2015年08月31日
旭川 自転車の女児がワゴン車にはねられ重体
旭川市内で小学3年の女の子の自転車とハイエースが接触する事故が起きた。
参照元:HBCニュース
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31日午後、旭川で、自転車に乗っていた小学生とみられる女の子がワゴン車にはねられ意識不明の重体となっています。31日午後3時前、旭川市7条西5丁目の市道の交差点で、ワゴン車と自転車が出会い頭に衝突しました。
この事故で、自転車に乗っていた女の子が病院に運ばれ手当てを受けていますが、頭を強く打っていて意識不明の重体です。警察によりますと、女の子は現場近くに住む小学3年生とみられます。
現場は信号機のない交差点で、自転車の側に一時停止の標識があったということです。警察は、ワゴン車を運転していた旭川の67歳の男をその場で逮捕しました。男は取り調べに対し、「自転車が飛び出してブレーキが間に合わなかった」と話しているということです。
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文面だけだとよくわからないので一緒についていたHBCニュースの動画キャプチャーを見てみよう。
まずは自転車を跳ねた乗用車。普通車の中でもビッククラスで重量級のハイエースだ。
女児の自転車。"キッズATB"などと言われる子供用マウンテンバイク風自転車だろうか。
で、問題の事故現場。かわってNHKニュースでは事故現場交差点をレポートしていたので、同じ場所をGoogleマップで探してみた。おおよそここだと思う。
ここをキャプチャーすると…
このように女児側の交差点では、一時停止の標識がある。NHKニュースをみるかぎりワゴン車の左バンパーに接触のあったが、HTBの報道によれば自転車から見て左から来たワゴン車に跳ねられたとあった。となると写真左手に見える2階建ての家が大きな死角となって、ここから一時停止をせずに飛び出したためにワゴン車のブレーキが間に合わなかった可能性が高い。もしくは対面側の可能性もあるが対角線上の家も塀があり女児の背の高さなら隠れてしまう。やはり一時停止は必須の場所である。
今度はハイエース側から。さきほどの塀の家は右手にきている。こちらから見ると敷地いっぱいに張り出した2階建ての家が死角となって交差点の向こう側がよくわからない。一時停止側はきちんと止まらないと非常に危険な交差点である。車を運転する人ならここを飛び出すことはしないだろうが、歩行者感覚で自転車に乗る人はこの危険性がわからないと思う。車のスピードが住宅街なのに出すぎていた可能性もあるが、飛び出したのならどんなに徐行していても止まれないこともある。
今回は車道の逆走は無さそうだが、これがもし右側通行からの一時停止飛び出しならなお危険性が増していただろう。特に住宅街の死角の多い交差点ではきちんと左側通行&一時停止を行わないと大事故につながりかねない。
と、ニュースから女児が一方的に悪いと書いてしまったが、小学3年生ぐらいだとまだきちんとルールを知らない可能性も高く、保護者や学校などが「きちんと教えていなかった大人の責任」という部分もある。自転車は手軽なのだが公道を走る以上はきちんとルールを守らないと事故にあい、痛い思いをするのは自転車側という側面がある。それは子供でも大人でも関係ない話で、まずはきちんとしたルールの厳守が肝になってくる(その次は事故に合わないように予測運転や予防運転もひつようになる)。もちろん自動車(あるいは自転車)側はだろう運転するしかないのだが、自転車に関してはそう感じさせるニュースだった。
※事故の状況が追加されたため、9/1に記事内容を加筆修正しました
参照元:HBCニュース
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31日午後、旭川で、自転車に乗っていた小学生とみられる女の子がワゴン車にはねられ意識不明の重体となっています。31日午後3時前、旭川市7条西5丁目の市道の交差点で、ワゴン車と自転車が出会い頭に衝突しました。
この事故で、自転車に乗っていた女の子が病院に運ばれ手当てを受けていますが、頭を強く打っていて意識不明の重体です。警察によりますと、女の子は現場近くに住む小学3年生とみられます。
現場は信号機のない交差点で、自転車の側に一時停止の標識があったということです。警察は、ワゴン車を運転していた旭川の67歳の男をその場で逮捕しました。男は取り調べに対し、「自転車が飛び出してブレーキが間に合わなかった」と話しているということです。
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文面だけだとよくわからないので一緒についていたHBCニュースの動画キャプチャーを見てみよう。
まずは自転車を跳ねた乗用車。普通車の中でもビッククラスで重量級のハイエースだ。
女児の自転車。"キッズATB"などと言われる子供用マウンテンバイク風自転車だろうか。
で、問題の事故現場。かわってNHKニュースでは事故現場交差点をレポートしていたので、同じ場所をGoogleマップで探してみた。おおよそここだと思う。
ここをキャプチャーすると…
このように女児側の交差点では、一時停止の標識がある。NHKニュースをみるかぎりワゴン車の左バンパーに接触のあったが、HTBの報道によれば自転車から見て左から来たワゴン車に跳ねられたとあった。となると写真左手に見える2階建ての家が大きな死角となって、ここから一時停止をせずに飛び出したためにワゴン車のブレーキが間に合わなかった可能性が高い。もしくは対面側の可能性もあるが対角線上の家も塀があり女児の背の高さなら隠れてしまう。やはり一時停止は必須の場所である。
今度はハイエース側から。さきほどの塀の家は右手にきている。こちらから見ると敷地いっぱいに張り出した2階建ての家が死角となって交差点の向こう側がよくわからない。一時停止側はきちんと止まらないと非常に危険な交差点である。車を運転する人ならここを飛び出すことはしないだろうが、歩行者感覚で自転車に乗る人はこの危険性がわからないと思う。車のスピードが住宅街なのに出すぎていた可能性もあるが、飛び出したのならどんなに徐行していても止まれないこともある。
※画像はこちらからお借りしました
今回は車道の逆走は無さそうだが、これがもし右側通行からの一時停止飛び出しならなお危険性が増していただろう。特に住宅街の死角の多い交差点ではきちんと左側通行&一時停止を行わないと大事故につながりかねない。
と、ニュースから女児が一方的に悪いと書いてしまったが、小学3年生ぐらいだとまだきちんとルールを知らない可能性も高く、保護者や学校などが「きちんと教えていなかった大人の責任」という部分もある。自転車は手軽なのだが公道を走る以上はきちんとルールを守らないと事故にあい、痛い思いをするのは自転車側という側面がある。それは子供でも大人でも関係ない話で、まずはきちんとしたルールの厳守が肝になってくる(その次は事故に合わないように予測運転や予防運転もひつようになる)。もちろん自動車(あるいは自転車)側はだろう運転するしかないのだが、自転車に関してはそう感じさせるニュースだった。
※事故の状況が追加されたため、9/1に記事内容を加筆修正しました
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