2012年07月10日
富山市 自転車一方通行 その後
以前に記事にした、富山市の自転車一方通行実験。昨日の7月9日から実施され、中日新聞でははやくも記事になった。
http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20120710/CK2012071002000195.html
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「走りやすい」混乱なし 自転車一方通行 実験開始
富山中心部 「遠回り不便」の声も
富山市は九日、市中心部の歩道で自転車に一方通行を求める社会実験を、三十一日まで城址(じょうし)大通りの富山駅前東交差点から城址公園前交差点までの約九百メートルで始めた。自転車と歩行者の事故を防ぐのが狙い。(永井響太)
自転車は幅約五メートルの歩道のうち、車道側の幅約二メートルを車と同じ方向に走ってもらう。時間帯は土日祝日を除く午前七〜九時。市は来週に通行者にアンケートを配り、九月末までに結果を公表する。
写真
初日は、社会実験を知らせる看板を持った市職員や交通指導員ら十五人が街頭に立ち、反対方向に走る自転車に声をかけて、実験内容を説明した。大きな混乱はなく、自転車はおおむね進行方向を守って走っていた。
自転車で会社に向かっていた同市の会社員男性(50)は「歩行者と自転車を区別すると走りやすい」と歓迎。自転車で通学する富山高校二年の能登唯奈さん(16)は「遠回りすることもあるかもしれないので少し不便かも」と話した。
市生活安全交通課によると、自転車一方通行の取り組みは全国で四例目。静岡市と相模原市は道路交通法に基づいて規制を実施していて、松山市は一月に社会実験をした。
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利用者からかは概ね良好のようで、相模原市の実験と似たような感想が目立つ。ここで、Twitterなどの意見を拾ってみようと思う(あまりつぶやきが無かったので、3つほど)。
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・生活習慣を変える社会実験とするならば、あまりにも中途半端な実験に感じるのだが・・。
・歩道のチャリを車と同じ向きの一方通行に うぜー規制すんな 富山
・"普段通っている道を 自転車で走れず、「学校まで時間がかかる」と語った。" 車道走れば良いと思う。
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一方、2chでは
hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1341827409/l50
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・誰も守らないだろ
・取り締まらないから意味がない
・車道が原則とか言ってたのはどこいったんだよw
・降りて歩く→OK 幅とって大渋滞
・逆方向に行く場合わざわざ対向車線の歩道に渡らなけりゃならんのか(´・ω・`)
・現状特に問題ないのに潔癖すぎだろ キチガイなのか?
・だから自転車レーン歩く歩行者も取り締まれよ
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という書き込みがあった。自転車一方通行は、良い面と悪い面がある。自転車にとって見れば対面通行でなくなるので、前から来た自転車を交わさなくて良い(右に左にどっちによければ良いのか明確なルールが無いので、たまにぶつかりそうになった人はいないだろうか?)反面、今まで気軽に立ち寄れたお店も遠回りしなくてはならず少し不便だ。
ただ、押して歩けば歩行者だし、元々歩道上では徐行が義務付けられている。
歩行者から見ても、今まで前から後ろから来る自転車に注意しなければいけなかったのが、どちらか一方になるので少し安心だ。
自動車のドライバーから見ても、交差点で右折や左折時に前方と後方の両方に気を使わなくて良くなる(自転車だと歩行者の2〜3倍以上スピードが出るので、発見が遅れると大事故になりかねない)。
一方で、歩道上の一方通行には欠陥がある。それは歩道上でのスピードが増すこと。上述のように走りやすくなるということは、順次てスピードが増すことも意味する。自転車が走っているのはあくまで歩道なので、幅が広ければさほど問題ではないが、歩道と信号のない交差点(歩道の切れ目)での事故が起きやすくなる。
この危険な面から歩道上の自転車道、その一方通行はあまり推進すべきでは無いのだが、予算の関係や、道路の幅の問題、地元商店街や沿道の店の反対もあって車道上の自転車専用道路は整備されにくい。
歩道上の自転車道においては、危険性の周知やスピードを控えるなどを徹底しないといけない。
