2019年11月27日
ジャイアント・GLIDE R3(クロスバイク)にミシュラン・スターグリップの装着成功
一週間かけてスペインの通販サイトから届いたスターグリップの35Cを早速装着してみた。前回はシートチューブとチェーンステーが交わる付近でタイヤがフレームに干渉していたのだが...
このように見事収まった。やはり40Cではタイヤの厚みと横幅がありすぎてこのフレームには合わなかったようだ。
反対側。前回記事のときにも指摘したがこのスターグリップはタイヤの断面が平面的で、角もかなり立っている。このため夏タイヤで対応可能なサイズでもこのスターグリップにすると角でクリアランス不足となる場合があるので要注意(実際、管理人も700C×38Cが純正サイズだったので40Cでもいけると踏んだらダメだった)。
フレームには干渉していないがフロントディレイラーの出っ張り部分でかなり余裕が狭い。もし不都合があれば安いアルタスグレードの3段用フロントディレイラーを買ったのでいずれ交換しよう。
クリアランスはシートチューブ下部とチェーンステーが交わるところで5〜10mm程度。
フロントディレイラーの付近では5mm以下だった。結果的にGLIDE R3ではフロントは40Cまで。リアは35Cのみ装着可能という結論に至った(※恐らく似たようなクロスバイクでも同じようなことがいえそうで、サスペンション付きクロスであればフロントだけ40Cぐらいはいけるかも)。で、装着に成功したので試走...と思ったのだが先週末の季節外れ的な暖気で今年の旭川は雪がまだ本格的に積もっておらず、このタイヤを本格的に試すには至らなかった。唯一試せたのは河川敷で一部シャーベットに近い積雪部分と歩道のあまり滑らない氷のような雪の塊の2種類。本格的なレビューはアクションカメラを交えてまた後日ということで今回は簡単にレビューしようと思う。
まずシャーベットのような雪の上。状況としては溶け気味の雪が凍ってシャーベットっぽくなった状態。この雪に対してはスターグリップはきちんとグリップし安定して走れた。夏用のスリックタイヤだと後輪が空転する場合があるがスターグリップでは空転せずきちんと雪を噛んでいる印象だ。また、雪に残った上の写真のタイヤ跡を見てほしいのだが、真ん中がスターグリップの星型トレッド。外側は車用のスタッドレスタイヤのような跡が付いていて、雪上においては平面タイヤの全体で雪を噛んでいることがわっかった。実に良くできた自転車用スタッドレスタイヤだと思った。
ちなみにシャーベット系の雪を進んでいると後輪でクリアランスに余裕のないところで雪が溜まることが判明。今回は走行には支障がなかったが本格的な雪だとどうなるのかと乗ったあとにお手入れが必要に感じた。
残るはもうひとつのあまり滑らない乾燥した氷の上。こちらでも平面的なトレッドパターンにより比較的安定して走行することができた。乾いた氷のような雪の上ではブレーキングしてもすぐ止まったが、濡れた氷のような雪の上では(自動車のスタッドレスタイヤのように)ズルズル滑ったのでこの点は注意。こういった路面では恐らくスパイクタイヤのほうが安定していると思われる。
今回装着したスターグリップはあいにく2種類ぐらいの雪上でした試せなかったが意外と使える印象を受けた。こちらのブログにもこのスターグリップの感想が書いてあったが適した路面はシャーベットが最も適合し、新雪、圧雪は次点。滑りやすいアイスバーンは気をつけたら走れる程度といったところ。シャーベットでもザクザクになってタイヤの高さより1/3以上あるときは機能しないと思うが、多少のシャーベットだとスパイクタイヤよりも優れたグリップ性能があるので雪の降り始めや雪解けに近い時期だとスターグリップの得意な時期かと思う(アスファルトの上は普通に走れてスパイクタイヤのようにピンが減る心配は皆無)。ただしコンパウンドがかなり柔らかいのでアスファルトメインで使うと摩耗は早いと思う。今回はじめて使ってみたがスターグリップは北海道の冬でも使えそうな感じがする(反対に似たような通勤用スパイクタイヤ、シュワルベのウィンターマラソンあたりは完全な圧雪やアイスバーン以外では適さないらしい)。また本格的に雪が積もったら再レビューしようと思う。
