]

アクティブライフ・シリーズ009 クルマで行く 山城さんぽ 100【電子書籍】[ 交通タイムス社 ]

[当サイトお勧め本]

小説 上杉鷹山 全一冊 (集英社文庫(日本)) [ 童門 冬二 ]


感想(39件)