http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20120710/CK2012071002000195.html
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「走りやすい」混乱なし 自転車一方通行 実験開始
富山中心部 「遠回り不便」の声も
富山市は九日、市中心部の歩道で自転車に一方通行を求める社会実験を、三十一日まで城址(じょうし)大通りの富山駅前東交差点から城址公園前交差点までの約九百メートルで始めた。自転車と歩行者の事故を防ぐのが狙い。(永井響太)
自転車は幅約五メートルの歩道のうち、車道側の幅約二メートルを車と同じ方向に走ってもらう。時間帯は土日祝日を除く午前七〜九時。市は来週に通行者にアンケートを配り、九月末までに結果を公表する。
写真
初日は、社会実験を知らせる看板を持った市職員や交通指導員ら十五人が街頭に立ち、反対方向に走る自転車に声をかけて、実験内容を説明した。大きな混乱はなく、自転車はおおむね進行方向を守って走っていた。
自転車で会社に向かっていた同市の会社員男性(50)は「歩行者と自転車を区別すると走りやすい」と歓迎。自転車で通学する富山高校二年の能登唯奈さん(16)は「遠回りすることもあるかもしれないので少し不便かも」と話した。
市生活安全交通課によると、自転車一方通行の取り組みは全国で四例目。静岡市と相模原市は道路交通法に基づいて規制を実施していて、松山市は一月に社会実験をした。
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利用者からかは概ね良好のようで、相模原市の実験と似たような感想が目立つ。ここで、Twitterなどの意見を拾ってみようと思う(あまりつぶやきが無かったので、3つほど)。
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・生活習慣を変える社会実験とするならば、あまりにも中途半端な実験に感じるのだが・・。
・歩道のチャリを車と同じ向きの一方通行に うぜー規制すんな 富山
・"普段通っている道を 自転車で走れず、「学校まで時間がかかる」と語った。" 車道走れば良いと思う。
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一方、2chでは
hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1341827409/l50
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・誰も守らないだろ
・取り締まらないから意味がない
・車道が原則とか言ってたのはどこいったんだよw
・降りて歩く→OK 幅とって大渋滞
・逆方向に行く場合わざわざ対向車線の歩道に渡らなけりゃならんのか(´・ω・`)
・現状特に問題ないのに潔癖すぎだろ キチガイなのか?
・だから自転車レーン歩く歩行者も取り締まれよ
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という書き込みがあった。自転車一方通行は、良い面と悪い面がある。自転車にとって見れば対面通行でなくなるので、前から来た自転車を交わさなくて良い(右に左にどっちによければ良いのか明確なルールが無いので、たまにぶつかりそうになった人はいないだろうか?)反面、今まで気軽に立ち寄れたお店も遠回りしなくてはならず少し不便だ。
ただ、押して歩けば歩行者だし、元々歩道上では徐行が義務付けられている。
歩行者から見ても、今まで前から後ろから来る自転車に注意しなければいけなかったのが、どちらか一方になるので少し安心だ。
自動車のドライバーから見ても、交差点で右折や左折時に前方と後方の両方に気を使わなくて良くなる(自転車だと歩行者の2〜3倍以上スピードが出るので、発見が遅れると大事故になりかねない)。
一方で、歩道上の一方通行には欠陥がある。それは歩道上でのスピードが増すこと。上述のように走りやすくなるということは、順次てスピードが増すことも意味する。自転車が走っているのはあくまで歩道なので、幅が広ければさほど問題ではないが、歩道と信号のない交差点(歩道の切れ目)での事故が起きやすくなる。
狭い歩道では、死角からの飛び出しで接触する危険がある
この危険な面から歩道上の自転車道、その一方通行はあまり推進すべきでは無いのだが、予算の関係や、道路の幅の問題、地元商店街や沿道の店の反対もあって車道上の自転車専用道路は整備されにくい。
歩道上の自転車道においては、危険性の周知やスピードを控えるなどを徹底しないといけない。
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