このように見事収まった。やはり40Cではタイヤの厚みと横幅がありすぎてこのフレームには合わなかったようだ。
反対側。前回記事のときにも指摘したがこのスターグリップはタイヤの断面が平面的で、角もかなり立っている。このため夏タイヤで対応可能なサイズでもこのスターグリップにすると角でクリアランス不足となる場合があるので要注意(実際、管理人も700C×38Cが純正サイズだったので40Cでもいけると踏んだらダメだった)。
フレームには干渉していないがフロントディレイラーの出っ張り部分でかなり余裕が狭い。もし不都合があれば安いアルタスグレードの3段用フロントディレイラーを買ったのでいずれ交換しよう。
クリアランスはシートチューブ下部とチェーンステーが交わるところで5〜10mm程度。
フロントディレイラーの付近では5mm以下だった。結果的にGLIDE R3ではフロントは40Cまで。リアは35Cのみ装着可能という結論に至った(※恐らく似たようなクロスバイクでも同じようなことがいえそうで、サスペンション付きクロスであればフロントだけ40Cぐらいはいけるかも)。で、装着に成功したので試走...と思ったのだが先週末の季節外れ的な暖気で今年の旭川は雪がまだ本格的に積もっておらず、このタイヤを本格的に試すには至らなかった。唯一試せたのは河川敷で一部シャーベットに近い積雪部分と歩道のあまり滑らない氷のような雪の塊の2種類。本格的なレビューはアクションカメラを交えてまた後日ということで今回は簡単にレビューしようと思う。
まずシャーベットのような雪の上。状況としては溶け気味の雪が凍ってシャーベットっぽくなった状態。この雪に対してはスターグリップはきちんとグリップし安定して走れた。夏用のスリックタイヤだと後輪が空転する場合があるがスターグリップでは空転せずきちんと雪を噛んでいる印象だ。また、雪に残った上の写真のタイヤ跡を見てほしいのだが、真ん中がスターグリップの星型トレッド。外側は車用のスタッドレスタイヤのような跡が付いていて、雪上においては平面タイヤの全体で雪を噛んでいることがわっかった。実に良くできた自転車用スタッドレスタイヤだと思った。
ちなみにシャーベット系の雪を進んでいると後輪でクリアランスに余裕のないところで雪が溜まることが判明。今回は走行には支障がなかったが本格的な雪だとどうなるのかと乗ったあとにお手入れが必要に感じた。
残るはもうひとつのあまり滑らない乾燥した氷の上。こちらでも平面的なトレッドパターンにより比較的安定して走行することができた。乾いた氷のような雪の上ではブレーキングしてもすぐ止まったが、濡れた氷のような雪の上では(自動車のスタッドレスタイヤのように)ズルズル滑ったのでこの点は注意。こういった路面では恐らくスパイクタイヤのほうが安定していると思われる。
今回装着したスターグリップはあいにく2種類ぐらいの雪上でした試せなかったが意外と使える印象を受けた。こちらのブログにもこのスターグリップの感想が書いてあったが適した路面はシャーベットが最も適合し、新雪、圧雪は次点。滑りやすいアイスバーンは気をつけたら走れる程度といったところ。シャーベットでもザクザクになってタイヤの高さより1/3以上あるときは機能しないと思うが、多少のシャーベットだとスパイクタイヤよりも優れたグリップ性能があるので雪の降り始めや雪解けに近い時期だとスターグリップの得意な時期かと思う(アスファルトの上は普通に走れてスパイクタイヤのようにピンが減る心配は皆無)。ただしコンパウンドがかなり柔らかいのでアスファルトメインで使うと摩耗は早いと思う。今回はじめて使ってみたがスターグリップは北海道の冬でも使えそうな感じがする(反対に似たような通勤用スパイクタイヤ、シュワルベのウィンターマラソンあたりは完全な圧雪やアイスバーン以外では適さないらしい)。また本格的に雪が積もったら再レビューしようと思う。
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