2020年03月20日

暗渠パラダイス! お勧め暗渠本のご紹介

今回は本のご紹介です。その名も『暗渠パラダイス!』。以前当ブログでもご紹介した『暗渠マニアック!』の著者である山英男さんと吉村生(なま)さんのコンビによる暗渠本第2弾。お二人は暗渠マニアックスとして各種イベントを開催したり雑誌等で活躍中で、各々が人気暗渠ブロガーでもあります。私はもともとその暗渠ブログのファンでした。

ANKTO PARADISE2020 (1).jpg

■そもそも暗渠とは■
城跡ブログでありながら、当ブログにたびたび登場する『暗渠』の文字。まずこれは『あんきょ』と読みます。地下に埋設された川や水路という意味に受け取って下さい。見えない川。蓋をされた川。そんな感じですかね。

都市化とともに川の暗渠化がすすみ、むかしそこにあった景色は失われました。気が付けば、街に埋もれるように不自然な小道が残るだけ。

ANKTO PARADISE2020 (5).jpg

不自然なその小道

いまも水が流れているのかもしれませんよ

ANKTO PARADISE2020 (2).jpg

見えなくたって、流れが途絶えた訳ではない。ということは、今でも川なんです。大雨ともなれば、空から落ちてくる水を集めて下流へと流す。真夜中の川がそうであるように、人に気付かれず、意識もされず、ただ淡々と水が流れている。


<谷端川>
AnkyoParadise.jpg
これは私の個人撮影。板橋区の暗渠です。

ひと知れず
絶えることない水の流れ

暗渠の受け止め方は人それぞれですが、私個人はそんなところに心を惹かれてしまいます。

今回ご紹介の『暗渠パラダイス!』が、姿なき川への水先案内人となってくれれば嬉しいです。

ANKTO PARADISE2020 (3).jpg

別に遠くに行かなくたって
すぐそこに異世界が待っていますよ

-----■楽天市場■-----

暗渠パラダイス! [ 高山英男、吉村生 ]



タグ:暗渠
posted by Isuke at 21:57| Comment(2) | TrackBack(0) | お勧め本
この記事へのコメント
山さん
著者直々にコメント頂き恐縮です。城には興味深いところが沢山あるものの、本来の姿で残っているものは稀です。消えてなお残る本来の姿の余韻を求めて、城跡を探索をする。これは、暗渠を訪ねて本来あった川の姿を感じるのと似ていると思っています。
とはいえ暗渠はまだまだ不勉強。山さんの著書やブログ、これからも楽しみにしております。テレビにもご出演の様子。益々のご活躍をお祈り致します!
Posted by Isuke at 2020年04月19日 16:46
ご紹介ありがとうございます。
たびたびIsukeさんもここで暗渠を取り上げられているのを拝見するにつけ、
城跡と暗渠、通じるものがあるなと思います。
やはりIsukeさんも、城跡を見ながら城跡でないものをご覧なのでしょうね。
マニアックな本ですが、そんなところでも互いに共感できればなおうれしいです。
Posted by 山英男 at 2020年04月19日 09:53
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