旭川・生活暮らし情報お届けブログ(旧自転車通行ガイドblog版)

ジャイアントのMTBで低価格ながら油圧ディスクブレーキを採用したタロン３。油圧ディスクブレーキによる優れた制動力とそこそこ軽快な走りでコストパフォマンスが良いモデルなのだが街乗りに必要なあれが非標準装備となっている。それはキックスタンドだ。ひとつ下の街乗りマウンテンバイクのATXには標準装備となっているのだが、タロン３で街乗り仕様にするには後付けする必要がある。一般的にスポーツバイクにはキックスタンドは外付けするような形なのだが、タロン３には最初から本体にキックスタンドが取り付けできる穴が空いている。今回はそれに対応した純正のダイレクトマウント型キックスタンドを購入した。



市内のスポーツデポにて2500円(外税)。だった。



キックスタンド上部には穴が２つ空いており、これがフレーム本体に設けられた２つの穴に対応し、これをボルトで締め付けることで取り付けるタイプとなる。



ちなみにATXとタロン以外ではキッズ向けクロスバイクのARX、女の子用キッズバイクのAlight、女性向けサス付きクロスバイクのRove(2013年)、女性向けドロップハンドル付きクロスのBELIV、女性向けフィットネスクロスバイクのThriveなどシティ向けバイクに対応している。



取り付け部分はこちら。左側のチェーンステー後部に２つの穴があいている。専用設計でない汎用的なキックスタンドはチェーンステーとシートステーの２点留めだったりあとはクイックリリースを噛まして留めたりする。前者はほとんどのスポーツバイクに取付可能だが後付感があって見た目はイマイチ。後者は見た目は良いがメンテナンス時に後輪を外すときキックスタンドも外さないといけないので少し面倒。その点このダイレクトマウントタイプは見た目も良く、取り付けも簡単でメンテナンス時で後輪を外す際も関係ないなど良いことずくめ。タロン３にはこのダイレクトマウントが取り付けられるのでぜひともオススメな製品である。



取り付け方法はいたって簡単で、穴にキックスタンドをあわせてボルトを２本入れて締めるだけ。注意点としては片方だけ一気に締め付けないで片方ずつ交互に少しずつ締めていくと良いと思う。ちなみに作業時に忘れたが固着防止にネジ山部分にグリスを付けるといい。



取り付け完了。



キックスタンド収納時の様子。見た目もスッキリでかつ実用性が高い。2018年以降のタロンシリーズを持っている方にはオススメのパーツです(※2017年以前は装着不可)。