<太田道灌堂>
道灌が築城したと伝わる稲付城跡は現在は静勝寺となっており、境内には太田道灌の坐像が納められた御堂があります。いつもは扉が閉じていますが、お正月と毎月27日には開かれ、道灌像と対面することができます。
実は昨年の今日、まったく同じことをして、静勝寺をご紹介させて頂いてます。簡単な説明ではありますが、よかったら覗いてみて下さい。
■投稿:2019年01月02日
■タイトル:静勝寺の太田道灌堂
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そこでも触れさせて頂きましたが、ここはもともとは道灌寺と呼ばれていました。名前そのままですね。その方が人気も出そうですが、現在の名である静勝寺の静勝は、道灌の戒名にちなんだ名なので、意味としては同じということになります。そもそも、私を含め大半の方は道灌という名に慣れ親しんでいますが、これも法名で、元の名は太田資長(すけなが)です。
時々思うのですが、父は太田資清(すけきよ)で嫡男は資康(すけやす)、子孫も代々にわたって通字の「資」を用いているので、道灌も最初から太田資長とインプットしておけば都合が良かったのかもしれません。何の都合?理由は?これはもう個人的な事情ですが、好きな武将の一人でありながら、 私はスケナガという名がとっさに出ません。いまさらもう馴染めないのです。歴史の専門の方々に笑われそうですが、素人の感覚としてお許し下さい。
<静勝寺山門>
年末は寒い日が続いていましたが、令和二年のお正月は元日、そして今日も穏やかな日でした。来年のお正月にまた来れるかどうかわかりませんが、とりあえず本年が良い年となりますことを祈願して『太田資長』ゆかりの寺をあとにしました。
■訪問:
自得山静勝寺(稲付城跡)
[東京都北区赤羽西]1-21-17
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