2007年06月25日
「300」は映画か?
まずは昨日のK−1予想の答え合わせですが…試合内容までほぼ当てたのは第3試合のマゴメドフが判定で勝つが消耗して勝ち進めないだろうと言う事とメインのタイトルマッチ。それ以外ではほぼ1/2の確率でしか当たっていないんで、もしろ当たった予想も“たまたま”の域を超えないですねぇ…。
以前にも書きましたが、私が格闘技のイベントで勝敗予想をするのは格闘技が好きであるのと同時に、インチキ占い師&予言のこじ付けを判定する練習にしています。つまりは(上記のように)いくらピタリと当てた内容がいくつかあっても、それは数ある予言(予想)の中から拾い集めた「砂金」でしかなく、捨てられる土砂がその数倍あることを忘れ、予言そのものが「純金の延板」と思い込むのは危険なことです。
話は変わって映画の話題。今日、朝8時までと言う平日よりも早い出勤でかなり眠たかったのですが、その代わり仕事も11時ごろに終了。そこで映画を見に行くことにしたんですが、見たい映画の上映時間が合わず、やむなく「300」を見に行きました。(「プレステージ」もしくは「ゾディアック」が見たかったんですが…)
さて「300」の感想ですが…残虐シーンの自主規制などが幅を利かせる昨今、よくぞココまで大胆で殺伐としたシーンを連発したなぁ〜と感心するほどの殺戮シーンが続きますが、ストーリーには“まったく”見るべきところはありませんでした。あそこまで大胆なシーンや戦闘後の死体処理のシーンなどの生臭さがストーリーとがっちりつながれば最高傑作になったかもしれませんが、ただ単に殺害シーンに「映像美」を追求しただけの映画に思えました。
いや、極論すると「これ、映画と言って良いのかなぁ?」とさえ思えてしまいました。
もちろん、この覚書の読者であれば私が「グロい殺人シーン」を以って映画自体を批判するような人間ではないことはご存知だと思います。「SAW」シリーズを絶賛していますし、チャンスがあれば「HOSTEL」のDVDの購入も考えているくらいですから。
「プラトーン」や「ハンバガー・ヒル」、「プライベート・ベンジャミン」に代表される戦争映画の中でもグロいシーンがある映画でも、そこで命を落とす兵士にストーリーがある分、悲惨なシーンが印象付けられますが…「300」の場合、ゲーム・キャラクターの戦闘シーンの延長にしか見えなかった気がする。
まぁ、あくまでも個人的感想ですから。
{a8.net http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=1647209&GOODS_SORT_CD=103}{a8.net http://www.dmm.com/mono/dvd/-/detail/=/cid=n_616wbbay16103}