富岡八幡宮境内で撮影しました。佐原(現在の千葉県香取市)から江戸へ出た伊能忠敬は、ここからすぐ近くの黒江町(現在の門前仲町1丁目)に住んだといわれています。
伊能忠敬といえば、日本で初めて実測による日本地図を完成させた人ですね。日本史の教科書にも出ている有名な方ですが、測量の長旅が50歳を過ぎてからのことというのは、あまり知られていません。
忠敬は17歳で伊能家当主(婿養子)となり、実業家として成功をおさめるとともに、村の名主としても活躍していました。ここまでで充分立派な方ですが、家督を譲って隠居すると、50歳で単身江戸に出て歳下の専門家に弟子入りし、55歳から71歳まで測量を行いました。
佐原で仕事をやりきった上で
また別のことにチャレンジしたということですね
しかも
本格的な勉強を始めるのが50歳を過ぎてから
健康であればこそですが、その体をつき動かす魂に驚かされますね。
■訪問:伊能忠敬像
(富岡八幡宮境内)
[東京都江東区富岡]
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